櫻坂46中嶋優月、英語で“Demon Slayer”は何のアニメかと問われ「『ドラえもん』しか思い浮かばない(笑)」＜AJ2025＞

2025.03.22 17:58

櫻坂46の松田里奈、森田ひかる、谷口愛季、中嶋優月、的野美青が、3月22日に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2025」のアンバサダーステージに登場。「世界に発信！AnimeJapanサミット 2025」のステージでトークを行った。

世界について学び、発信する“AJサミット”に参加

同ステージでは、世界各地のイベントに出演するなどワールドワイドに活躍する櫻坂46が、日本のアニメをさらに海外に広げるべく、世界について学び、発信する“AJサミット”を実施。

海外での日本のアニメ人気について、キャプテンの松田は「最近もインバウンドでたくさん海外の方が日本に来られていると思うんですけど、街を歩いていてもたくさんの方が東京に来られているなと。秋葉原とかは特にアニメの聖地なのですごいなと思いますし、日本のアニメが愛されているんだなと日々思います」とファンの多さを実感することがあるという。

櫻坂46といえば、2023年にフランス・パリで開催された「Japan Expo Paris 2023」、マレーシアでの「Japan Expo Malaysia 2023」、フィリピンで行われたアジアで活躍中のアーティストが集結する祭典「2023 Asia Artist Awards IN THE PHILIPPINES」に参加し、2024年には韓国の大型イベント「WONDERLIVET 2024」、そして香港最大級の音楽フェス「Clockenflap Music ＆ Arts Festival 2024」では日本人アイドルグループとして初となるメインステージに立つ快挙を成し遂げるなど、海外からも注目の存在。4月19日(土)には、台北での「CENTRAL MUSIC ＆ ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025 in Taipei」への出演も決まっている。

2023年夏に参加した「Japan Expo Paris 2023」の映像がスクリーンに映し出されると、最新シングル「UDAGAWA GENERATION」でセンターを務める森田は「海外のファンの皆さんに初めてお会いしましたし、初めて櫻坂46のことを見てくださる方もたくさんいらっしゃったんですけど、ライブが始まると音楽に乗ってくださって、日本とはまた違う盛り上がり方でしたね」と述懐し、フランスは特に日本のアニメ人気が高いことから「コスプレしている方もいらっしゃいましたし、『ハロー』みたいな感じで声をかけてくださって楽しかったです」と振り返った。

また、今後行ってみたい国を聞かれ、“謙虚”だがとても多才なことで知られる的野は「いま一番行ってみたい国がカナダなので、いつかパフォーマンスさせていただきたいです」と話し、「カナダって日本と街並みも結構違うと思うんです。映像でしか見たことがないんですけど、カナダの方々の温かい雰囲気が好きなので、いつか行ってみたいなと。私の一つの夢です」と目を輝かせながら語った。

櫻坂46からの“重大発表”も

そして、今回のステージでは「重大発表」として、現地時間7月3日(木)にアメリカ・ロサンゼルスのPeacock Theaterで開催されるアニメ、漫画、ゲーム、コスプレなど、さまざまな日本のPOPカルチャー好きが世界中から集う北米最大級のJapaneseカルチャー関連イベント「AnimeExpo2025」内の音楽フェス「J-POP SOUND CAPSULE @AX2025 〜Anisong World Matsuri Returns〜」に出演が決定したことを報告。櫻坂46としてはこれが初めてのアメリカでのパフォーマンスとなる。「AnimeExpo2025」のウエルカムセレモニーへの出演も決定し、「HUNTER×HUNTER」とのコラボレーション企画が行われる予定だという。

これを受け、松田が「初めて参加させていただきますし、初めて行く場所なので、より櫻坂46の魅力もそうですけど、櫻坂46を通してアニメとつながる懸け橋になるようなパフォーマンスをしたいなと思いますし、皆さんと一緒に楽しみつつ、いい思い出が作れたらなと思います」と話すと、森田も「子供のころにアメリカに行きたいなって漠然と思ったことはあるんですけど、まさか本当に行ける日が来るとは思わなかったので、本当にワクワクしています」と、期待を膨らませた。

また、櫻坂46三期生きってのアニメ好きで知られ、「HUNTER×HUNTER」も大好きだという谷口は「コラボが決定したと知ったときは二度見するぐらいうれしくて、どんなふうになるのか楽しみですし、初めてアメリカ・ロサンゼルスに行くということで、街も楽しみつつ、パフォーマンスも楽しみつつ、アニメの魅力もたくさん伝えていけたらいいなと思っています」と声を弾ませながら、力強く意気込んだ。

櫻坂46の“英語力”が試されるクイズも実施

そんな中、せっかくアメリカに行くなら英語を勉強しないと、ということで英語のタイトルを見て、それが何のアニメ作品なのかを当てるクイズ企画を実施。

「Attack on Titan」というタイトルが出されると、「アタックなのでバトル系？」「アンパンマン？」「タイタンってどういう意味？」と答えにたどり着くまでやや時間がかかりそうな雰囲気の中、メンバーでは英語が得意な方の中嶋は「私は何となく分かりますね」と自信を見せる。会場のBuddies(櫻坂46ファンの呼称)からのさりげないジェスチャーヒントなどもあり、全員で「進撃の巨人」と答えて正解。

2問目の「Demon Slayer」では、先ほどいいところを見せたばかりの中嶋が「デーモン…閣下？　何だろう。(言葉の響き的に)『ドラえもん』しか思い浮かばない(笑)」とどこまで本気なのか分からないトーンで予想し、バラエティーに強い彼女らしく会場を盛り上げる場面も。

ちなみに、答えは最終的に松田が導き出した「鬼滅の刃」。的野も海外のYouTuberが話していたのを見たことがあったらしく、知っているようだった。

そして、3問目の「Case Closed」では、中嶋が「慣用句的なあれで言うと、『この件は終わり』みたいな。事件解決とか…」と答えに近づく。そして、「名探偵コナン」の“服部平次推し”としてピンときた様子で「(服部)平次さんのあれかな!?　合ってるかな？　違ったらめっちゃ恥ずかしいんですけど…」と前置きしつつ、「名探偵コナン！」と元気よく答えて正解し、安堵(あんど)していた。

「AnimeJapan」は、2014年からスタートした世界最大級のアニメイベント。12回目の開催となる今回は117社の出展に加えて、全52のAJステージなど、開催規模が過去最大に。AJステージはRED、GREEN、BLUEステージに加え、WHITEステージが新設され、パワーアップして3月22日(土)、23日(日)の2日間にわたって開催される。櫻坂46はアンバサダーを務め、アンバサダーステージでのトークイベントにも出演している。

◆取材・文・撮影＝森井夏月(STABLENT)