

ツンデレ女子高生がクラスメイト達から避けられてしまう本当の理由に「平和すぎて好き」と反響多数【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、変わった病に侵された女子高生の淡い恋模様を描いた作品『ミャーちゃんは素直になりたい』をピックアップ。
作者の黒葉だむさんが1月9日にX(旧Twitter)上で同作を投稿。そのツイートには1万以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事では、黒葉だむさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについてを語ってもらった。
陰からこっそり見守るクラスメイトの目線の先には…?
主人公の黒河美也は、体の一部が猫化してしまう獣人病という奇病に侵されていた。
伝染する心配はないといっても、珍しい病気の為クラスメイトから距離を置かれていると思っていて、一人で行動することが多かった。しかし、柴田先生だけは違った。
「今から独りで昼飯か?先生も飯なんだ。一緒に食おう」と、デリカシーなく声を掛けてくる。
美也は動揺しながら「べ…別にっ屋上は私だけの場所じゃないし、勝手にすれば?」と答えるが、冷たい態度とは裏腹に喉を鳴らしてしまう。しっぽは、柴田先生の足に巻きついて喜びを隠せない。
傍でこっそりと見守っていたクラスメイト達は、「尊い…」「きゃー!ツンデレ!」と美也の可愛さに悶絶するのだった。
またある時、美也はクラスメイトが「猫が嬉しいときに鳴らすゴロゴロってリラックスとか治癒効果があるんだって。黒河さんもそうなのかな」と話しているのを聞いていた。
その日の昼休みに屋上で昼食をとる美也を見つけ、柴田先生がやってきた。
「あー頭痛ぇ。昨日飲みすぎた」と弱っている柴田先生を横に、美也はゴロゴロと喉を鳴らす。
「そのゴロゴロって嬉しい時に鳴るやつだろ?」と柴田先生に指摘され、「にゃ…日光が気持ちいいからっ!別に先生と一緒だからとかじゃないしっ…」と慌てながらも、「そういえばさ…猫のゴロゴロって治癒効果あんだって…少しなら使っていいよ…」と美也。
背中をぴったり合わせてくつろぐ2人の姿に、見守り隊はガッツポーズを決めたのだった。
作品を読んだ読者からは、「平和すぎて好き」「病だからじゃなく、恋路を見守っていたいから距離を置いてるんだね」「視覚を利用した面白い描写ですね」といった声が多数上がっていた。
もっと自分の好きな部分を入れ込めるように——作者が語る創作の背景
——『ミャーちゃんは素直になりたい』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
元々猫を飼っていて猫好きなのですが、ある時ふとリアルに学校のクラスメイトに猫耳少女が1人いたらというのを考えてみて…もし後天的に獣人化した場合、周りも自分も含めて相当戸惑っちゃうよなぁ、でもその変化を受け入れる人も現れたりして幸せになって欲しいよな…と妄想してる内に出来ました。
——本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
主人公のカットがアップばかりなのや吹き出しの位置がオチへの伏線となっているところです。
それからヒロインを可愛く描くこととデッサンに気を遣っています。
表情や動作もなるべく繊細な心情の変化を出せるように工夫しています。
——本作では、普段はクールに見える美也が、柴田先生の前では乙女の表情になってしまうところも魅力のひとつです。本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
やはり4P目の上のコマですね。どうやってデレさせるか考えていてあの方法を思いついた時には「よし!」っとなりました。
——一千万人に一人の奇病、獣人病になってしまった女子高生の恋物語という設定が非常に斬新ですが、普段漫画を描くうえで、ストーリーやキャラクター設定はどのようなところから着想を得ていますか。
散歩中にキャラクターの妄想したり、映画やドラマを観たり、本や漫画を読んだりして着想を得ています。ウォーキングの構想は一番はかどります。
最近は物語の端々にも、もっと自分の「好きな部分」をキャラクター、関係性、設定などを入れ込めるようにしたいです。
——黒葉だむさんの今後の展望や目標をお教えください。
まずは普段更新している「ヤンキー娘とお友達から始めてみた」シリーズをしっかり完結させることですね。
それから最近は自分の苦手な構成部分を鍛えてストーリーの軸とキャラクターがしっかりした展開力のある漫画を描けるようになりたいと思っています。
画力もアップデートし続けて、幅広く長く活動できればと思います。
——最後に、作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
他にもいろんな種類の漫画を描いているので、続きなどが気になった方はTwitter(X)などをフォローして気長に更新を待っていただけたらと思います。
読んでいただきありがとうございました!
「ヤンキー娘とお友達から始めてみた」は商業コミックにもなっていますが、同人版の1~3巻はkindleにて無料配信しておりますので是非読んでみてください。
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