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ラフ×ラフがじゃんけん大会でAKB48に下克上!ひろゆきにも爪痕残す【UP-T新CM発表会見】

2025.05.01 08:00
提供:asagei MUSE

 まさに大先輩グループたちを蹴散らす勢いだったようだ。

 4月30日、UP-Tの新CM発表会見が開催され、AKB48ら4グループが登場。48ファンにはおなじみの名物企画「じゃんけん大会」も行われ、唯一48グループ外から参加した8人組アイドルグループの「ラフ×ラフ」が見事優勝を果たした。

 5月1日から放送されるCMの発表会にはAKB48のほかSKE48とNMB48、そしてラフ×ラフがイメージキャラクターとして出演。まずはグループの垣根を超えた総勢46人で新CMの「UP-Tダンス」を披露し、会場を盛り上げた。

UP-T新CM発表会見に出席したAKB48

SKE48

NMB48

いつも通りの自己紹介フレーズを披露したラフ×ラフ

 そして迎えた「じゃんけん大会」。かつて幾多の名勝負や大番狂わせでファンを喜ばせてきた名物企画であり、今回は公式からの許可を得てUP-Tプレゼンツで7年ぶりの復活とあいなった。

 優勝すると街頭大型ビジョンでのCM放映権がゲットできるとあって、どのグループも本気モード。ここでラフ×ラフの日比野芽奈がまさかの快進撃を披露したのである。

 1回戦の対戦相手はSKE48の熊崎晴香。6期生の熊崎が2013年のデビューなのに対し、日比野は4歳年下ながら2011年に「みにちあ☆ベアーズ」の一員としてデビューしており、アイドルとしては先輩にあたる。

 しかもじゃんけんについて訊かれた日比野は「私は可愛いからじゃんけんに勝ってこれた」と謎の自信を見せる。ラフ×ラフファンにとって日比野の可愛いアピールは平常運転だが、48ファンにとっては異質に感じられたに違いないだろう。なお出場者4名は各グループのロゴがプリントされたマイクロファイバーバスタオルを羽織っており、これもUP-Tで制作されたものだ。

 熊崎は「本当にグループ背負ってますし。私、自分で一番ついてる女だと思ってる」と自信満々の様子。対する日比野は「もし私が負けたら今日は歌舞伎歩きで帰ります」と宣言し、歌舞伎風に見栄を切るポーズを披露だ。もし負けたとしてもそれはそれで面白いという、いかにもラフ×ラフらしい煽りとなっていた。

「歌舞伎歩き」で見栄を切ってみせた日比野芽奈

 そして迎えた真剣勝負では、日比野がグーで勝利。決勝進出を決めた日比野は「佐久間さんにも悪い顔できないので、今日は絶対勝って帰ろうと思います」と、ラフ×ラフのプロデューサーでテレビプロデューサーの佐久間宣行氏を念頭にコメントだ。

1回戦はラフ×ラフ日比野がSKE48熊崎に勝利!

 もう片方の1回戦では、AKB48の千葉恵里とNMB48の塩月希依音が対戦。千葉が「自分を信じる」と意気込めば、塩月は「計算しないで勘でいきます」と宣言。結果は千葉が見事勝ち抜き、決勝戦はAKB48 vs ラフ×ラフという組み合わせになった。

 そして迎えた決勝戦。千葉が1回戦と同じく「自分を信じて頑張ります」と静かに闘志を燃やせば、対する日比野は自身の衣装がピンクなことにかけて「もし負けたら、変なおじさんしながら帰ります」と、これまた危険な宣言を繰り出す。

まさかの「変なおじさん」を繰り出し、変な空気を醸し出した日比野

 果たして勝負の行方は…、パーを出した日比野が勝利! 一瞬だけ信じられないといった表情を見せつつも、メンバーの元に戻るとハイタッチをしながら大喜びだ。

AKB48千葉に勝利したラフ×ラフ日比野は一瞬、呆気に取られたような表情を見せた

 勝利したラフ×ラフには街頭大型ビジョンでのCM出演権が贈呈され、記念のパネルを手に記念撮影に臨んだ日比野はホッとした笑顔を見せていたのが印象的だった。

UP-Tを運営する丸井織物の宮本智行代表取締役副社長(左)とひろゆきに挟まれて笑顔を見せる日比野

 この後、フォトセッションまでの準備時間には来場したファンを対象としたくじ引きが行われ、“勝利の女神”となった日比野がくじを引く役を担当。サイン入りTシャツが当選したファンはさぞや、日比野の強運に感謝したことだろう。

強運の女神としてくじ引きにも駆り出された日比野。この日の司会は平成ノブシコブシ徳井健太(右)が務めた

◆「UP-Tダンス」にはグループごとの特色を反映

 会見の冒頭で披露された「UP-Tダンス」では、人気振付師の槙田紗子が振り付けを担当。決めの「UP-T!」では両手でTの字を作るなど同じポーズを見せるものの、途中のダンスではグループごとに違う振り付けになっているのが見どころだ。

総勢46名による圧巻の「UP-Tダンス」を披露!

