

高橋健介オトナ化計画【第8回】出演中の舞台は緊張が続きながらも「楽しめている」大阪での大千穐楽への意気込みも

「WEBザテレビジョン」でリニューアルスタートした俳優・高橋健介の連載企画「高橋健介オトナ化計画」。オトナを目指して「週刊ザテレビジョン」でさまざまな体験をしてきた高橋が、さらなるレベルアップのために資格や検定などに挑戦する。第8回は、絶賛上演中の「1789 -バスティーユの恋人たち-」が開幕してからの心境や裏話をゲネプロの写真と共にお届け。さらに、5月23日(金)から実施されるコラボホテルの情報や9月開催のイベントについてなど、下半期も忙しくなりそうな高橋の近況についても話を聞いた。
お客さんのリアクションに「始まったんだな」という感じ
──ミュージカル「1789 -バスティーユの恋人たち-」が開幕しましたが、いかがですか?
なんだかんだいまだに緊張していますね。連日、歌の先生や演出助手の方が観に来てくれて、ダメ出しもしてくれて。毎回、慣れないように、飽きないようにと必死でやっているのでずっと緊張しています。
──開幕した実感はありますか?
はい。舞台はお客さんがいて完成するものなので、そういう意味ではお客さんに観に来てもらっていろいろなリアクションをいただいくと、「始まったんだな」という感じがします。毎回新鮮な気持ちでいるようにしているとはいえ、稽古期間はスタッフも含めてずっと経過を見ている人ばかりなので、「初めて見る人にはこういうふうに見えるんだ」ということを知ることができるのは、やっぱり幕が開いたからこそ。お客さんの声の中には、もちろんいい意見もあれば悪い意見もあります。でも僕は、その声のなかからプラスにできるものはプラスにするし、マイナスなことは無視できるタイプなので(笑)。
──実際にもらった声で特にうれしかったものや、発見などがあれば教えてください。
家族や昔から僕のことを知っている方は、こういう作品で僕がソロナンバーを歌っているということに喜んでくれていて。それはうれしかったですね。あと、僕は今回ヒール役。お客さんからは「健介くん、あんな役もできるんだ」という声が多いですが、高校の後輩には「別に驚きません。むしろ合っているんじゃないですか」と言われました(笑)。
──そんな反響も含めて、今のところ楽しめていそうですね。
はい、お芝居に関しては楽しめています。この間、僕がピンスポライトで照らされているシーンで、ちょっと普段よりも相手に近づいてみました。いつもと違うことをしてしまったので、終わったあとに照明さんに謝りに行ったら「あのシーンはピンで追っているから全然問題ないよ。驚いたけどね」と言われて。たぶん、「事前に言っておいてほしかった」という思いも込められていたと思いますが(笑)。本番が始まっても、そうやっていろいろなことを日々試したりして。楽しめています。
──では、歌はいかがですか?
歌は日々成長ですね。僕とフェルゼン役の小南光司とラマール役の俵和也さんの3人が同じ楽屋ですが、和也さんが今作のボーカルリーダーで。毎日、楽屋で歌って、和也さんに「大丈夫。行ってこい!」って言ってもらうということをしています。
──しっかり毎日確認しているんですね。
はい。あと先日、岡幸二郎さんが観に来てくれました。お礼の連絡を入れたら、最後に「そういえば、あそこの歌、こうしたらもっとよくなるっていうのを伝え忘れた」と言ってくださって。「また今度教えてください」って言うのは違うじゃないですか。明日以降も公演はあるのに。だから、その日の夜電話して教えてもらいましたが、それでもやっぱり分からなかったので「ちょっとカラオケ付き合ってくれません?」と言って、カラオケに行って指導してもらいました。
──舞台の裏ではどんな感じで過ごしていますか?
それこそ和也さんにはすごいお世話になっています。僕と小南は本当にヤンチャなので、ふたりして楽屋で横になったりしていますが、和也さんは文句も言わず、そんな僕らをそっと避けて通ってくれて。和也さんが同じ楽屋でよかったなといつも思っています。あとは、いつもロワゼル役の宮下雄也くんが僕らの楽屋でご飯を食べています。「今日、こんなことしてみてよ」って無茶なアドリブの提案をして「それは無理やろ」って返されるというやりとりをして、リラックスしています。
──本番では緊張感を持ちつつ、裏ではリラックスしてと、いい雰囲気で過ごしているんですね。では残りの公演への意気込みを聞かせてください。
現状に満足することなく、引き続き、日々一歩でも前に進んでより良いものを作り続けられるようにします。東京公演のあとには大阪公演もあるので、大阪で無事に大千秋楽を迎えられるように頑張ります。
ミュージカルやライブなど2025年は歌の年に
──9月に「My Bestie Dream Stage with Sanrio characters 2025」と「ULTRAMAN MUSIC LIVE ~ウルトラマン魂2025~」という2つのイベント出演が発表されましたね。
そうなんですよ。なんかライブが重なっちゃってアーティストみたい(笑)。やばいですよ。「ULTRAMAN MUSIC LIVE」のほうは、僕がまだ歌を本格的に始める前に録っていた曲を歌うことになると思うので、当時から知ってくださっている方には、歌唱力もしっかり見せたいと思いますし、10年経った大空大地が今その曲を歌う意味みたいなものもちゃんと伝えられたらと思っています。サンリオのほうは、キティちゃん(ハローキティ)とコラボします。キティちゃんは、サンリオのキャラクターのトップみたいなイメージがあるので、しっかりイベントの先頭を走れるように頑張りたいと思います。
──ミュージカル「1789 -バスティーユの恋人たち-」もありますし、2025年は歌の年ですね。
そうなんですよ。「阿波とくしま観光大使」にも就任したので、はなわさんに徳島県の歌を作ってもらいたいなぁとか、ちょっと思ったりもしています。
──いいですね。徳島といえば、「高橋健介メモリアルフォトブック(仮)」の発売を記念したホテルコラボ企画「高橋健介コラボルームin徳島」が予約受付中ですね。
コラボルームって、よくあることなのかと思っていましたが、ファンの反応を見ていると、みんな「とうとう」みたいな反応もあって。「あ、意外なことなんだな」と気付きました。コラボルームに宿泊したお客様には、「カッコいい」でも「面白い」でも「かわいい」でも何でもいいので、とにかく「来てよかったな」と思ってもらえたらなと思います。
あ、そうだ! 今日たまたま見かけましたが、コラボルーム期間中に、新木宏典さんがファンクラブのイベントで香川ツアーをするみたいで(「新木宏典 OFFICIAL FANCLUB 発足記念バスツアー in 香川」)。荒木さんのファンには、ついでに「高橋健介コラボルームin徳島」にも来てほしい。……ということを書いておいてください!
