

高知県警、「エッホエッホ」を有効活用して話題に 「ここまで来たか…」とネット民驚愕
高知県の交通情報板に、突如出現したネットミームが話題に。「ようやく高知に流行が届いた」と、話題になっている。
ゴールデンウィーク中は、交通量が急増。普段以上に、安全運転に注意したいものである。
現在X上では、高知県内で発見された交通情報板の内容に、称賛の声とツッコミが上がっているのをご存知だろうか。
交通情報板に見慣れたフレーズが...
今回注目したいのは、Xユーザーのハチコさんが投稿したポスト。
「エッホエッホ、やっと高知が1周遅れまで追いついてきたって伝えなきゃ」と意味深な1文が綴られた投稿には、道路上に設置された電光の交通情報板の写真が添えられている。

そして、こちらの情報板には「エッホ! エッホ エッホ! エッホ GW中は」「慌てない慌てない 一休み」「一休み って伝えなきゃ!」というフレーズが表示されていたのだ。
「高知は流行が遅い!」「このタイミングで正解」
「エッホエッホ」と言えば、メンフクロウのヒナが草の上を走っている写真と共に「エッホエッホ、○○って伝えなきゃ、エッホエッホ」という構文を使用したネットミーム。
https://twitter.com/expo2025_japan/status/1894657983088660791
今年2月末ごろからXを中心としたSNSで大きな人気を博し、「Expo2025 大阪・関西万博」「ポケモン情報局」など様々な公式アカウントによるパロディ投稿も大きな話題に。その瞬間風速は凄まじく、一時期のXは「猫も杓子もエッホエッホ」のような盛り上がりを見せた。
https://twitter.com/poke_times/status/1895323046795227152
そんな「旬をやや過ぎたネットミーム」が表示された交通情報板だが、X上で多くのユーザーの注目を集めている。
ユーザーからは「警察にもエッホエッホのミームが浸透しているのか!」「むしろ、ちゃんとネットミームをキャッチしていて偉い!」「なんで高知県は、流行りがこんなに遅いんだ!」「ミーム最盛期に表示してたら、他に埋もれていたかもしれないので、これはこれで正解かもしれない」「エッホエッホも、ついにここまで来たか...」といった具合に、驚きと称賛の声、ツッコミが多数寄せられていた。
ポスト投稿主・ハチコさんに話を聞くと、こちらの情報板は高知市内で発見したものと判明。

発見時の感想については、「今時分に『エッホエッホ』は随分遅いと思いましたが、地元の高知県警がさらに『一休さん』のネタを絡ませた文面を作ってくれたのが嬉しかったです」と、振り返っていた。
そこで今回は、「エッホエッホ」の詳細をめぐり、交通情報板を管理している高知県警察に話を聞いてみることに。
担当者は「心と時間に余裕を持って」呼びかけ
高知県警・交通企画課によると、件のフレーズは26日から表示が始まったもので、ゴールデンウィークに合わせた6日に終了を予定しているものと判明。県内で、15カ所の案内板に表示されているという。
https://twitter.com/YellowPigeons/status/1915997272254632135
「エッホエッホ」を使用した経緯について、担当者は「ゴールデンウィーク中の、交通事故防止が目的です」「多くの人の目に留まり、交通安全の意識を高めてもらうよう、SNSで反響が大きい『エッホエッホ』のフレーズを使用しました」と、説明している。
結果として、Xを通じて県内どころか全国に拡散されるほど話題となっているため、高知県警のねらいは正しかったと言えるだろう。
また、高知県警の担当者は「ゴールデンウィーク中は普段行かない場所や不慣れな道の運転、長距離運転の機会が増えます」「心身ともに疲労していたり、時間に遅れそうな状態で焦ってしまうと、安全運転の注意力が低下し、交通事故の可能性が高まってしまいます」「心と時間に余裕を持って、適度な休憩をとりつつ、気をつけて運転して頂きたいです」と、注意を呼びかけていた。
もちろん、こうした注意点はゴールデンウィークに限らず、常日頃の運転から気をつけたいもの。運転中は渋滞などのストレスでイライラしがちだが、そんな時は心を落ち着かせる魔法の呪文「エッホエッホ」を唱えてみてほしい。
執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
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