藤原樹、大倉空人らイケメン俳優達が、日本酒フェスでDJに合わせてネオ盆踊り!? ドラマ「あらばしり」の撮影現場を取材！

2025年1月から放送が始まった“実在する日本酒”の擬人化ドラマ「あらばしり」。奇想天外な設定ながら、クスッと笑えて癒やされると話題になっています。藤原樹(THE RAMPAGE)さん演じる主人公・伊藤吟と、今注目の若手俳優たちが演じる“イケメン日本酒”たちが、悩める人々に寄り添っていくストーリーは必見です。

• ミナミでもキタでもない！ 超レトロな街“大正エリア”で女性が集う駅前の注目店【大阪】
• 消えてしまった村祐は!? そして吟は新たな目標を見つける【あらばしり】
• プロのひと工夫で理想の空間に！ニトリで叶えるセンスアップ模様替え

看板もなく、必要としている人にしか見つけられない日本酒店。その不思議な店を、祖父の死によって譲り受けることになった青年・伊藤吟（藤原樹）。はじめは店を継ぐ気のなかった吟ですが、先日放送された5話で、ついに店を本気で継ぐ決意をしました。そんな吟と日本酒たちは、お客さんを増やすため、日本酒フェスを開催することに！ その場面の撮影があるということで、現場を取材してきました。

( Index )

イケメンたちの絆が深まる瞬間 いよいよ「ネオ盆踊り」の撮影！ 日本酒が見えている人、いない人 吟（藤原樹）の成長物語！

イケメンたちの絆が深まる瞬間

この日、撮影現場となる古民家カフェを訪れると、「たかとー！」と「加茂錦」役の大倉空人(原因は自分にある。)さんを呼ぶ、「一歩己」役の西山潤さんの声が。見ると主要キャスト7人がロケ現場前に集まっています。大倉さんの「ワン、トゥ、ワントゥスリーフォー」というカウントで、何やら踊り始める7人。まとっているのは、おそろいの法被。踊っていたのは、これから撮影する「日本酒フェス」の目玉となる「ネオ盆踊り」の振り付けでした。

左から「赤武」役の市川知宏、「村祐」役の青山凌大、「一歩己」役の西山潤、店主・伊藤吟役の藤原樹(THE RAMPAGE)、「篠峯」役の吉田健悟、「屋守」役の後藤拓磨(THE RAMPAGE)「加茂錦」役の大倉空人（原因は自分にある。）

「屋守」役の後藤拓磨（THE RAMPAGE）さんが「篠峯」役の吉田健悟さんに「ここはこうしたほうが……」と教えていたり、「赤武」役の市川知宏さんと「村祐」役の青山凌大さんが向かい合って練習していたり。前回取材した時よりも、7人の距離が近くなったように感じました。聞いてみると、「7人全員で撮影の休みに食事に行き、より打ち解けた」とのこと。踊りを練習するみなさんは、真剣ながらも、とても和やかな雰囲気でした。

＞前回の取材レポートはこちら

いよいよ「ネオ盆踊り」の撮影！

日本酒フェスの会場となるのは、古民家カフェの庭。提灯やヨーヨーすくいなどが設置され、お祭りムードが漂います。小さなお子さんからご高齢の方まで、多くのエキストラがスタンバイ。そこに7人も加わり、いよいよ「ネオ盆踊り」の撮影がスタート。リズムの利いた盆踊りの音楽が、DJブースから流れ出します。DJを担当するのは、後藤さん演じる「屋守」。「ぶちあがっていこーぜ！」という掛け声とともに、会場のテンションが一気に高まります。

振り付けはノリが良く、クラップを多用したもの。大勢で踊ると、まるでライブ会場のような一体感が生まれます。しかし、音楽が盛り上がるにつれて、振り付けと音のカウントがずれてしまう事態に。クラップの数を調整することで対応することになり、何度も変更が繰り返されました。

その混乱を収めたのは藤原樹さんと大倉空人さん。アーティストとしても活動しているお2人は、変更にも即座に対応。しかもちょうど目立つ立ち位置でお手本のように踊っているので、エキストラの方々も「(お2人を)見ながら踊ればいいんだ」と安心し、無事に全員でのダンスシーンが完成しました。

日本酒が見えている人、いない人

ほかにも撮影では、ドラマの大事な設定である「擬人化した日本酒は、必要な人にしか見えない」という演出が徹底されていました。エキストラの方々には、それぞれ「見えている人」と「見えていない人」の設定が与えられ、リハーサルごとに細かい指示が入ります。

特に小さな子どもたちは、カットがかかるたびに集中力が切れそうに。しかし、早朝から撮影に出ずっぱりの藤原さんが、疲れを見せることなく子どもたちと目線を合わせて話すなど、主要キャストの7人が自然と子どもたちに声をかけ、優しくフォローする姿が印象的でした。

日本酒フェスが盛り上がり、心からの笑顔を見せる吟

そんな想いが詰まった第6話は、2025年2月13日（木）深夜0:59に放送。撮影現場に訪れていた脚本家のニシオカ・ト・ニールさんによると、第6話は「吟が自信をつける」重要な回とのこと。藤原さんも「不器用ながらも成長していく吟と共に、自分もまた一つ成長できた撮影期間でした」と語っていました。

画像・参考／©タクミユウ・橘ケンチ・平沼紀久／講談社／「あらばしり」製作委員会　文／半田亜美