紗綾 撮影/たむらとも

紗綾、11歳でのグラビアデビューを振り返って「高校生ぐらいまではずっと嫌だった」

2025.02.07 06:03
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2005年2月、小学5年生のときにリリースした1stDVD『紗綾 さあや11歳』で衝撃的なグラビアデビューを果たした紗綾。当時を知るファンたちにとって、2022年の結婚&妊娠発表は感慨深いものがあった。グラビアデビュー20周年となる今年、グラビア活動の一区切りをつけることを発表した彼女に、激動の十代を振り返ってもらった。

──十代の頃、グラビア活動が嫌だった時期があったそうですね。

紗綾 高校生ぐらいまでは、ずっと嫌でした(笑)。デビュー当時からイベントをやると、会場からあふれるぐらいファンの方がいらっしゃって。先日、デビュー作の1stDVD『紗綾 さあや11歳』に関する当時の資料を集めていたら、YouTubeにデビュー直後の私が出演した『給与明細』(テレビ東京)の動画があったんです。

──テリー伊藤さんが企画・案内人を務めたドキュメンタリー番組ですね。

紗綾 それを観たらイベントに来てDVDを買ってくれたファンの方々について、「気持ち悪い」と言っていて(笑)。ファンとしてはショックな言葉だったろうし、今の私だったら絶対に言わない言葉だけど、男性といえば父や親戚しか知らない小学5年生の女の子からしたら確かに素直な気持ちだよなと思ったんです。

生意気な小娘だけど、なかなか貴重な映像だなと思いながら観ていました。11歳でグラビアデビューした自分があったから、今の自分があると思っていますけどね。

──そもそも芸能界に入った理由は?

紗綾 デビューのきっかけはスカウトなんですが、幼少期の頃から「テレビに出たい」「雑誌に出たい」という夢を親に言っていました。グラビアを糧に女優さんになるとか、テレビに出られると思っていたので、そのために頑張っていたところがありました。

──グラビアと並行して、ダンス&ボーカルグループの一員としても活動していましたよね。

紗綾 4歳からストリートダンスをやっているおてんばな娘だったので、余計に「アイドル」「かわいい」みたいな見られ方に抵抗があって。かっこよく見られたい気持ちが強かったんです。『給与明細』でも、「水着を着るのは自分のキャラじゃない」と言っていましたからね(笑)。

──グラビアを好きになれたのはいくつぐらいのときですか?

紗綾 二十歳前後ですね。ちゃんと作品と向き合って、大人たちに自分の意見を言えて、自己プロデュースができるようになってからです。写真集でも積極的にアイディアを出すようになりました。それまでは大人たちに言われるがまま、衣装や水着を着て撮って、みたいな部分が大きかったです。

ただ、高校生になると、私が通っていたのは堀越高校だったのもあり、周りの子たちもグラビアをやっていたんですよ。普通にプライベートでもビキニを着る年代なので、水着になることへの抵抗感はなくなりました。

──最近ではグラビア作品制作の際に誰かの作品を参考にする、ということも多いですが、紗綾さんはそういったことは?

紗綾 私はありませんでした。むしろ周りに惑わされないように意識していました。高校生の頃から美術館などに足を運んで、アート作品から「こういう色を持っていこう、こういう構図を持っていこう」とインスパイアを受けることが多かったです。

──2月8日に4年ぶりとなるトレーディングカード「紗綾Vol.10~20th~Anniversary」を発売しますが、この作品も自分からアイディアなどを提案しているんですか?

紗綾 そもそも企画提案したのが私自身なんです。グラビアデビュー20周年の節目なので、自分からお声がけをして。これまでにもお話をいただいたことはあったんですけど、タイミング的に流れてしまい、結果として前作から4年も空いてしまいました。

──衣装などもご自身から提案したんですか?

紗綾 「こんな感じがいいです」というのは私からスタイリストさんにお伝えさせてもらいました。衣装は全8種類あって、レギュラーカードのほかに、バラエティ豊かなレアカードもあるんです。

たとえば撮影で着た衣装の切れ端が組み込まれたカードや、つけ爪が組み込まれたネイルカード。あと生キスを入れたカードなどなど(笑)。あと私にとっては初めてとなるアクリルスタンドもあります!

──アクスタが初めてなのは意外ですね。

紗綾 今流行っていますもんね。私も娘のアクスタを自分で作って飾っているんですけど、自分のアクスタを横に飾りたいと思います(笑)。

──最後に、2月8日、3月8日に開催する発売記念イベントの意気込みをお聞かせください。

紗綾 当分、グラビア作品は作らない予定なので、ファンの方々に直接会える貴重な機会です。結婚して初めてのイベントなので、ちゃんと「ありがとう」を伝えたいですし、もしかしたら同窓会みたいな雰囲気になるのかなと今からワクワクしています!

(取材・文/猪口貴裕)

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