斎藤恭代

9頭身ボディ・斎藤恭代「初めて着たワンピース水着、グラビアが高身長コンプレックスを変えた」

2025.04.10 06:03
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身長173cm、バスト85ウェスト64ヒップ91という「9頭身ボディ」を武器にグラビア界を席巻する斎藤恭代。学生時代は器械体操の選手として活躍し、引退後はご当地アイドル「いちご姫」のリーダーとしてグループを牽引した。充実した活動の反面、他メンバーとの身長差や年齢差に悩む日々……。20歳のときに一念発起。エントリーした「ミス・アース・ジャパン」でグランプリに選ばれ、夢だったモデルへ、そしてグラビアへと世界を広げてきた。これまで、さまざまな困難にぶつかった10代から20代前半を振り返ってもらった。

――学生時代は器械体操の選手として活躍されていたそうですね。

斎藤 大工をしていた父が、自作で体操の器具を作ってくれて、それで体操に慣れ親しんでいたんです。部活として始めたのは中学からで、その頃は勉強もせずに体操ばっかりやっていました(笑)。キャプテンも務めさせていただいて、県大会で優勝することもできました。高校進学の時は栃木の3校、福岡の1校からスカウトが来て、福岡の学校に特待生として入学することを決めたんです。

――なぜ福岡の学校を選ばれたんですか?

斎藤 先生が有名で、教わるためにいろんな地方から選手が集まってきていたんです。それに福岡であれば、簡単に地元の栃木に戻れない。特待生として入学するからには最後まで体操をやめられない、というのもありました。

――覚悟を持って福岡に行かれたんですね。練習は厳しかったですか?

斎藤 すごくスパルタでした。今の時代から見ると、厳しすぎるぐらいで。まず、1年生は毎日朝5時に登校して、体育館の掃除をしてから先輩を出迎えます。そして、朝礼が始まるまでサウナスーツを着て1、2時間走ります。体操は美しさも評価されるので、太っている時点で減点になることもあると言われていたんです。体重制限が厳しくて、毎日、朝練、昼練、夜練のあと3回ノートに体重を記入して、どのくらい増えたか全員の前で発表していました。体重が増えている子がいたら連帯責任で。

――かなり過酷ですね……。

斎藤 あのときより辛いことは人生であるかなと思っています(笑)。

――高校3年生の最後の大会では怪我をされてしまったんだとか。

斎藤 私の演技で次の大会に出場できるかどうかが決まる場面でした。ただ、床がいつも練習していたものと違う新しい床だったんです。そこに膝を突っ張ったまま着地してしまって前十字靭帯損傷。会場中に靭帯が切れる音が響き渡りました。すぐに担架で運ばれて手術。すごく痛かったんですが、練習を共にしていたメンバーが、次の大会に行けなくなってしまったことの方が辛かったです。

――練習と大会、環境の違いは確かに怪我につながりそうです。

斎藤 それもあるんですが、当時、練習ができなくなってしまっていたのが大きいかもしれません。

――と言いますと?

斎藤 とある問題で体操部の顧問の先生が学校を辞めざる得ない状況になったんです。その後、連日、体操部の問題が、様々なメディアで取り上げられるようになり、練習に集中できるような環境ではなくなりました。それで気の緩みもあったのかなと。

――辛い3年間の終わり方ですね。

斎藤 でも、高校3年間での辛かった経験は今でも生きているし、私自身は福岡に行ってよかったと思っています。――高校3年生のときに「いちご姫コンテスト」で審査員特別賞を受賞されていますが、怪我をされた後のことですか?

