

強さだけが全てじゃない…最強の不良が集まる高校で“パシリ”として無双する主人公に「ゴツイのに行き届いた配慮に笑った」「常人離れすぎる」の声【作者インタビュー】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、以前「週刊少年チャンピオン」で連載されていた『築地最強寿司伝説 仁義理の海太郎』の作者・川端浩典さんに注目し、川端さんのX(旧Twitter)に投稿された『史上最強のパシリ』をご紹介しよう
同作も「週刊少年チャンピオン」にて第4話まで掲載されたギャグ漫画で、不良界のエリート高校に“史上最強のパシリ”を目指す新入生がやってくるという物語。Xで第1話が公開されると、多くの人の笑いを誘って1.6万もの「いいね」が寄せられている。そこで作者である川端さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った
腕力で黙らせる…ではなく“パシリなりの配慮”で制圧?
――戦国時代の大将軍「徳川家康」には、タンパク質の調達や武器の開発など、様々な場面で活躍した「使井走之助(つかい ぱしりのすけ)」という“スーパーパシリ”が存在していたという。現代における「使いぱしり」の語源は、彼の名が由来とも言われている。
時は現代、都内某所にある「私立蔓路学園」は全国から最強の不良が集まる悪の巣窟だった。その学校に、大地を揺るがし、時空を歪ませるほどの強大なる前代未聞の生徒が入学。登校初日、早速名が通った不良「西野」に目をつけられ殴りにかかってくるも、目にも留まらぬ速さでかわし、躊躇なく西野の首をへし折ってしまう。
そして、一夜にして100チームを1人で壊滅させた男「松浦剛大」という大物も、いとも簡単に気絶させる。謎に包まれたこの男の名は、使井走之助の末裔である「使井走丸(ぱしりまる)」。さらに、走丸が沈めてきた強者たちは、ただ力で沈黙させたのではなく、パシリとしての役目を果たしており…。
走丸の常人離れした行動に、読者からは「見た目ゴツイのに配慮が行き届いてるのが面白い」「缶コーヒーを温める奥義で爆笑した」など好評の声が続出していた。
ポイントは「誰でもできることを超絶飛躍させた奥義」
――『史上最悪のパシリ』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
元々は「パシリが強くなってヤンキーとしてのし上がっていく」みたいなシリアスな漫画だったのですが、どうもうまくハマらず、担当編集さんと打ち合わせを重ね、思い切ってギャグに全振りしてみようということになり、描いてみたら見事にハマったって言う感じでした。
――第1話を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
こだわりはやはり「走丸(ぱしりまる)」の奥義ですね。気とかオーラでなんでもやってしまうのだと制約がなさすぎてつまらなくなってしまうので、「現実でありえそうな誰でもできる動きを超絶飛躍させる」ことを意識しました。
例えば1話目の缶コーヒーをあたためるのも、オーラや気であたためるのではなく、誰でもできる「乾布摩擦」を超絶飛躍させたものを奥義にしています。「地に足がついた屁理屈」というイメージでしょうか(笑)
――第1話の中で、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
1話目もですが、各話にでてくる奥義の説明文の最後に必ず「最悪死に至る」と入れてるところですね。よく考えたら馬鹿馬鹿しいことを最悪死に至るまでやるのが面白いというか。
――第1話が好評で第2話も公開する予定とのことですが、物語の全体的な構想などはすでに固まっているのでしょうか?
「週刊少年チャンピオン」に一度4話目まで載っているので完結済みです!が、だいぶ好評なので続きをXなどで発表することもあると思います。
――今後の展望や目標をお教えください。
漫画家として一生を全うすることです(笑)
――読者へメッセージをお願いします。
読んでいただきありがとうございました。5月ぐらいから新連載がはじまるので、よろしくお願いします!また、以前「週刊少年チャンピオン」で連載していた『築地最強寿司伝説 仁義理の海太郎』のkindle版が第1巻から第4巻まで発売しているので、こちらもよろしくお願いいたします!
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