

飼い主の元を旅立ったハムスターの”天国面接”が可愛すぎる…生前の名前をめぐるやりとりが「たくさん愛されてたんですね」と話題に【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、しらほし卯乃さんの漫画「ハムスターと天国の面接」。
作者であるしらほし卯乃さんが11月19日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、16.2万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではしらほしさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
虹の橋を渡ったハムスターが、天国で行なった面接内容は…
1匹のハムスターが飼い主の元を旅立ち、虹の橋を渡った。天国に来てすぐにおこなわれたのは”天国面接”。天国の面接官から最初に生前の名前を聞かれるが、ハムスターは「カワイイ…?」と返事をする。しかしカワイイは本名ではなく、飼い主からいつも言われていた言葉だった。面接官は「あるあるのやつですね」と流し、名前を聞きだすために「他に飼い主に言われていた言葉はありませんか?」と質問を続ける。ハムスターが「ドチタノー?」と返すと、面接官は「そうきたか~」と妙に納得したのだった。
本作を投稿したX(旧Twitter)には「たくさん愛されてたんですね」「身に覚えがありすぎて」「可愛すぎて好きです」「どれだけ徳を積んだら面接官になれるんだ」「昔飼ってたハム思い出して泣きました」などのコメントが寄せられている。
「読後感が悲しみではなく、爽やかで懐かしい気持ちになれるようなお話にしたい」しらほし卯乃さんに作品へのこだわりをインタビュー
――「ハムスターと天国の面接」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
実は最初は単発漫画の予定で、ハムスターが自分の名前を「かわいい」「ドチタノ」だと思っていたら面白いな、と考えて息抜きに描いたものでした。ありがたいことに大きな反響があったので続けていくことにしまして、冬のコミックマーケットの締め切り時期と被っていたので、やりがいがありつつもとても大変だったのを覚えています。
私自身も過去に3匹のうさぎと暮らしていたことがあり、今は虹の橋(亡くなったペットたちが飼い主を待つ場所)へ行った動物たちの様子を描いていく中で、彼らへの供養や、虹の橋で楽しく暮らしていてほしい、という祈りのような気持ちが大きくなっています。虹の橋という概念は、海外の方が書いた詩が元になっています。今でも動物と暮らす多くの人たちに信じられている場所で、「ハムスターと天国の面接」はその概念をお借りしたお話となっています。
しかし作中に出てくる「その子の大好物が天使の輪っかとしてあらわれ、いつか飼い主が虹の橋に来た時の目印になる」というエピソードは私の創作です。読者の方々にも「うちの子はきっとこんな輪っかをつけているはず」「亡くなってしまって悲しいけれど、虹の橋で会うのが楽しみ」というお声をいただきました。ペットを亡くすことは本当に悲しく辛い経験ですが、悲しみの最中にある飼い主さんや、それを乗り越えて強く生きている方々の背中を少しだけ支えられるような、小さな家族を思い出して笑顔になれるような、そんな物語になればと思って描いています。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
亡くなったペットたちのお話なので切ない雰囲気になることもあるのですが、基本はクスッと笑える漫画として描いていければいいなと考えています。読後感が悲しみではなく、爽やかで懐かしい気持ちになれるようなお話にしたいです。
――しらほし卯乃さんから見た、ハムスターの魅力はどんなところでしょうか?
物語の後追いをする形で、1月からゴールデンハムスターの飼育を始めました。キンクマの男の子で、名前は「えびてん」といいます。一挙手一投足がとにかく愛らしくて、一緒に暮らすと意外と賢く、愛情表現もしてくれるので驚かされるばかりです。小さな体を全部使って遊んだり意思表示をしたり、見ているこちらが元気をもらえます。Xでも「しらほしえびてん」@ponchimint2 という名前のアカウントで、毎日飼育日記を書いています。夜行性なので夜寝る前と朝起きた時にしか触れ合えないのですが、天体観測みたいでちょっといいですよね。ハムスターという星を眺めて暮らしています。
――漫画やイラストを描くときにこだわっていることがあればお教えください。
ありがたいことに幅広い世代の方が読んでくださっているそうなので、手書き文字の読みやすさにはこだわっています。丸くかわいらしく読みやすい、イラストや物語の世界観にあった文字を書いていきたいですね。
――今後の展望や目標をお教えください。
「ハムスターと天国の面接」という作品をもっとたくさんの方にお届けすべく、色々と頑張っております。それはもう色々と…!!ハムスターの飼育本の挿絵を担当したい、という夢もあります。ハムスターやうさぎなど、小動物に関するお仕事をしていけたら嬉しいですね。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
「天国の面接」をはじめとして、私の描いている物語をいつも楽しんでくださってありがとうございます。もっともっとかわいく楽しく心に響くお話を描いていけるよう精進いたしますので、これからもよろしくお願いいたします。
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