my fav新シングルは「犬ペンギン。」、謎の動物ソングは「私たちとファンの方々の関係を歌った曲でもあります」

2025.04.14 19:00

アイドルグループ、my favが4月14日(月)にデジタルシングル「犬ペンギン。」をリリースする。新生ラストアイドルとしてデビューし、2024年6月にmy favへと改名。現在は川又あん奈、黒瀬梨花、園田一花、田中美帆、西村瑠香、古松華の6名で活動を行っている。「犬ペンギン。」はグループにとっては8作品目のニューシングル。前作「しろくろぱんだ」に続くユニークな動物ソングのポイントをメンバーに聞いた。

「犬ペンギン。」から想像しにくい疾走感＆爽やかソング

――「犬ペンギン。」、仮歌を聴いたときの感想はどうでしたか？

川又：面白いなって思いました。「犬ペンギン？なに？？」と思ったんですけど、曲を聴いたら面白くて。そう来たかって思いました。曲名からは想像していなかった爽やかさがあって、意外と疾走感もある。

古松：私も曲名を聞いたときはくすっと笑ってしまったんですけど、メロディーがすごく爽やかで、疾走感があって、この曲好きだなって思いました。「トコトコトコトコ」とか「パタパタパタ」とか、犬ペンギンのかわいさを擬音で表している感じがすごく楽しいです。

――犬なのかペンギンなのか、それとも犬ペンギンなのか。曲名からは謎ですね。

田中：まだ披露していないので、どんな曲なんだろうってファンの方はだいぶ困惑しているみたいです(笑)。

園田：たぶん思っているのと全然違いますよ。ライブのときまで楽しみにしていてください。

トコトコパタパタのダンスは運動量多め

――曲のアピールポイントはどんなところですか？

西村：犬のかわいさとペンギンのカッコよさが入っていて…。

田中：ペンギンのカッコよさ？(笑)

西村：みたいなとこがあって(笑)。メロディーにギターが入るカッコいい部分があって、それとかわいいの混ざり方が好きだなって思いました。

園田：前の「しろくろぱんだ」はフレーズで聴かせるかわいい系でしたけど、今回は歌がかわいくて、ダンスも一見簡単そうだけど、けっこうパタパタしてて、一生懸命ピョコピョコ飛んでて、わりと運動量の多い曲なんですよ。

――見るのが楽しいダンスのようですね。

古松：“トコトコトレイン”がやっていても楽しいし、見るのはもっと楽しくて、かわいいと思ってもらえると思います。

黒瀬：振りは簡単なので、ファンの方も一緒に真似して踊ってもらいたいですね。

メンバーを動物に例えると？

――動物系の曲にちなんで、メンバーを動物に例えるとどんな動物になりますか？

古松：(西村)瑠香ちゃんはアルパカ。なんか髪がふわふわしているから。

田中：ああ～分かる。ふわっとしていて、上品なアルパカって感じ。

川又：(黒瀬)梨花ちゃんは、うさぎ。　

黒瀬：寂しがり屋だから？

川又：そんな感じ(笑)。1人になると寂しそう。

西村：(川又)あん奈ちゃんは逆で、犬。トイプードルとかの小型犬。ずっと走っているから。

田中：やっぱアクティブだよね。いっつも笑顔で口角が上がっているイメージ。

――田中さんはどうですか？

古松：白鳥？かわいくて綺麗な感じ。

田中：ええ、うれしい。

園田：けっこうしゃべるタイプの鳥。

田中：それは白鳥じゃない(笑)。

川又：上品にしゃべるインコで(笑)。

田中：(古松)華ちゃんはミーアキャット。いつも走っているから。動きが似ていて、顔も似ていると思う。

西村：ミーアキャットってなんかうるさいみたいだよ(笑)。

――最後の園田さんは？

古松：猫、ペルシャ猫みたいな。

田中：目が印象的だよね。

古松：あとツンデレ。

西村：転がったりしている。

園田：確かにそんな感じです(笑)。

――それぞれ面白いイメージですね。動物シリーズとして、動物に例えたメンバーの気持ちを歌うような曲を聴いてみたいです。

古松：かわいい曲が続いているのと、my favにはまだ超カッコいいという曲がないんですよ。チーターとかカッコいい動物の曲があったらいいなって思います。

大事に歌った「ペンギンさん」

――かわいく歌うために、レコーディングではどんなことに気をつけましたか？

黒瀬：私は緊張すると腕をパタパタさせちゃう癖があって、それがペンギンみたいだねって言われたことがあるんですよ。だからそのときの気持ちのまま、ちょっと甘えたいとか、かわいく見られたいみたいな気持ちで歌いました。

古松：かわいい曲だけど、ちょっと感じるカッコよさも大事だからとレコーディング前に言葉をいただいて、箇所箇所では何度もテイクを繰り返して頑張りました。そういうところも聴いて、感じていただけたらなと思います。

――「犬ペンギン。」の歌割りはどんな感じですか？

園田：今回、そこが面白いんです。今までの曲だとサビは全員で歌うことが多かったんですが、「犬ペンギン。」は西村瑠香ちゃん、黒瀬梨花ちゃん、川又あん奈ちゃんの3人と、田中美帆ちゃん、古松華ちゃん、私の3人に分けて歌っています。ソロももちろんあるんですけど、いつもと違う声の聴こえ方というのではサビに一番注目してほしいです。

黒瀬：私は冒頭をソロで歌っていますが、そこの「ペンギンさん」という部分を何度も録り直しました。疾走感のからかわいい歌詞に切り替わる部分なので、どんな風に歌ったらいいのかなって。最初は歌唱力を使った感じの歌い方をしていたんですが、そうすると言葉のタメのようなものがすごく難しくて。苦戦していたら、「もうちょっとかわいいさを入れて、素のままでいいよ」とアドバイスをいただいて。そのおかげで力を抜いて歌えるようになりました。すごく大事に録った部分なので、耳を澄まして聴いてみてほしいです。

――リリース、初披露に向けてメッセージをお願いします。

古松：「犬ペンギン。」は、じつは私たちとファンの方々の関係を、犬とペンギンのよさ、人懐っこい感じだったりに例えて歌っている曲でもあります。そういう風に置き換えて歌詞を読んで見てらうと私たちへの愛着ももっと沸くと思います！