成宮寛貴“神城真人”のねらいが明らかに夜をともにした女投資家からは出資を、妻・瀧本美織“澪”には多額の死亡保険金が＜死ぬほど愛して＞

2025.04.14 12:00

ABEMAオリジナルドラマ「死ぬほど愛して」(毎週木曜夜11:00ー11:48　ABEMA SPECIALチャンネル)(全8話)の第3話が、4月10日に放送され、妻の澪(瀧本美織)に献身的に尽くす“理想の夫”で、容姿端麗なエリートサラリーマンなはずの神城真人(成宮寛貴)の衝撃的な真の姿が明らかになった。

本作では、8年ぶりに俳優復帰したばかりの成宮が、“魅惑的な殺人鬼”神城真人(かみしろ・まさと)役で主演を務める。

第3話では

第3話では、澪が働くパティスリーの同僚で、パティシエ助手の小泉彩葉(田中美久)が全裸遺体で見つかり、体内からは、パティスリーのパティシエの小山田丈治(片桐仁)の体液が検出される。彩葉から金銭を要求されていた小山田は、そのまま殺人の疑いで捕まり、「女性記者殺人事件」でも疑いの眼差しが向けられる。

同僚の死、上司の逮捕を受け、精神的に不安定になる澪に、真人は寄り添う姿勢を見せながらも、その足は女性のもとへ向かう。澪には「仕事」と偽り、逢引きを重ねていた女性の正体は、投資家の長野真澄(筒井真理子)で、真人は脱いだYシャツを整えながら、「お借りしているお金はなるべく早く返します」とまゆを下げたのもつかの間、さらなる出資をもちかけ、真澄と熱い口づけを交わす。真人に陶酔する真澄だが、なぜか「徹(とおる)」と呼んでいる。真人は身分を偽り、多額の金の援助を受けていることが浮き彫りになる。

さらに、小山田が逮捕されたニュースを確認し、「万事快調」と懸垂に精を出す、不敵な笑みを浮かべる真人のわきには生命保険証書が置かれている。澪に1億5千万円もの死亡保険金を懸けており、多額の金をかき集める真人のねらいが明らかになる。

浮かびあがる“禁断の関係”

真人と彩葉の“禁断の関係”も浮かびあがる。パティスリーに来店した真人に彩葉が声をかけると、「知ってるんですよ、秘密」とあやしく微笑み、真人と真澄が逢引きしている現場写真を突きつける。真人は彩葉にけげんな表情を浮かべていたものの、ふたりは一夜を過ごす。

彩葉は「なんか似てる気がするんですよね、私たち」「澪さんには釣りあわないぐらい悪い男」と上目づかいで語りかけ、真人の腕にある傷をなめあげる。

さらに、彩葉は「もっと知りたい、あなたのこと」と迫ると、真人はうす暗い部屋に動物や植物が立ち並ぶ、秘密の“猛毒の部屋”に招待する。真人からさし出された紅茶を飲んだ彩葉が昏睡状態になると、真人は彩葉のスマートフォンからふたりの関係がわかる情報をすべて削除、そして笑い狂いながら彩葉を絞殺する。彩葉殺人の真犯人は真人だったのだ。

ためらいなく彩葉の首を絞め、証拠をスムーズに消し、小山田を彩葉殺人の犯人に仕立てあげるなどどこか手慣れた真人の“本当の姿”に気づいていた人物が存在しており、真人と澪の部屋の隣りに引っ越してきた謎の男(細田善彦)の正体は、週刊誌記者の石黒颯馬で、石黒は「女性記者殺人事件」の真犯人として真人をマークし、神城夫妻を監視、盗聴をしてかぎまわっていたのだ。

石黒は拘留されている小山田と面会し、ふたりの女性を殺害したのは真人だと宣告し、冤罪で逮捕された小山田の前で、真人の“仮面”をはがすことを誓う。ついに“殺人犯”としての真人の顔が明らかになった。