佐久間宣行氏、配信特番「考えすぎさん」の制作裏話を披露「こんなことあるんだってことがあったんですよ」

2025.04.08 11:30

元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が、4月2日にライブ配信アプリ「17LIVE」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。

「DJ松永が喋り過ぎてほぼフリートークになった(笑)」

この日も黒いトレーナー姿で登場した佐久間氏は、3月31日よりTVerほかにて配信中の配信オリジナルコンテンツ「考えすぎさん」(テレビ東京系)についてのトークを展開。「この3月にこんなことあるんだってことがあったんですよ」と口火を切った佐久間氏は、「それはテレ東の予算が3月期にちょっと余り、企画書を出してた番組、実現していいよみたいな」と話し始める。

佐久間氏は「でも、3月に撮って、3月に流さないとダメです。3月予算だから」とその制約を口にし、「要は、決算までの間にちょっと浮いた、完全に年末の工事みたいなやつの番組版みたいなことが起きたんですよ」と説明。続けて、「それで『ゴッドタン』(テレビ東京系)の配信オリジナルを2本撮ったあと、ずっと企画書を出してた『考えすぎちゃん』っていう番組ね。DJ松永(Creepy Nuts)とファーストサマーウイカとハナコの岡部(大)のトーク番組で、半年前に(このメンバーで)飯を食ったときに松永があれだけやりたいって言うから、もうじゃあって企画書書いて出してたやつなんだけど、それが急にやっていいよってなった」と明かす。

「でも、その時点で3月いっぱいまでに2週間切ってるんだよ」とかなりタイトなスケジュールだったことを漏らし、「2週間であのキャスティングで撮ってって無理だろ…と思ってたら、やっぱりすごいね。松永、暇だから(笑)」と冗談を飛ばす佐久間氏。「松永はちゃんとスケジュールを空けてくれて、そこにウイカのドラマのスケジュールも空いて、岡部も調整してくれて、2時間だけ(スケジュールが)合うところがあって」と奇跡的に全員のスケジュールが合ったと声を弾ませる。

だが、「3月中旬に撮って、そのあと、それを1週間後にはもう配信しなきゃいけない。…ってことは、3日で編集しなきゃいけないんだよ。1時間のトーク番組を」と撮ったはいいもののそれを編集する時間もかなり限られていたことを語り、「結局、そんなスケジュールが全部空いてるディレクターはいなかったわけ。だから、おじさんディレクターがリレーで繋ぐっていう」と豪快に笑いながら、裏話を披露する。

「次(のディレクター)に渡しながら編集して、最終的にそれを納品して、3日後に配信できました」と何とか納期に間に合ったことを口にし、「それが、3月31日でギリギリ3月度予算になりましたって言うので今配信されてるんですね」とコメント。最後に佐久間氏は、「あと、いろいろと会議をして、内容をいろいろと決めたけど、松永が喋り過ぎて、ほぼフリートークになったんですけど」と笑い、「まぁ、面白かったんで見て欲しいんですよ」と呼びかけていた。

「“7”の曲をたくさん用意しててかけたかったんですけど…」

今回のイチナナ限定アフタートークでは、同ラジオが7年目を迎えたことについての話題に花を咲かせる佐久間氏。「7年目(に突入)ということで、“7”の曲をたくさん用意しててかけたかったんですけど、結構いろいろと押しちゃって…」と苦笑する佐久間氏は、「Perfumeの『SEVENTH HEAVEN』とかBUMP OF CHICKENの『なないろ』とかね、いろいろあるんですよ」と用意していた楽曲の名前をあげていった。

配信画面には、深夜3時過ぎにも関わらず、リスナーから「おじさんディレクターが繋いだリレー編集w」「『考えすぎさん』面白かった!!」「松永さんの『考えすぎさん』への情熱笑う(笑)」等のさまざまな温かいコメントが寄せられた。