

葉山侑樹「初写真集は両親に届けたい」発売決定時はサプライズで大号泣も

「爆上戦隊ブンブンジャー」でブンブルー/鳴田射士郎を演じた注目の俳優・葉山侑樹。2月に放送を終了した同番組に”ロス”の声が上がる中、葉山の初となる写真集「葉山侑樹1st写真集 蒼穹」が3月14日に発売となった。WEBザテレビジョンでは、葉山侑樹に、写真集撮影についてや俳優としての意気込みなどを聞いた。
爆上戦隊ブンブンジャー」きっかけで声がかかった最初のお仕事
――最初に写真集を作ることが決まったときの心境を教えてください。
まず「自分にお声がけいただけるんだ」ということにびっくりしました。写真集はいつか出したいなと思っていたし、写真集を出せる俳優になりたいと思っていましたが、こんな早々にかなうんだと。同時に、「自分しか映っていない1冊なんだよな」と思うとすごく緊張しました。まだ撮影も打ち合わせもしていないのにとてもビビっちゃいました(笑)。でも「爆上戦隊ブンブンジャー」をきっかけに声をかけてもらった最初のお仕事だったので、すごくうれしかったです。
――発売決定時には「スタッフの皆さんと共に0からつくる作業が難しくもあり、でも楽しく、とても充実した撮影でした」とコメントされていましたが、何が難しくて、何が楽しかったのでしょう?
ロケ地やコンセプト、衣装やヘアメークなど、本当に何も一人で決められなくて。そこに難しさを感じました。でもだからこそ、編集さん、カメラマンさん、スタイリストさん、ヘアメークさんと、皆さんで意見を出し合って。“みんなでいいものを作ろう”としている感じが、小学校の図工の時間の「みんななんか作ろうぜ」みたいな感じを思い出して、すごく楽しかったです。
――そんな打ち合わせを経て、写真集のテーマやコンセプトはどのようなものに決まったのでしょうか?
23年生きてきて、僕は“うまく見せよう”とかそういうものが似合わないなと思っていたので、等身大の今の葉山侑樹を見ていただこうと思いました。サウナのシーンもあるんですが、それも僕の日常の1シーンですし。逆に、ちょっと大人ぶってカッコつけている自分もいてもいいかなと思って、そういうカットも入れたりして。 “今の自分の等身大”をコンセプトにしました。
仕事ながら、旅行のように楽しかった撮影
――撮影を終えて、ご自身としてはどのような手応えがありましたか?
「自分てこんなイケメンやったんや!」って、改めて今回関わってくださったスタッフさん皆さんに感謝しました。初めて着る服装や初めて挑戦するヘアメークもあって、新しい自分にも出会えましたし。新しい自分を知るきっかけにもなって、すごいなと思いました。
――撮影で静岡に行ったそうですが、いかがでしたか?
とにかく撮りたい場所がいっぱいあったのでスケジュールはタイトだったのですが、皆さんが行く先々でアイデアを出してくださって。タイトなスケジュールの中でも皆さんが本当にいいものを作ろうとしてくださっているなと感じました。
――さまざまなシチュエーションのカットがありますが、特にお気に入りのカットを挙げるなら?
カバーを外したときに見える表紙のカットです。景色も良くて、僕の表情もカッコつけているわけじゃなく自然体で、“今の自分の等身大”というコンセプトを体現している写真だなと思います。
――この写真は、カメラマンさんから何か指示などはあったのでしょうか?
いや、何もなかったです。カメラマンさんと話しながら歩いていて、「侑樹くん!」って呼ばれて振り向いた瞬間にシャッターを切ってもらったんだと思います。さっき「ロケ地がたくさんあって時間はタイトだった」と言いましたけど、そうやって毎回、どうやって撮ろうかをみんなで考えながら撮影して。僕だけが「写真集の撮影、頑張るぞ」っていうんじゃなくて、スタッフさんもみんなで足並みをそろえて一緒に頑張ってくれている感じがして、うれしい撮影でした。
――その雰囲気作りのために、葉山さんが何かしたりは?
いや、何も。本当にいい方々に巡り会えたという感じです。おかげで現場もすごく楽しくて。撮影は仕事ですけど、旅行のような感覚でずっと楽しかったです。
自分だけのアルバムのような1冊に
――新しい自分にも会えたとのことですが、特に挑戦したと思うシチュエーションやヘアメーク・スタイリングはありますか?
