IQ160“天才シングルマザー”の活躍に「痛快！」海ドラファンも熱視線のドラマ『ハイ・ポテンシャル』とは？

2025.02.28 07:10

IQ160の頭脳を持つシングルマザーの清掃員モルガン・ギロリー(ケイトリン・オルソン)が、ひょんなことからその能力を買われ、ロサンゼルス警察の捜査コンサルタントとして事件の捜査に協力していくミステリードラマシリーズ「ハイ・ポテンシャル」が毎週木曜に配信中。高い知能と破天荒なキャラで次々と難事件を解決に導いていくモルガンの姿や1話完結でコミカルに展開されていく物語で「痛快で面白い！」と、日本の海外ドラマファンの中で話題になっている。今回は第1話のレビューを交えてドラマの魅力を解説する。(以下、第1話のネタバレを含みます)

フランス発の人気ミステリードラマシリーズをリメーク

同作はIQ160で天才的な頭脳を持つモルガンが、警察署内を清掃中に未解決事件の捜査を進めるチームの部屋にあった推理ボードの捜査情報に勝手に修正を入れたことをきっかけに、警察の捜査コンサルタントとして事件解決に協力していくミステリードラマ。

原作はフランスのテレビ史上歴代3番目に視聴者数を獲得したドラマとして人気を誇る「IQ160清掃員モルガンは捜査コンサルタント」で、オリジナル版は現在シーズン4まで放送されている。そんな人気ドラマのアメリカ版リメークとして制作・放送され、このほど日本でも配信が始まると、日本の海外ドラマファンからも「原作と同じくらい面白かった」「見ていて飽きがこない」「冒頭ですぐにハマりました」など、好意的な反響が多く寄せられている。

脚本は映画「オデッセイ」(2015年)や人気ドラマシリーズ「LOST」(2004〜2010年)を手掛けたドリュー・ゴダード、主人公・モルガンにはコメディードラマシリーズ「フィラデルフィアは今日も晴れ」(2005年〜)にメインキャストとして出演しているオルソンが抜てき。彼女の相棒刑事・カラデックをドラマシリーズ「レスキュー・ミー NYの英雄たち」(2004年〜)などでも知られるダニエル・サンジャタが務めている。

型破りな天才清掃員と融通の利かない強面刑事がぶつかりながらも抜群の相性でテンポよく捜査をしていく姿はある種の“お約束感”もあるが、同時に中毒性もあり、ついついハマってしまうドラマファンが続出している。