

春高バレー出場・蒔埜ひな、ストイックすぎるスポ根少女がグラビアデビューした理由
デビューは昨年の7月ながら、バレーTikTok動画がたびたびバズっている蒔埜ひな。高校時代、春高バレー出場経験を持つ生粋のバレー少女だ。小学校からスポーツ一辺倒の生活を送っていた彼女が、グラビアデビューを果たしたのはなぜなのか。本人に、話を聞いた。
――蒔埜さんと言えばバレー動画がバズっていますが、そもそもバレーを始めたのはいつなんですか?
蒔埜 小学2年生からです。初めはただただ楽しんでいたんですが、次第に本気でやりたいなと思うようになり、小学4年生の時に強豪クラブに移籍しました。
――ご両親やご兄妹もスポーツ経験がおありだったんですか?
蒔埜 お父さんは本当に運動神経がよくて、サマースポーツからウィンタースポーツ、バスケ、サッカーなど全部できるんですよ。お兄ちゃんは全国高校サッカーに出場していて、弟も春高バレーに出場しています。家族みんなスポーツが好きでしたね。
――では、幼い頃はお父さんがコーチをしてくれたり?
蒔埜 うちは自営業で大きな倉庫があったのですが、中学生のときはそこで練習していました。お父さんが車と車の間にネットを張ってくれて、苦手なレシーブやサーブカット、スパイクの特訓を。でも、地面はコンクリートで転んだら血が出るので滑れなくて……(苦笑)。
――スポ根アニメのような状況ですね。学校での練習はいかがでしたか?
蒔埜 中学校は強豪だったのできつかったです。本当に吐くような練習で。毎朝5時半に体育館の鍵を開けて、授業が始まるギリギリまで練習。もちろん授業が終わった後も練習。土日に体育館を借りられた場合は午前練、午後練と、1日中練習していました。思い出しただけでも胸がぎゅってなるので、思い出したくないです……(苦笑)。
――そんなにハードだったとは……。休みはなかったんですか?
蒔埜 3年生の時に、学校が週1休みと昼寝を推奨し始めたので休みができたんですけど、それまではずっと練習がありました。
――大きな大会の後も休みなしですか?
蒔埜 優勝したときだけ休みをもらえていました。でも、結果が悪いとなくて、準優勝でも休みなしでした。
――何が何でも優勝したくなりますね。
蒔埜 本当に!当時は顧問の先生のことが怖かったんですが、今思うとためになることばかり教えていただきました。恩師ですね。私の代では春夏秋冬、新人戦、四国大会も優勝できましたし、いい思い出です。
――すごい成績ですね。高校にはバレー推薦で行ったんですか?蒔埜 はい。いくつか推薦をいただいたのですが、実際に行った高校は、その世代の選抜メンバーが集まっていて。入学時から技術はどこの高校より高かったと思います。
――実際に春高バレーに出場されています。
蒔埜 春高への道を開いてくれたのは先輩たちでした。先輩たちがいなかったら私たちの代は行けてなかったと思います。私は1年生のときから出場していましたが、レギュラーではなくピンチサーバだったんです。結局、春高には3年連続でピンチサーバーとして出場しました。
――レギュラー入りはできなかったと。
蒔埜 中学2年生の頃にスランプに陥ってしまって抜け出せなかったんです。
――選抜入りもされていたということですから、当時、四国のバレー界では有名だったのでは?
蒔埜 全然そんなことなかったです。これだけは本当に強調したいんですけど、バレーは本当に上手じゃなくて、やる気だけでのし上がってきたタイプなんです。周りが本当に上手で、いたたまれなさみたいなのもあったぐらいで。ただ、私自身ベンチの時代もあったので、コートに立てない人の気持ちも考えたら、責任を持ってコートに立つべきだと思って、堂々としていました。
――そんな小学校から高校までバレー一色の生活を送りながら、高校卒業後は芸大に進学されます。これはなぜですか?
蒔埜 バレーを引退したあと、美術部に仮入部させてもらったんです。小さい頃から自分で何かを創作すること、アートにずっと興味があって。学校の成績も5科目はダメだったんですが、美術と音楽と体育だけは5だったんです。放課後、毎日デッサンをしていたら、どんどん好きになって、芸大に進学したんです。
――芸能界を意識したのはその大学進学後ですか?
蒔埜 もっと早く、中学生の時ですね。その頃、自信がなくて内気になってしまったんです。そんな時に兄が『グレイテスト・ショーマン』を見せてくれて。それをきっかけに「エンタメってすごい! 自分もこうなりたい。人を感動させたい」と思うようになり、芸能界を意識し始めました。
――2023年にはミスコンテスト「ミスオリエンタル」で見事8冠に輝きました。
蒔埜 当時はオーディションに応募しては落ちるという日々が続いていて、「これが最後」と決めて受けた大会だったので、すごく嬉しかったです。
――その後、グラビアデビューも果たされますが、最初水着に抵抗はありませんでしたか?
蒔埜 グラビアをやった方がいい理由を丁寧に説明していただいていたので、全くなかったです。
――初グラビア、印象に残っている思い出はありますか?
蒔埜 現場はすごく楽しくて、本当に初めてなのかなという感覚でした。でも、雑誌を見ると表情が硬かったので、楽しみながら緊張もしていたんだなと思いました。
――この先、やってみたいグラビアはありますか?
蒔埜 雪グラビアです。水着姿なのにマフラーを巻いてブーツに手袋という、寒そうだけど暖かそうというギャップが好きなんです。
あと、以前に池田エライザさんの写真集がすごいと聞いて、買ったことがあるんです。見たら本当にすごくて、「女子でも悩殺される」と思いました。私はまだ幼さが全面に出てしまうので、大人っぽい撮影に憧れるんです。池田エライザさんのように女性にも受けるグラビア表現ができるようになりたいです。
――俳優としても活動されていて、映画『お嬢と番犬くん』に出演されていました。将来は俳優として活躍したい気持ちが強いですか?
蒔埜 以前はそう思っていたんですけど、今はグラビアを楽しんでいる自分もいるので、グラビアも頑張りたいです。その先で役者の仕事が増えていけばいいなと思っています。
――デビュー2年目、2025年の目標を教えてください。
蒔埜 いっぱいあります!まずは地上波のドラマ出演。これは年内には叶えたいです。あと、TGS(東京ガールズコレクション)出演と、バレーのアンバサダー。いまは自分の経験を増やしたいので、恐れずにいろんな世界に飛び込んでいきたいなと思っています。
▽蒔埜ひな(まきのひな)2004年2月12日生まれ、高知県出身。趣味・特技はカメラ、絵を描くこと、ピアノ、バレーボール。小学校2年生でバレーを始め、高校時代は春高バレー、インターハイに出場。2024年7月にデビュー、『週刊プレイボーイ』『ヤングガンガン』『FLASH』などでのグラビアが話題に。3月14日公開『お嬢と番犬くん』に出演中。6月13日公開『青春ゲシュタルト崩壊』にも出演が決定し、役者としても活躍中。
蒔埜ひな公式Xhttps://x.com/heedacha
蒔埜ひな公式Instagramhttps://www.instagram.com/heedacha
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