≠MEが6周年記念コンサート「≠ME 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を開催

≠MEが6周年の誕生日をファンと祝福「7年目もついていくぞーって思ってもらえたらうれしい」

2025.02.02 17:23

指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ・≠ME(ノットイコールミー)が2月1日、グループ結成6周年を記念した6周年コンサート「≠ME 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催。新曲「神様の言うとーり！」をフルサイズで初披露し、6月から「≠ME 全国ツアー2025」を行うことをサプライズ発表した。

ファンと一緒に6周年を祝う

“≠MEテーマパーク”をコンセプトに、グループ最大規模の会場となった本公演は、ステージの随所がパワーアップした内容に。グループ史上最大の横幅約100m、高さ13ｍにおよぶLEDビジョンが、初の客席に食い込む特別設計でステージに搭載。

また、初のムービングステージも採用され、客席をサイドに横切る動きや上下に大きくムーブし、メンバーを客席近くへと連れて行く。上方をぐるりと囲むように伸びる電飾は、約250mの長さで施される豪華仕様となった。

「Overture」ではこれまで開催してきたコンサートを振り返る映像が映し出され、櫻井ももの「Ladies ＆ Gentlemen！ Welcome to ≠ME wonderland！」という元気なアナウンスが流れると、≠MEのキャスト紹介としてエンタメ感満載のメンバー登場シーンへ。

永田詩央里、本田珠由記による自転車に乗っての会場インや、鈴木瞳美と谷崎早耶による床LEDと連動した登場、川中子奈月心が大きな画面を利用してゲームをするなど、これまでにない演出で楽しませていく。

この日のために用意された新衣装を身にまとい、壮大なミュージックに乗せたフラッグパフォーマンスで全メンバーがメインステージに集結。「SSA声出せー！　7周年に向けて出航―！」という冨田菜々風の声を合図に「最強のラブソング」でコンサートはスタート。

上空に銀テープが放たれ、会場のボルテージは早くも最高潮に達すると、続く「す、好きじゃない！」では菅波美玲が「すてきな時間を過ごそうね！」と呼び掛け、会場後方ステージへ足を運ぶ。「偶然シンフォニー」では花道に大きく広がり、曲ラストにはロウソクに火がついたケーキがスクリーンに映し出され、「お誕生日、おめでとう！」とファンとともに6周年の誕生日を祝福。

「ミラクル！」ではトロッコに乗り込み、ファンの近くで目を合わせてコミュニケーションを取る。再びメインステージへ降り立つと「ヒロインとオオカミ」を歌唱。「こちらハッピー探検隊」ではCGと連動して、お化け屋敷からハッピーな空間へと変わりゆく様子を、河口夏音を筆頭に落合希来里、永田の3人が特別演出を見せた。

冨田菜々風のソロステージでファンを魅了

続くユニットコーナーでは、昼公演は「#おふしょるにっと」「2時半ろけんろー」「月下美人」、夜公演は「ウルトラレアキッス」「サマーチョコレート」に加え、「このままでモーメンタリ・アレンジver.」として蟹沢萌子、川中子、櫻井、冨田の4人がふんわりとした明かりに照らされる中、歌唱。

冨田が1人ステージに残ると「皆さんの心に届く歌が歌えますように」とメッセージを伝え、自身のソロ楽曲である「空白の花」へ。久しぶりのパフォーマンスに会場からは歓声が湧き、切ないバラード曲に観客が聞き入る中、儚くも力強く歌い上げた。

中盤では、落合を筆頭にDANCE INTERへ。会場へ稲妻が走るとダークな雰囲気へ入り込み、晩餐会を彷彿とさせる薔薇を並べたテーブル演出で「チョコレートメランコリー」を歌唱。「アンチコンフィチュール」「天使は何処へ」と立て続けのダンスナンバーを、炎が燃え上がるステージでパワフルかつスタイリッシュに見せつけた。

エメラルドグリーンに染まる会場にメンバー感激

メンバーが一度ステージを降りると、スクリーンに「『神様の言うとーり！』本日初披露」という文字が映し出されと、青いチェック柄の衣装に着替えたメンバーが再びステージへ。TVアニメ「甘神さんちの縁結び」(毎週火曜深夜0:00-0:30、テレ東系ほか)のエンディングテーマとして放送中の最新曲「神様の言うとーり！」が初パフォーマンスされるとともに、楽曲のフルサイズが初解禁となった。

