AKB48の八木愛月、村山彩希

八木愛月&村山彩希はAKB48加入前からつながっていた「二人のお母さんが…」と“まさかの告白”

2025.04.08 07:15
AKB48の八木愛月、村山彩希

AKB48が65thシングル「まさかのConfession」を4月2日にリリースした。記念すべき20周年イヤー第1弾となるシングルでセンターと務めるのは、発表時はAKB48史上初の“研究生センター”で、リリース日に昇格した18期生・八木愛月(やぎ・あづき)。そして、劇場公演への出演回数で歴代1位を記録し、6月15日(日)でAKB48を卒業する村山彩希(むらやま・ゆいり)が参加する最後のシングルとなる。WEBザテレビジョンでは、八木と村山にインタビューを実施。前編では、新曲「まさかのConfession」の魅力やMVのことを語ってもらった他、八木がセンターを務めることについて、さらに今後のAKB48について聞いた。

八木愛月、新曲は「AKB48の曲だって分かる王道な曲調や歌詞」

――まず、「まさかのConfession」を聞いた時の印象とおすすめポイントを教えてください。

八木:1回聞いただけでもAKB48の曲だって分かるような、そんな王道な曲調や歌詞になっています。歌詞で言うと、自信がちょっとないなっていう女の子だけど、何事も頑張ろうって明るい気持ちになるような歌詞で、春にとてもぴったりだなって初めて聞いた時に思いました。

おすすめポイントは、MVと歌詞とダンスでリンクしている部分があるんです。MVは「まさかの主役抜てき」というコンセプトで撮らせていただいて、それに合わせて振り付けもいろんな野菜がある中から「私が選ばれた!」っていう振りになっていて。それを私は“野菜引っこ抜きポーズ”って名付けたんですけど、この振りが何回もサビで出てくるので、そういうところに注目してほしいなと思います。

村山:私もあづ(八木)と一緒で、AKB48っぽい曲だなと感じました。「言い訳Maybe」みたいに疾走感があって、“THE青春だな”っていうのはすごく分かる曲で。ファンの方も初めて披露した時に、もうすでにMIXを打ってくれるような、一緒に盛り上がりやすいAKB48らしい表現ができる曲だなと思いました。

完成した形で初めて聞いた時、あづにソロパートがあって、私はそれがすごくうれしかったんです。今回タイトルもそうですし、MVの世界でも舞台の主役に抜てきされて、かつAKB48のシングルセンターに選ばれるっていう、その全部がリンクしている物語になっています。シングルの表題曲センターでソロ曲も任されるってあんまりないことですし、あづの自信なさげな感じがまた歌詞にも出てて、かつそんな子にあえてソロパートを任せたりする(秋元康)先生の歌割りとかが、また愛情があって面白いなと感じました。

MVは高校の演劇部のストーリーになっているんですが、あづとは学年が違う設定です。主役を経験した先輩の私が卒業するから後輩にそのバトンを渡すっていう意味で、「真っ赤なゆいりんご」っていう私のキャッチフレーズからイメージしたりんごが受け継がれていくシーンを監督さんが作ってくださって、すごくうれしかったです。

村山彩希、MVは八木愛月のシーンをおすすめ

――MV撮影で何か思い出などありますか?

八木:私が夜遅くまで一人で練習してるっていうシーンがあるんですけど、その時に“どんな表情なんだろう?”って自分でも分からなかったり、“今の自分は大丈夫かな”って不安になっていた時に、ゆいりーさんたち先輩方が「めっちゃいい表情してたよ」とか褒めてくださって。その時の自信のなさがそのままMVにボーンって映っていますが、その先輩方が来てくださった時の自分の安心感が表情にも出ていると思うので、そこもあわせて見てもらいたいです。

村山:文化祭の発表会に向けて準備するシーンがあるんですけど、私は文化祭とかあまりやった覚えがなかったので、ドラマとかで見ていたシーンを、自分が初めて経験することができてシンプルに楽しかったです。

あと、あづが言っていた同じシーンなんですけど、今回の大抜てきに自信なさげなあづが、作り上げてない感じが本当に私はすごく好きで。そんなあづだからこそ出せる素直な表情だったり、自信がないからこそのあづが自信を持とうとステージに立ってニコニコ笑っている姿とか。これはファンの方が応援したくなるだろうなっていう笑顔なので、期待しかないなっていう、一人でも画が持つし、これからも楽しみだなって思いました。

