嶋崎斗亜×吉田美月喜×山中一輝、楽しい食事が修羅場になりかけた思い出を告白＜恋愛革命＞

2025.02.01 07:00

嶋崎斗亜(Lil かんさい)が主演を務める新ドラマ「恋愛革命」(毎週土曜深夜1:00-1:30、ABCテレビ※関西ローカル)が現在放送中。原作は韓国発webtoonの人気作品で、日本ではLINEマンガにて配信中の学園ラブコメディ。

日本版ドラマは、入学と同時に一人暮らしをすることになった主人公・姫ノ宮レイが、女子高生・王子凛と出会ったことで恋に落ち、振り向かせようと奮闘する姿をコミカルに描く。一途で天真らんまんなレイを嶋崎、クールなヒロイン・凛を吉田美月喜が演じ、同級生でレイの幼なじみ・伊藤悟を山中一輝(AmBitious)が務める。このたびWEBザテレビジョンでは、ドラマに出演する3人にインタビュー。撮影でのエピソードや見どころなどを語ってもらった。

「嶋崎さんの周りを明るくする雰囲気がレイに合っている」

ーー台本を読んでみての感想はいかがですか？

嶋崎：すごく面白そうだと思いましたし、台本を読んだ段階では共演する皆さんのことを知らなかったので内容の部分だけで感じていたんですけど、読み合わせをしたときに皆さんのキャラクターが入ってきたことですごくはまった感じがして、撮影が楽しみになりました。

吉田：初めて読んだとき、まずレイのキャラクターがすごく難しそうだなって。もちろん自分が演じる凛もいろいろ課題があるとは思いましたが、レイの雰囲気がこの作品全体の空気感に関わってくると感じていました。ただ嶋崎さんの周りを明るくする雰囲気がレイに合っていると本読みのときに感じたので、それがこの作品にも反映されているのではないかと思います。

山中：ドラマの始まりが僕のせりふからだったので、一通り読んでみて一発目に思ったことは「荷が重い」でした(笑)。撮影自体は中間で行われたので緊張することはなかったのですが、ここから始まると思いながらお芝居させていただきました。

山中演じる悟につられて笑ってしまう撮影中のハプニングも

ーー役作りをされる上でどんなことを意識されましたか？

吉田：漫画原作のキャラクターもボブだったので髪型は合わせていきました。あと韓国でドラマ化されていることを元々知っていて、すごく好きだったんですけど、今回は韓国ドラマのリメイクではなく、漫画に沿うことを打ち合わせのときに聞いていたので、できるだけ韓国ドラマは考えないように意識しました。

ーー漫画と韓国版で凛は違うところもあるのでしょうか？

吉田：違うというわけではないんですけど、映像で入るインパクトは強いのであまり考えないようにしていました。本読みをやってみると、他の皆さんも自分の思うキャラクターで演じてくれていると感じたので、凛として演じやすかったです。

――台本を読むと、レイは嶋崎さんに近しいものを感じました。

嶋崎：そうなんですよ。僕はこうだけどレイだったらこうだなっていう深堀りをしなくても済んだので、僕はレイに似ているのかも…。ただ、作品になったときに嶋崎斗亜になり過ぎないように、台本を読んだときのファーストインプレッションを大事にしました。

山中：元々マッシュというか普段からそういう髪型をしていたので外見は問題なかったんですけど、逆に表情とかはめちゃくちゃ難しかったですね。しかも僕はゲラで…。悟はクールだから面白いシーンでもスッとしていることが多かったんですけど、やっぱり笑っちゃうことはあったので、そこが一番大変でした。

吉田：悟の笑いにつられてみんなも笑っちゃうんですよ。

嶋崎：笑った顔が面白くて。笑いをこらえている顔につられるんですよね。

撮影現場は“小学校みたいな感じ”

――現場でのエピソードで思い出に残っていることはありますか？

嶋崎：学校での撮影は毎日カードゲームしたり遊んだり…小学校みたいな感じでした。20分休みを活用するためにご飯をダッシュで食べて、それから話したりゲームしたり、楽しいだけの授業のない学校みたいな感じで、毎日わくわくしながら2人で「今日も楽しみやな」って話していました。

山中：おかげで学校どうしようかなって(笑)。明日から本当の学校だと思うと…撮影中ちょっと考えていましたね。

――現場以外でも思い出に残っていることはありますか？

山中：撮影が早く終わった日に斗亜くんに「どう、ご飯いかん？」って焼き肉に連れて行ってもらったことがあるんですけど、予定を立ててから行くようなすごいお店だったんですよ。そこで食べた焼肉がめちゃくちゃおいしくて楽しかったです。

嶋崎：僕もこっちに来て何もお金使っていなかったんですけど、一番お金使いました。

――先輩としておごってあげたんですか？

嶋崎：それなんですよ。(山中が)おごられたくないっていうプライドがすごくあるタイプで、僕が普通に出そうとしたら、「嫌です」「ええって」って言い合って。

山中：ちょっとけんかになりかけました(笑)。

――吉田さんも焼肉は食べたかったですか？

吉田：そうですね、ちょっとお裾分けでお持ち帰りして欲しかったです(笑)。食べ物に釣られてしまったんですけど、この作品は食べるシーンが多かったなって思います。恵子(凛の友人)は食いしん坊キャラでレイは料理上手な設定なので、レイがいっぱい作ってくれた料理をカットがかかった後にみんなで食べるのが楽しかったです。美味しいし見栄えもいいし、レイは不器用ですけど料理は器用なんだなってギャップがあって、そこはすごく印象に残っていますね。

嶋崎：凛は意地でもレイが作ってきたものを食べないので、ひたすらメロンパンを食べるみたいなシーンがあるんです。カット数が多かったのか、普通にNGが多かったのか分からないんですけど、たくさんメロンパン食べてなかった？

吉田：普通に撮影してないときにもパクパク食べてしまって、どんどん無くなって「あ～すみません、無くなっちゃいました～」って(笑)。

嶋崎：だからか。昼食も食べてその前のお菓子も食べていて、「私、今日食べ過ぎ」って言ってたんですよ。

吉田：食べちゃうんです。食べるのが大好きなんですよ。