蟹沢が「私たちの新曲『神様の言うとーり！』を初披露させていただきました!!　皆さんいかがでしたかー？　現在放送中のTVアニメ『甘神さんちの縁結び』2ndクールのエンディングテーマにもなっています！　私たちの歌声とアニメキャラクターが連動したアニメーションも現在公開されておりますので、そちらも合わせて楽しんでいただけたらと思いますし、この楽曲をいっぱい愛していただけたらいいなと思います！」とアピール。

そして、尾木波菜が「まだまだ声出せますよねー？」と会場をあおり、「秘密インシデント」で勢いをつけ、続く「はにかみショート」では永田が「今からみんなの近くに行っちゃいますよー！」と声を掛け、グループ初のサイドムービングステージがついに作動。スタンド席へ突っ込むようなステージングで、より近くでファンサービスを行い、「夏が来たから」では会場を縦横無尽に動き回る。

SEに合わせてステージ一面に広がるCGと天井カメラがメンバーを追い、一つの星になると「まほろばアスタリスク」で会場はさらにヒートアップ。「君はスパークル」では、川中子が「いつも近くで思ってくれてること、知ってるよ、届いてるよ」とファンへメッセージを送り、「ラストチャンス、ラストダンス」ではファンが大きなコールで応えていく。

冨田が「本日はあらためて≠ME 6周年コンサートにお越しいただき、本当にありがとうございます！　最後は、この会場を私たちのグループカラーであるエメラルドグリーン色に染めて、さらに気持ちを一つにできたらいいなと思ってるんですけど、皆さん…え！　もう変えてくださってる！」と、早くもペンライトカラーを変えて会場を染めるファンに感動。

さらに、「結成してから6年間、≠MEはどんなふうにいたらいいか、どんなグループであるべきかずっと考え続けてきました。そして全員がたどり着いた一つの答えが、今目の前にいる皆さんと作るこのステージを大切にしたいという気持ちでした。このキラキラとしたステージでみんなといられる時間が何より幸せです！　私たちをここまで連れてきてくれた皆さん、本当にありがとうございます！　そんな大好きな皆さんと、東京ドームに行きたいです！　これからも私たちについてきてください！」と続け、「『君と僕の歌』」で本編を終えた。

夜公演ではダブルアンコールも

会場にはノイミーコールが響き、「アンコールありがとう！」の冨田の叫び声とともにTシャツ衣装に着替えたメンバーがトロッコに乗って再登場。昼は「好きだ!!!」「想わせぶりっこ」、夜は「デートの後、22時」「初恋カムバック」とサイン入りのカラーボールを飛ばしながら進み、メインステージへ降り立つと全員で「ごめん、マジで」を歌い上げる。

本田が「まずは、皆さんのお声がすごく大きくて、私たちすごくうれしいです！　6周年コンサートはウエスタンなノイミーだったり、新しい演出に挑戦させていただき、ワクワクしたコンサートになっているんじゃないかなと思って、私たちも楽しかったので最高でした！　ノイミーワンダーランドにまた来たいよって人―？　皆さんも7年目もノイミーについていくぞーって思ってもらえたらうれしいです」と声を上げる。

最後の曲へ移る前、MCの流れでスクリーンにはメンバーも知らずにいたサプライズ映像が。映像内で「≠ME 全国ツアー2025開催決定！」と発表され、ファンが一斉にペンライトを持って飛び上がる。

発表を受け、「≠ME 全国ツアー2025の開催が決定しました！」と前回のツアーでは行けなかった地域にも行ける喜びや、さらに進化した姿を見せたいと意気込む蟹沢。

冨田が「もっと楽しめますかー！」と勢いを付けて「≠ME」をパフォーマンスし、鈴木が「皆さん、最後までありがとうございました！　楽しんでいただけましたか～？　7年目のノイミーも、ずっと皆さんの近くに感じられる存在であり続けたいと思います！」と話す。

最後に、マイクを外して肉声で「本日は本当にありがとうございましたー！」と叫び、冨田が「これからも私たちと一緒に駆け抜けようねー！」と明るく手を振りアンコールは終了。と思いきや、ファンから大きなノイミーコールが響き渡り、夜公演ではダブルアンコールを実施。

ファンの声に応える形でステージへ戻ったメンバーは、オープニングを飾った「最強のラブソング」を歌い、最後は「好きだー！」と全員で叫んで全ての公演を締めくくった。