──はい。コラボルーム期間中という話でいうと、5月31日には徳島・あすたむらんど徳島で行われる「2025四国放送まつり」の出演も決まりました。
そうそう。チラシを見たら僕以外は全員「ライブ」って書いてあって、僕だけトークショーなんですよね。どうしよう。パワーポイントで資料とか作っていったほうがいいいのかなと(笑)。なんとかなるとは思っていますが、やっぱり僕のことを知らない人もたくさん来ると思うので、そこでどう時間を持たせるかは考えないと、と思っています。(マネジャーに向かって)どれくらいの時間でしたっけ?
(マネジャー)15〜20分くらいだと思います。
なんだ〜! なんだ、じゃあ余裕だ(笑)。すみません、「どうしよう」とか言って。15〜20分なんてアニメ1話見るよりも短いですから。皆さんに楽しんでもらえるようにいろいろと考えておきます。
自分きっかけで人の輪が広がることは「オトナになったからうれしく思える」
──ミュージカル「1789 -バスティーユの恋人たち-」でいっぱいの日々だと思いますが、最近オトナになったなと感じた出来事があれば教えてください。
ロングラン公演のおかげで、生活リズムがよくなっています。動きだけで言うと、そんなに体力は使っていません。めっちゃ踊るとかでもないし。だけどやっぱり緊張感もあるし、毎日帰るとぐったりして、割と24時前には寝ちゃって。朝は大体8時くらいに起きて、朝ドラ(NHK連続テレビ小説)を見ています。今、この取材もカフェのテラス席で受けていますから。オトナってこういうことなのかなって思っています(笑)。
──オトナかどうかは分からないですが、規則正しい生活は体にいいですよね。
はい。あと、オトナになったからうれしく思えるんだろうなということがあって。東ともひろさんという、いつも僕のイベントのMCをやってくれる友達と、僕が毎回イベントに呼ぶ山内涼平という後輩が、最近僕抜きでゴルフに行っています。僕つながりで出会った2人が、僕抜きで遊ぶほど仲良くなっているのがうれしいなと思いました。別の日には、はなわさんから急に黒羽麻璃央さんとの2ショット写真が送られてきて。その2人も僕のバースデーイベントをきっかけに知り合いましたが、その日はばったり会ったらしくて。そういうのは、自分をきっかけに人の輪が広がっている感じがしてうれしいですね。僕抜きで遊ぶことがもっと増えたら、ちょっと寂しいですけど(笑)。
──では他に、告知などがなければ終わりにしようと思います。
あの! 告知じゃないですが、ちょっと最近悩みがあって。年齢的に結婚式に招待される機会が増えるわけで。招待状が届きますが、今まで一度も締め切りまでに返せたことがないです。毎回必ず「どう?」って連絡がきちゃう。スケジュールが見えていなくてすぐには返せないという理由もありますが、いつも「今回こそ早めに返信しよう」と思いながら一度たりとも間に合ったことがない。これは悩みというよりも頑張りたいことですね。
──結婚式の招待状を期日内に返送できるというオトナ化、楽しみにしています。
頑張ります。
◆取材・文=小林千絵 スタイリング=石橋修一 ヘア&メーク=yuto 衣装協力=TOOCO、United Athle、luxfort、SunKu
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
小森純が暴露、売れっ子時代の最高月収にスタジオ騒然「桜新町にマンションを購入した」ENTAME next
-
#Mooove!の最年少18歳・石原さき、天使と小悪魔衣装で見せるまばゆい白肌「18歳にしてはちょっと大人っぽい」Deview
-
“令和の峰不二子”阿部なつき、合同就職説明会の公式アンバサダーに就任「私がどんな戦略でここまで歩んできたか見て」Deview
-
格闘技イベント『RIZIN』を盛り上げる「2代目RIZINアンバサダー(仮)」を募集中Deview
-
とろサーモン久保田、復帰番組で語られなかった「ウエストランド井口の予言」と「パンサー向井の激怒事件」ENTAME next
-
「この喜びを1番最初にみんなに伝えたかった!」三宅健、井ノ原快彦との再会を報告ENTAME next
-
ラフ×ラフが“下剋上” 7年ぶり「AKB48じゃんけん大会」で優勝WEBザテレビジョン
-
素潜り漁師マサルが手掛けるマグロジャーキーが特大セール!?らいばーずワールド
-
渡邊渚「今空っぽなんです」今後やりたいこと回答も不安吐露モデルプレス