

カープ一筋“孤高の天才”と言われた前田智徳の“いま” 佐々岡真司が意外な素顔を暴露<ダグアウト!!!>

2月24日に放送された野球トークバラエティ「ダグアウト!!!」(毎週月曜夜10:00-11:00、BS10)。今回のゲストは広島東洋カープ一筋24年、通算2119安打という大記録を打ち立てた孤高の天才・前田智徳と、通算100勝・100セーブを達成し2020年からはカープの監督も務めた佐々岡真司が登場した。現役時代には見られなかった甘党でおしゃべりな素顔を覗かせて、MCのチュートリアル・徳井義実と上田まりえを驚かせた。
寡黙なイメージを覆す”孤高の天才”前田の素顔とは
前田といえば”孤高の天才”という異名の通り、現役時代は野球に対してストイックに取り組む寡黙な男…という印象を持っているファンも多いことだろう。実際にチームメイトや監督・コーチ陣からも、野球に対する真摯な姿勢は高く評価されていた。しかし球場を出て野球から離れると、別人かと思うほど明るい性格で話すことも多かったという。
そのため現役を退いたあとに軽妙なトークを繰り広げる姿がテレビなどで散見されると、ファンの間では大きな話題に。このことに対してMCの徳井は「冗舌な前田さんにまだ慣れない」としつつも、あくまでも現役時代の姿勢は「プロとしての仕事を全うする方」としての振る舞いだったのだと分析した。
また前田は大の甘党としても知られており、チーズケーキをプロデュースしたことも。元カープの横山弘樹もチーズケーキをプロデュースしていたことを佐々岡から紹介されると、スイーツ開発に関して熱く語る場面もあった。副業の片手間でやっているのではなく、生半可な情熱ではないようだ。
一方、佐々岡といえば1999年に15勝を挙げ、ノーヒットノーランも達成した名投手。佐々岡は大活躍していた当時、足を捻挫して歩けなくなっていたと振り返る。そこで護摩行(ごまぎょう)の先生に相談してケガした足をさすってもらったところ、帰り道には自力で歩けるほどまで回復したという知られざるエピソードも披露した。
ケガからわずか1週間後には先発に復帰し、ノーヒットノーランを達成したからというから驚きだ。護摩行の成果なのか、果たして…。
名投手・佐々岡がこぼすメジャー挑戦しなかった理由
ケガはアスリートにとって最大のリスクであり、前田も現役時代はさまざまな故障に泣かされた選手だった。1995年5月には一塁への走塁時にアキレス腱を断裂。選手生命の危機ともいえる大ケガを負ってしまう。シーズン中の復帰は絶望的となっただけでなく、これを機に故障も増えてしまう。
打者の場合、筋力トレーニングや食事で増量することで打球の飛距離が伸びる可能性がある一方、急激な増量によって体重を支えきれなくなりケガをするリスクもあるという。ストイックな前田はトレーニングに励んでいたが、結果としてそれが仇となったことを後悔していると話す。
また前田はヒットやホームランが打てたとしても「自分が納得できるバッティングはほとんどなかった」そうで、これに対し佐々岡が「ホームランが打てたんだからいいやん」と突っ込む場面もあった。ストイックな前田らしいエピソードだ。
番組の中盤で「FAやメジャーへの移籍を考えたことはあるか?」という話題に移ると、佐々岡は「カープが好きだったので移籍はしたくなかった」という当時の心境を吐露。
特にメジャーへの移籍については、自身が外国人選手に打たれるケースが多かったため苦手意識を持っていたこともあって考えなかったという。
また学生時代の佐々岡は身長が170cmに満たない小柄な選手で、中学・高校時代はそれほど注目されていなかったという意外なエピソードも暴露。高校からのスカウトもなかったため、進学する高校によっては野球を続けていなかったかもしれないというから巡りあわせというのは面白い。わずか2週間の合宿で投手としての素質が開花し、プロ入りするまでの秘話もファンにとっては驚きの連続だ。
カープを愛した2人の名選手の素顔と独自の野球論は必見
ひと口にプロ野球選手といっても千差万別。練習に対する姿勢や道具に対するこだわり、試合への向き合い方は人によって異なる。多くのプロ選手が高みを目指して練習に励むのはもちろんだが、そうした一流のなかにあって一目置かれる練習の量と質が高い選手はいるものだ。
今回の放送では、ともにカープ一筋で野球を続けてきた前田・佐々岡という名選手の素顔が垣間見えた。ストイックな前田のイメージはそのまま、甘党でチーズケーキの開発に情熱を注ぐ姿は意外な一面でもある。
カープファンにとってはもちろんのこと、プロ野球を愛する多くの人にとっても貴重な放送回といえるだろう。次回放送は3月3日(月)夜10時から、これまでの放送回のおもしろトークやレジェンドたちの貴重なエピソードをまとめた傑作選を放送するという。
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