斎藤 はい。『月刊くるめ』という地方誌があって、そこが主催しているコンテストで、各学校から代表を選抜して読者が投票するというシステムなんです。編集の方が学校周辺に聞き取り調査に来るんですが、そこで私の名前を上げてくれた子が多かったみたいで。「コンテストに出ないか」と、雑誌の編集部の方から連絡をいただき、とても驚いたのを覚えています。

当時、私は車イス生活で筋肉はほとんど落ちてしまい、リハビリの最中。毎日泣いていたんですが、「これじゃダメだ、立ち直らなきゃ」と思っている時に、そのご連絡だったので、なにかのきっかけかもしれないと応募してみたんです。

――そのまま審査員特別賞を受賞して『月刊くるめ』の表紙デビュー。それがきっかけで「いちご姫」ユニットのリーダーにもなりました。

斎藤 最初は1期生の方がリーダーを務めていましたが、途中でリーダーを任されることになりました。それに困惑するファンの方もいらっしゃったと思いますが、私なりにできるリーダーとしての勤めを精一杯全うできたと思います。

――どのようにグループをまとめていきましたか?

斎藤 学業優先のユニットだったので、なるべくメンバーをスムーズに送迎するために、自ら車で最寄りの駅や家まで送り迎えをしていました。

――斎藤さんの運転で? 当時まだ高校生ですよね?

斎藤 そうです。メンバーを送り迎えするために、軽自動車を事務所から提供していただきました。暖房、冷房はつかないしナビもなくて音楽も聞けなかった車でしたが、私にとっては1番最初に乗った思い出のある車です。

――「いちご姫」として約2年活動したのち「ミス・アース・ジャパン」にエントリーされています。

斎藤 「いちご姫」を卒業してモデルになりたい想いを当時の事務所の社長に伝えたところ「次が決まってから卒業したほうがいい。成長のために『ミス・アース』に出てみたら?」と言われたんです。

――そしてグランプリに

斎藤 社長には今も感謝しています。

――その後、順風満帆かと思いきや、苦難の時代を過ごされます。

斎藤 ミス・アースになってから、とにかくオーディションを受けては落ちるという生活を2年間続けていました。ちょうどコロナ禍も重なって、仕事がほとんどなくなり、自信も完全に失くしてしまいましたね。――グラビアモデルデビューは撮影会で、自ら「出演したい」と連絡されたとか。

斎藤 働かないといけないけど、今さら普通の会社員にはなれない。撮影会に出るとミス・アースの看板も傷つくかもしれない。ただ、もうやるしかない、という気持ちでしたね。

――そこから「9頭身ボディ」で話題になったのはどういうきっかけだったんですか?

斎藤 撮影会に出たとき、最初、ファンは1人もいませんでした。ただ、次第に人が増えていって、参加者の方々から水着での撮影をお願いされるようになったんです。最初は恥ずかしいので断っていたんですが、布面積が大きいワンピース水着なら着られるかもと思って着てみたんです。

――ワンピース水着が初だったんですね。

斎藤 その撮影会の写真を見た『週刊プレイボーイ』の編集さんが当時の事務所に連絡をくれて雑誌の撮影が決まりました。初めて『週プレ』さんに出たときの反響はすごかったですね。数時間でSNSのフォロワーが何万人と増えて。また自分に自信が持てるようになりました。最初は「斎藤恭代」という名前を広めるための水着でしたが、コンプレックスだった身長を「9頭身」という言い方に変えてくれて、自分の嫌いなところを認めてもらえたのが、グラビアをしていてうれしいなと思ったことです。

――その後、「グラビア・オブ・ザ・イヤー2024」ではグランプリにも選ばれています。

斎藤 グランプリは本当にうれしかったです。絶対に2連覇したいと思っています。

――まもなく20代ラストイヤーに突入されます。この1年間で、何か挑戦したいと思っていることがあれば教えてください。

斎藤 とにかく全力でグラビアで1番になりたいと思っています。(グラビア・オブ・ザ・イヤーは)3連覇したら殿堂入りなので、今はひたすら3連覇目指して頑張ります!

▽斎藤恭代公式Xhttps://x.com/yasuyosaito4?lang=ja

▽斎藤恭代公式Instagramhttps://www.instagram.com/yasuyon4

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