

妖怪、死神と共に過ごす“和ホラー”な日常…だし巻き卵が繋ぐ少年と付喪神の絆に「ほっこり」と大反響【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、主人公と付喪神の日常を描いた物語が面白いと話題の「視える僕と付喪神の日常」をピックアップ。併せて「季節を知らない死神」もピックアップ。両作品とも「少年の怪夢奇譚」(KADOKAWA)からの抜粋である。また、「少年の怪夢奇譚」はダ・ヴィンチWeb(KADOKAWA)に掲載されている。
作者の夜市さんが2025年2月16日にX(旧Twitter)に投稿したところ、1800件を超える「いいね」を獲得し、「かわい過ぎる」「ほっこり」「まこと幸せそうで嬉しい」「良い」「スピンオフ有り難い」という反響が寄せられた。本記事では、夜市さんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。
妖怪や付喪神、死神が視えてしまう少年のまこと
主人公のまことはなぜか人には見えない付喪神や死神の姿が視える。愛情をもって接している小太郎とよばれる付喪神に、出し巻き卵を作ってあげるまことはズズズとあらわれた妖怪を見てしまう。小太郎が「失せろ」というと妖怪は退散してしまう。実は、まことはかつて死神らに襲われる怪奇な夢の世界を体験して、現世返りした人間だった。
小太郎からもう一つの皿にのっている出し巻き卵をみられたまことは、「少し焼き過ぎたから」という理由で自分が食べると言う。昨日も失敗して冷蔵庫に入れたのだが、それも小太郎に見られてしまっていた。小太郎はまことが作るものならなんでもおいしい、と言い冷蔵庫を開けて食べようとするのだが…。
まことと付喪神の小太郎との愛情溢れた微ホラーテイストの作品に、「確かにまことは健気でかわいい」「卵の作画すごくてお腹すいてきちゃうじゃないですかー!」「なんか夫婦みたい」「ほんわかしてるまことくん大好きです」など多数のコメントが寄せられ、反響を呼んでいる。
「まことの優しいセリフにこだわりました」作者・夜市さんが語る創作の裏側とこだわり
――「視える僕と付喪神の日常」のモチーフはどのようにして生まれたのでしょうか。
小太郎の好物はなんだろうと考えた時にだし巻きかな、、と思い、そうなると優しいまことは小太郎のために料理が苦手ながらも作ってあげそうだなとふと思ったのがきっかけです。
――本作では、まことが愛情を持った気づかいを付喪神である小太郎にみせます。表現上、工夫された点はどこでしょうか。
苦手なことにも何度も挑戦しようとするまことの粘り強さをお伝えできるよう、失敗しただし巻きを沢山描きました。
――「視える僕と付喪神の日常」でも「季節を知らない死神」でも、まことの“神”に対する愛情が豊かです。シーン全体を描く上で夜市さんがこだわった点がございましたら、教えてください。
友達がいなかったまことにとって二人は、人間ではありませんが大切な存在です。
そんな二人に何かしてあげたいというまことの気持ちを感じていただけるよう、どちらの作品でもまことの優しいセリフにこだわりました。
――本エピソードで、夜市さんお気に入りのセリフやシーンなどがございましたら教えてください。。
「季節を知らない死神」の「まことがどの季節も笑って過ごせますように」ですかね。自分の最後が近づいてきているのに気づいていながらも、まことのことを想う純の優しさが詰まったシーンです。
――本作で読者に注目してほしい点などがありましたら、お聞かせください。
「視える僕と付喪神の日常」の妖怪にちょっかいを出されているまことのシーンです。
怪夢から脱出できたものの、きっとこれからも怖い思いをすることになると思いますが、その度に小太郎が助けてくれるんだろうなと思います。
――最後に、本作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。
昨年は皆様のおかげで書籍化の夢が叶いました。
本編ストーリーはひとまず完結となりましたが、まだまだこれからも色んなお話をお届けできればなと考えているため、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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