『あさイチ』窓に“ボタン”のようなものが… その中身に驚き「言ってよ」「知らなかった」

2025.04.29 17:30

提供：Sirabee

22日放送の『あさイチ』にて、窓や網戸の不調が自分で直せるワザを紹介。博多大吉は思わず「修理業者さんから恨まれません？」。

22日放送の『あさイチ』（NHK）にて、窓の不調をドライバー1本で簡単に直せる方法を紹介。MCの博多大吉らも驚きの声をあげた。

窓や網戸、鍵の不調を調整

この日の番組では、来週からの大型連休中にやっておきたい家の片付けやメンテナンスについて特集。

窓や網戸が開けにくい、閉めにくい、さらに窓の鍵が締めにくいという不調を感じながらも、どうすればよいのか分からず、とりあえず力任せに動かしているという人も多い。

しかし、窓ガラスなどの卸売り、施工会社に勤務する今井雄三氏によると、窓の不調はドライバー1本で直せるという。

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窓は「歪むことが前提」

多くの家は木でできているが、木は湿気や乾燥などによって膨張したり収縮したりするため、今井氏は「歪まない家はない」と話す。なかでもとくに歪みが出やすいのが窓枠であり、そのため窓はもともと、歪むことを前提に作られているとのこと。

窓枠が歪むことで窓も傾いて動かしにくくなる。そこで、まずは窓を少しだけ開けて、隙間からの光の漏れ方で窓が左右のどちらに歪んでいるかをチェック。例えば上部が狭く、下部が広くなっている場合には、窓が右下がりに傾いていると判断できる。

“ボタン”をチェック

窓のサッシには、下部の左右に戸車が付いている。戸車にはネジがあり、このネジを調整することで戸車の高さを上下させ、歪みを調整できる。

まず、サッシの下部の横面を見ると、まるでボタンのようなキャップが上下に2つ並んでいる。その下の方のキャップを外すと、戸車を調整するネジが見える。

ネジは右に回すと戸車が下に降りて窓が持ち上がり、左に回すと戸車が上がって窓が下がる。左右の戸車の高さを調整して窓枠に対する傾きを直せば、引っかかることなく開閉できる。

これにはゲストの浜島直子も思わず「あるんだ！　えー、言ってよ～！　知らないよ～」とこぼし、大吉も「あんなの、業者さんじゃないと開けちゃダメというか...」と驚く。

鍵や網戸の調整は...

さらに、よく見るタイプの半円形の窓の鍵（クレセント錠）も、歪みによってかみ合いが悪くなり、鍵がかけられなくなることも。

今井氏によると、鍵の上下のカバーを動かすと見える調整用のネジ（カバーがなくネジがむき出しのものもある）を緩めることで鍵を上下に動かせるため、位置を調整することで開け閉めしやすくできる。

また、網戸にも戸車があり、高さを調整できる。さらに窓枠の桟の中央部が重力で下がり、網戸が引っかかることも多い。この場合、網戸の枠の上部左右にある「外れ止め」を確認し、高さ調整用のネジを回して1ミリほど下げることで引っかかりをなくせる。ただし、外れ止めを下げ過ぎると強風などで簡単に網戸が外れてしまうため、下げ過ぎないよう注意が必要だ。

こういった窓の調整を専門の修理業者に依頼すると、出張費を含めて料金が2万円ほどになるケースもあると聞き、大吉は「修理業者さんから恨まれません？　それがちょっと心配で...」と苦笑していた。