 ラフ×ラフのダンスについて槙田は、「ラフ×ラフさんはグループ名にあるように、笑い・笑顔という感じを入れたくて、ワハハと笑っている動きを入れた」とのこだわりを解説。

 AKB48は王道アイドルとのイメージから、ライブっぽく手を振る動きを取り入れたという。またSKE48はアグレッシブかつアクティブなイメージがあり、大きくてカッコよい動きに。そしてNMB48はヒョウ柄をイメージした動きになっているとのことだ。

決めの振付。これは「UP」を表すポーズだ

今を時めく振付師の槙田紗子がUP-Tダンスの振り付けを担当した

 これまでAKB48がイメージキャラクターを務めてきたUP-TのCMに起用されたことについて、ラフ×ラフのリーダー齋藤有紗は「憧れの48グループさんとご一緒できて、本当に朝から心臓が飛び出そうです。でも今日はラフ×ラフらしく一生懸命頑張りたいと思います!」と意気込んだ。

 各グループの代表者がフリップで回答するトークセッションでは、「最近アップデートしたと思うものは?」という質問に対し、ラフ×ラフの夏目涼風は「グローバル化」と回答。

 おばかキャラで知られる夏目だが、その真意として「やっぱりUP-Tさんを世界に広めたい、グローバル化に突進したいと思いまして」と、なかなか真面目な説明を繰り出す。

 そのうえでゲストのひろゆきに対して「ひろゆきさんって英語得意じゃないですか。だから今日お話しできたらなと思って」と前置きしつつ、「My name is Ryoka Natsume. Are you Hiroyuki, good my friend?」(私の名前は夏目涼風です。あなたは良き友人のひろゆきですか?)とまさかの英語で質問。

 するとひろゆきはすかさず「Je m'appelle Hiroyuki」(私はひろゆきです)と、フランス在住ならではのフランス語で返答。だが夏目はひるまずに「ナイスナイス~!」と反応し、これにはひろゆきも思わず苦笑いを見せていた。

「今年、UP-Tで作ってみたいアイテムは?」という質問では、各グループの回答からひろゆきが“商品化するとしたら”という観点で優秀なものを選ぶという流れに。AKB48の山内瑞葵は前髪ピン、SKE48の大村杏は自分の名前が入ったのぼり、NMB48の桜田彩叶はネイルチップと模範解答が並ぶなか、ラフ×ラフの藤崎未来はまさかの「トイレットペーパー」だ。

 そのココロは「嫌いな人の顔を印刷して『そいつで拭いてやる!』とかができます!」とのこと。ひろゆきが「ちなみにメンバーだと誰の顔で作りますか?」と訊ねると、「さっき写真撮ってって言ったら『え、無理』と言ってきた日比野で!」と即答し、会場の笑いを誘った。

 これにはひろゆきも「現実的なのはネイルチップだけど、アイデア商品として話題になるのはトイレットペーパーかな」と評価。バラエティ力に定評のあるラフ×ラフが、48グループを相手に実力を発揮する場面となった。

藤崎未来提案のトイレットペーパーはひろゆきに刺さっていた。夏目涼風はグローバル化でアピール

◆初のテレビCMにメンバーも大興奮

 新CMについてラフ×ラフの永松波留は、「私たち実は、ラフ×ラフ全員のテレビCMは今回が初めてなんです」と説明。そのうえで「私たちグループ自体がすごく個性があるので、ラフ×ラフというグループを通して、このUP-Tさんのコンセプトにも沿って盛り上げていけたらなと思います」との自信も垣間見せていた。

 発表会後の囲み取材にて、ラフ×ラフの藤崎未来は「学生はクラスTシャツ制作が毎年あると思うのですが、その時にも誰でもやりやすいし、ネットを見ればやり方が分かって誰でも絶対にTシャツを作れるので、UP-Tさんはやっぱりすごいなと思います」と、お見事な模範解答。「自分にはセンスがないと思っている人でも、自分の表したい個性をここで発揮させられると思うので、ぜひ使ってほしいです」と、宣伝役を完璧にこなしていた。

 ひろゆきとの共演について日比野は、「ひろゆきさんと言えば、着座でお話しているイメージがあるので、今回の共演を通じてサイズ感を知れた」と斜め上からの感想をドロップ。

 さらに「横顔のイメージがあったから、(今日は)360°見れるのでフィギュアみたいに舐め回すように見てしまったんですけど、生身のひろゆきさんにお会いできてうれしかったです」と、独特なコメントを繰り出した。

不慣れなダンスを披露するなど、新CMにも出演しているひろゆき

 そんなメンバーたちの反応が印象に残ったのか、当のひろゆきも推しグループについて問われると「なんだかんだアウェイな状況でひたすら爪痕を残そうとして、ちゃんと残せたラフ×ラフ」と評価。これには日比野も「涙出そう。嬉しい! ひろゆきさんにありがたい言葉をいただけて、なんかすごい自信つきました。メンバーにすぐ報告します」と喜びを爆発させていた。

UP-Tの新CMは全国を対象に5月1日から放送

(取材:森山結衣/撮影:Issey Nakanishi)

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