村山彩希、八木愛月は「先輩にもっと甘えてほしい」

――曲の初披露は劇場で行われました。

八木:曲を披露した時はやっぱり緊張もあったんですけど、劇場で初披露させていただいて、ファンの方が本当に優しい笑顔で、それこそ歌い出しが一人だったところを「あづちゃん!」ってコールしてくださったり、そういう今までずっと経験してきたアットホームな環境で初披露できたことは、自分の中では楽しくできたなっていう印象があります。

――史上初の研究生センターはプレッシャーですよね。

八木:そうですね。最初は本当にプレッシャーで押し潰されそうになったこともあったんですけど、先輩方が常に私のそばにいてくださったり、MV撮影でも「そんなに背負わなくていいんだよ」とか、優しい言葉をかけてくださって。やっぱりAKB48って温かいなって思いましたし、心強い先輩方が周りにいてくださって、不安よりも心強いなっていう気持ちに変わりました。

――村山さんは、センターが八木さんと聞いた時はどう思いましたか?

村山:最近は研究生でもパンチが強いというか、印象に残りやすい子が多いので、いつかは来るだろうなとは思っていたんですけど、思ったより早かったですね。AKB48にとって20周年の大事な時期だからこその、その責任感を分かっているからこその不安が、あづにはあると思うんですね。

私的には、あの日本武道館のコンサート(2023年10月22日)で(八木が)くじ引きでソロを引き当てて「国境のない時代」を一人で歌った時、まだそんなにあづと関わりがないころだったんですけど、すごく気が強くて、真っすぐな芯のある子なのかなって思いました。でも、接すれば接するほど思ったより赤ちゃんなイメージが強すぎて、そこのギャップにまずやられたんですね。

基本的に言葉ではなくパフォーマンスで伝えるタイプの子なんだっていうのを知ってからは、本当に先輩にもっと甘えてほしいなって思いますね。ちょっとミスしたりとかすると泣いちゃうぐらい責任をすごく負いがちなので。同期や後輩もいてくれるし、あづもやりやすい環境だと思うので。

これからもっと披露していく機会もあるので、そこでの経験をもっともっとあづの自信に変えてほしいし、今日の取材でも話すのが苦手なのかテンパっちゃうこともあるので、サポートできたらなとは思っていました。自分的にラストシングルで、あづのそばにいられなくなるのは寂しいんですけど、できることはやりたいなという気持ちです。

八木:ありがとうございます。昨日の夜もすっごい長文のLINEを送ってきてくださって、アドバイスとか頂いて、今日の取材にもすごく生きました。

二人の母親は同じアーティストを推すファン同士

――「まさかのConfession」というタイトルにかけて、二人の「まさかの告白」は何かありますか?

八木:今日(他の媒体の取材でも)めっちゃ聞かれました(笑)。でも、それぞれ違うことを言いました。

村山:お、偉い。でも、ここ(二人)の…。

八木:あ! そうですよね。

村山:いつ言おうか、いつ言おうかと思っていたんですけど、私のお母さんとあづのお母さんが知り合いだったそうなんですよ。

八木:そうなんです、まさかの。

村山:それを知ったのが、あづがAKB48に加入してからなんですけど、元々お母さんたちの趣味が一緒で、“オタ友”みたいな。同じアーティストを推しているファン同士で知り合った友達だったらしくて、今でも連絡交換をしていて。

八木:この間、(村山のお母さんから)ゆいりーさんのファンクラブのグッズだったり、写真集をたくさん頂いて。

村山:勝手にやってたんですよ…(苦笑)。

八木:今、おうちに宝物がいっぱいあります。

村山:そんなことする人じゃないんですよ。「あづの生写真引いたよ~」とかであげるなら分かるじゃないですか。でも、私の物をあげてて…ちょっとやめてほしい(笑)。

八木:ゆいりーさんのを、いっぱいもらいました!(笑)。

――お母さんたちが推してるのは、AKB48とは違うアーティストなんですよね?

村山:そうなんです。不思議だなぁと。

八木:まさかです。

村山:でも、(この話は)あづがセンターになってから私が言うのは嫌だったんです。ちょっと、あづに“乗っかって発言しました感”があるから。ずっといつ言おうかなって思っていたんですけど、卒業してから言うより今ぐらいに言っておかないとと思って、最近言うようになりました。

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