橋本環奈“鷹央”が出張診断へ、水神様の祟りの謎を解き明かす＜天久鷹央の推理カルテ＞

2025.04.30 13:04

橋本環奈主演のドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系／TVerにて配信)の第2話が4月29日に放送された。主人公は、医学的な知見と診断能力を武器に謎多き事件や現象を鮮やかに解決する天才診断医・天久鷹央(橋本)。第2話は、鷹央が水神様の祟りの謎に迫った。(以下、ネタバレを含みます)

新感覚の本格医療ミステリー

同作は、驚異の知能を誇る診断医が、頭脳と圧倒的な知識や洞察力を駆使し、不可解な症状や難事件を解き明かしていく本格医療ミステリー。ベストセラー作家・知念実希人氏の同名小説が原作で、これまでさまざまな話題作を手掛けてきた浜田秀哉氏が脚本を担当。

「世界のあるゆる病を私は診断できる」。そう豪語する“医師にして名探偵”の鷹央。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いの天才診断医・天久鷹央を橋本が、鷹央の相棒である内科医・小鳥遊優を三浦翔平、鷹央の叔父で院長の天久大鷲を柳葉敏郎が演じる。

前例なき症状に興味を抱く鷹央

「水神様が私を殺そうとしている！」と錯乱状態で泣きわめく天医会総合病院・精神科の通院患者・水原真樹(森山未唯)が、救急搬送されてきた。その症状はまさに奇奇怪怪。真樹の腕には、何者かに強くつかまれたかのような“無数の手形”が浮かび上がっていた。

前例なき症状に興味を抱いた統括診断部の天才医師・天久鷹央(橋本)は、自らが診断すると主張。だが、天敵である精神科部長・墨田淳子(凰稀かなめ)に阻止され、診断と治療は精神科に一任されてしまう。

水神様の祠へ向かう一同

それでも妥協できない鷹央が、真樹の母・水原真知子(斉藤由貴)に話を聞くと、水神様は水原家を祟り続ける“いわくつきの神様”であることが判明。同家は井戸を擁する祠を作り、代々祭ることで事なきを得てきたが、真知子が恒例儀式を取りやめた途端、真樹に異変が現れたという。

全ての鍵を握る水神様の謎を解き明かすべく、鷹央は内科医・小鳥遊優(三浦)と研修医・鴻ノ池舞(畑芽育)も巻き込み、水神様の祠へ。ところが突如、鷹央が井戸の中へ吸い込まれていく。そして真樹の体にも、常軌を逸した新症状が発現する。

水神様の祟りの謎が解き明かされる

その後、鷹央は墨田らを連れて再び水神様の祠へ向かう。そして鷹央は「井戸水に祟りが溶け込んでいる」と言う。井戸水にヒ素が溶け込み、慢性ヒ素中毒に陥っていたというのが鷹央の見解であった。しかし、真知子は真樹が井戸水を一切飲んでいなかったことを伝える。原因は慢性ヒ素中毒ではなかったのだ。

病院へ戻ると、真樹がベッドの上で水を吐いていた。鷹央は小鳥の一言からひらめき、真樹が心タンポナーデであること、そして水神様の祟りの正体が全身性エリテマトーデスであることを解き明かす。

また、真樹の腕に付いていた手形は光線過敏症の症状によるもので、真樹自身の手形が付いていたのである。真相が判明し、鷹央は真樹に治療を約束するのであった。

「祟り」という怪奇現象の正体に迫った第2話。SNSでは、「祟りや昔話の怪奇を科学的に調査して解決していくのがめちゃくちゃ面白かった」「1話に比べファンタジー色があり、謎解きのファクターも増えて楽しめた」とストーリーに引き込まれたという声や、「祟りじゃあ～って言ってる鷹央かわいかったな～　言いたいだけでしょってことりに言われてるのも好き笑」と鷹央の言動をめでる声が飛び交った。

番組ラストでは、大鷲に呼び出された鷹央。大鷲は別の病院で殺人事件が発生したことと、容疑者が鷹央の姉・真鶴(佐々木希)であることを鷹央に伝えるのであった。SNSでは「衝撃のラストすぎる」「犯人は姉ちゃんだってホント!?」「ラストが衝撃的すぎてもう3話が観たい…笑」と驚きとともに期待する声が上がっていた。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部