自然の中で撮った写真があるんですが、僕、これまではセットやスタジオでの撮影が多くて、あまり自然の中で写真を撮ったことがなかったので、新鮮でした。
――猫ちゃんとのショットもあるそうですね。
そうそう。キャンプ場で撮影したんですが、そこにいた猫ちゃんで。ご飯がもらえると思って僕に擦り寄ってきたときに撮ってもらいました。僕、普段は猫とか犬って怖がっちゃうんですけど、この子には全然抵抗がなかったです。
――スペシャルゲストでしたね。
はい。かわいかったです。あ、あとはサウナのカットでは初めて服を脱いで写真を撮りました。でもちょっと欲を言うと、このサウナのカットだけ撮り直したいかも…。
――どうしてですか?
今の方が鍛えられた体だから(笑)。このときも頑張ったんですけど、今はもっと頑張っているので。体だけ今に差し替えられないかな(笑)。
――そういう意味でも“等身大”なんですね。
そうです。体も含めて、自分だけのアルバムのような1冊になったなと思っていて。この先、「過去にこういう自分がいたんだ」って思い出すような。
――ご自身でも何度も見返したりして。
はい。そのときに「あのときは細かったな」とは思いたくないので、この先も体づくりはサボらないようにしないとなと思います(笑)。
――完成したものを見て、どんな葉山さんが写っているとご自身で思いますか?
本当にいろんな表情を撮っていただきました。バシッと決めたクールな顔だったり、何げない瞬間の顔だったり、驚いたときのめちゃくちゃリアルな顔だったり。自然すぎて「カッコいい」から程遠い顔をしているものもありますし(笑)。まだ公開していませんが(※取材当時)、イルミネーションではデートをイメージして撮影しました。一緒にデートに行っているような感覚で見ていただけたらより楽しんでもらえるのかなと思っています。手に取る方が、ただいろんな僕の表情を見るだけじゃなくて、そうやって一緒の空間で過ごしているような感覚で見てもらえるページもあって。僕のことを最近知った方でも、昔から知ってくださっている方でも楽しんでいただける1冊になっていると思います。
――写真集のタイトルは「蒼穹」(そうきゅう)。このタイトルに込めた思いを教えてください。
タイトルは自分でも考えつつ編集さんにもアイデアを頂いていて。その一覧の中に「蒼穹」という言葉があって、思わず目が止まりました。「爆上戦隊ブンブンジャー」でブルー(ブンブルー/鳴田射士郎)を演じさせていただいていましたし、先ほど話したお気に入りの青空の写真をふと思い出して。すごく良いなと思って、すぐに「『蒼穹』でお願いします」と言いました。
今まで見守ってくれた両親に届けたい
――完成した写真集「蒼穹」、どなたに最初に見せたいですか?
両親です。僕は17歳で芸能活動を始めて、19歳のときに上京して。その中でアイドルをやっていた時期もあったのですが、アイドルをやる、アイドルをやめる、俳優をする、上京する…どの決断も両親は一度も否定しなかった。「侑樹が思うことをしなさい」と見守ってくれる両親でした。その中でもなかなか結果を出せずにいた僕が、まさか写真集を出させていただけることになるなんて、僕ですら思わなかったので、まずはずっと支えてくれた両親に写真集を届けたいです。
――ご両親、どんな反応をされると思いますか?
泣くんじゃないですかね。写真集を作らせてもらえることになったとき、父には話したんですが、母には内緒にしていて。発表と同時にサプライズで伝えたんです。そしたら父いわく、母は大号泣していたらしくて。だから写真集はページをめくるたびに泣くんじゃないですかね(笑)。でもやっぱりそういう話を聞くとすごくうれしいですよね。これからも一つ一つのお仕事で、いい意味で両親を泣かせたり驚かせたりしていきたい。それが僕の原動力の一つです。
――「爆上戦隊ブンブンジャー」の撮影・放送が終わり、初の写真集も発売した葉山さんですが、この先の俳優としての目標や展望はどのように考えていますか?
「爆上戦隊ブンブンジャー」で1年間同じ役をやらせていただいたので、これからはいろいろな役を試してみたいです。クズな役もやってみたいし、ヤンキー映画やアウトロー映画にも出てみたいし、学園ものもやってみたいし、恋愛ものもやってみたいし。「爆上戦隊ブンブンジャー」での1年間で学んだことを忘れずに、いろんな現場に向かっていきたいと思います。
――理想の俳優像はありますか?
正直、今はお芝居が好きというだけでやっているんですが…。僕は映画「タイタニック」を見て、役者をやってみたいと思ったんです。レオナルド・ディカプリオ演じるジャックが一生懸命生きている姿が、当時の自分にすごく刺さって。だからゆくゆくは、僕が演じている役を見て、誰かが元気になったり励まされたりするような俳優になれたら、俳優をやると決めた19歳の自分が喜ぶんじゃないかなと思います。
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