松村北斗“真戸原”、川口春奈“瀬奈”への不安が襲い“しがみつきハグ”に「色々と辛い回だったなぁ…」と反響＜アンサンブル＞

2025.03.02 15:30

川口春奈が主演を務め、SixTONES・松村北斗が出演するドラマ「アンサンブル」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系／TVer・Huluにて配信)の第7話が3月1日に放送。瀬奈(川口)と交際をスタートさせた真戸原(松村)が、母親との過去が影響して不安を募らせる姿に視聴者から「色々と辛い回だったなぁ…」といった感想が相次ぎ、反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)

正反対の二人が織り成す“リーガルラブストーリー”

小山瀬奈(川口)は、恋愛トラブルの案件を多く扱う女性弁護士。自身のある過去のトラウマと、男女トラブルばかりを目にする日々から、「恋愛はコスパ・タイパが悪い」と思っている“現実主義”者。そんな瀬奈の前に突然現れたのは、愛や真心を信じる“理想主義”者の新人弁護士・真戸原優(松村)。

そんな正反対の二人がバディとなり、恋愛トラブル裁判に挑むことに。「リアルな恋愛に、夢みたいな理想を持ち込まないで」。二人は法廷中を巻き込みながら、とことん意見を戦わせていく。すると、なぜか恋愛トラブルは最高の形で解決することに。そして、裁判を通して互いを理解した二人は、次第に近づいていく。しかし、瀬奈の抱えるトラウマや元恋人、それぞれの家族が、二人の恋の邪魔をする、明るくてちょっと切ないリーガルラブストーリー。

宇井と瀬奈が抱き合ってるところを目撃してしまう真戸原

瀬奈(川口春奈)と真戸原(松村北斗)の交際は事務所の面々に温かく受け入れられ、MATO庵でお祝いのパーティーが開かれた。しかし、宇井の対応をしていた瀬奈はその場に現れなかった。心配した真戸原が事務所に迎えに行くと、瀬奈と宇井(田中圭)が事務所で抱き合っているところを目撃してしまう。

翌日、新しい案件があると翠(板谷由夏)に相談する瀬奈。そのクライアントは宇井で、咲良(稲垣来泉)の実母・木原美沙希(市川由衣)が親権を求めているという。長い間連絡すら取れなかった美沙希に、咲良の親権は譲れないと考えた宇井は、瀬奈に弁護を依頼したのだった。

宇井の案件の話を聞いた真戸原は、瀬奈と宇井が抱き合っていたのは咲良の件で相談する中でのことだと理解しつつも、二人の間には自分が入り込めない深い絆があると感じ、不安に駆られてしまう。

そんなこととは知らず美沙希の過去を調査する瀬奈。美沙希は宇井の兄・智也と離婚した当時、智也の海外赴任先だったシンガポールに咲良を残して帰国し、その後再婚していたことが判明する。これまでの美沙希の行動から、宇井が親権争いで不利な立場にはならないと判断した瀬奈は、咲良の意思次第で宇井が親権を獲得できる可能性があると考える。

そのころ、和夫(光石研)は家族に内緒で店の売上金を抜き、翠と密会していた。さらには翠からも金を受け取り、向かった先は真戸原の実母・ケイ(浅田美代子)の自宅だった。ケイは和夫の実姉であり、真戸原と会わない約束の代わりに、和夫から毎月多額の金を受け取っていたのだ。

しかし、最近ケイは真戸原の近くに姿を現すようになっていた。和夫は改めて接触を禁じるが、ケイは真戸原が弁護士になったことを知り、さらに金額を吊り上げようとする。和夫は「これ以上は無理だ」と言い残し、金を渡して立ち去るのだった。

数日後、宇井は咲良に美沙希が親権を求めていることを伝える。驚きつつも、咲良は今まで通り宇井と暮らしたいと答えるが、どこ落ち着かない様子。そして、話題を変えるように「瀬奈や真戸原と遊びに行きたい」と言い出すのだった。

不安が募る真戸原と真戸原を思う瀬奈

瀬奈、真戸原、宇井、咲良の4人が訪れたのは、以前に瀬奈と真戸原が訪れたスケートリンク。そこで瀬奈と宇井の距離の近さを感じた真戸原は、さらに不安が募る。宇井らと別れた後、元気のない真戸原を気にかけた瀬奈は、「自宅に寄っていかない？」と誘う。

一緒にご飯を食べたり、トランプで遊んだりと瀬奈の自宅で楽しい時間を過ごし、そのまま泊まることになった真戸原。翌朝、瀬奈は「週末だけ同せいして、一緒に過ごす時間を増やさない？」と提案する。驚きつつも喜び、その提案を受け入れる真戸原。

週末、瀬奈の自宅に泊まる日。瀬奈は咲良の件で調べたいことがあるため、「先に帰って待っていて」と言い、自宅の合鍵を渡す。瀬奈の部屋で料理を作りながら帰りを待つ真戸原は、部屋の中で「宇井と一緒にやりたいことリスト」を見つけ、胸騒ぎを覚える。

そのころ、残業していた瀬奈は、宇井から「美沙希が自宅に来た」と連絡を受け、慌てて宇井の家へ向かう。話し合いの場で、美沙希は「智也が亡くなったことを知らなかった」「咲良をしっかり育てられるようになったら迎えに行くつもりだった」と話す。その様子を咲良が見ていることに気付いた瀬奈は、彼女を2階へ連れ出すことに。

瀬奈と二人きりになった咲良は、美沙希からもらった小さなぬいぐるみを見せ、涙を流しながら「お母さんのこと、すごく好きだった」とこぼす。

一方、瀬奈の帰りを待つ真戸原は、瀬奈から「緊急の用事で宇井の家にいる」と連絡が入ると、過去の記憶がよぎり「捨てられるのではないか」という強い不安に襲われ、気付くと宇井の家まで迎えにきていた。咲良の件が落ち着き、宇井の家から出てきた瀬奈は、待っていた真戸原に驚きながらも、自宅へと連れて帰る。

瀬奈は「お母さんのことちゃんと聞かせて？」と尋ね、ケイとの過去や、それがトラウマになっていることを打ち明けられると、そっと抱きしめて優しく寄り添う。それでも真戸原は不安な顔を見せる。

過去の記憶から不安が募る真戸原の姿が描かれ、視聴者からは「愛おしい」「みんなが幸せになって欲しい」「色々と辛い回だったなぁ…」といったコメントが相次いでいる。