赤楚衛二、財布をなくすも“推理力”を発揮して無事発見「これも灰江を演じたおかげかな」<相続探偵>
赤楚衛二が主演を務めるドラマ「相続探偵」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/TVerにて配信)の第1話が民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて配信を開始。2月1日(土)の第2話放送に先がけ、主人公・灰江七生を演じる赤楚からコメントが到着した。
遺産相続をめぐる痛快ヒューマンミステリー
本作は、生きている私たちにとって切っても切り離せない「相続」問題を題材にしたヒューマンミステリー。
「灰江相続調査事務所」を営み、考え事をするときにコーヒー豆をそのままバリバリと食べるコーヒーオタクの相続トラブル専門探偵・灰江七生(赤楚)が、バイク乗りで身体能力に長けている休学中の医大生アシスタント・三富令子(桜田ひより)、元警視庁科捜研エース研究員の経歴を持つ朝永秀樹(矢本悠馬)ら個性的な仲間とともに、相続にまつわる事件をコミカルに、痛快に、時に大真面目に解き明かす。
赤楚衛二インタビュー「毎回とんでもない化学反応が起きている」
――役やドラマの推しポイントを教えてください。
赤楚:やっぱり一番は、灰江相続調査事務所の3人、灰江、三富(桜田)、朝永(矢本)のチームワークですね。撮影現場は毎回本当に笑いが絶えないです。桜田さんも矢本くんもめちゃくちゃお芝居が素晴らしくて、毎回本当に勉強になりますし、二人との掛け算から生まれてくるものも本当に楽しくて。
ドラマ全体を通して、そこがベースになっていると思います。今作は各話にいろんな方がゲストとして登場して、さまざまな相続の形に向き合いますが、それぞれに対してどのように解決していくか、そこで3人がどう動くかというところが見どころになっています。
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
赤楚:皆さん、本当に芝居が面白くて。脚本の面白さや、ワクワクももちろんあるんですが、それ以上にキャストの皆さんの個性やお芝居のアプローチから生まれる掛け算によって、毎回とんでもない化学反応が起きているなと実感しています。
撮影の前日はいつも「明日のこのシーンはどんな展開になるんだろう」と、楽しみにしながら就寝するんですが、いざ現場に入ると、その想像を上回る勢いで「こういうシーンになるんだ!」という発見があって。人のお芝居でこんなに涙流すほど笑う現場もなかなかないんじゃないかな、というくらい、本当に明るく楽しく撮影に臨んでいます。
――第1話の中で印象に残っているシーンを教えてください。
赤楚:一つは、灰江相続調査事務所で繰り広げられる(桜田演じる三富と、矢本演じる朝永の)3人での掛け合いのシーンです。3人でのがっつりとした掛け合いは初めてだったのですが、初めてなのに何か居心地がよくて、すごく楽しくて。とてもワクワクした瞬間だったので、ぜひそこに注目していただけたらと思っています。
もう一つは、事件を解決していくところですね。明らかになった犯人を3人で追い詰めていく様子は見どころです。
赤楚、実生活で「自分の直感は信じない」
――赤楚さんは実生活で、探偵のような直感や推理力を発揮した経験はありますか?
赤楚:どちらかというといつも予想が外れるタイプで、あまり自分の直感は信じないようにしていて……(笑)。でも先日、印象的な出来事があったんです。お財布をなくしてしまって。
もっとも、スマホでキャッシュレス決済できるので特に不自由はなかったのですが、数日見当たらないとさすがに見つけないといけないな、と思って、1週間前までの行動を思い出していって。「そういえば、あの日にこの服を着て、この場所に行ったな……」と、記憶を辿っていったら、最後に財布を使った場所を思い出して、無事見つけることができました。
――灰江の視点が赤楚さん自身にも憑依されたと……
赤楚:これまでは物をなくしても「いつか見つかるだろう」と放置するタイプだったんです。でも今回、財布を探しながら推理というか、記憶を整理しながら探していくというのを初めて実践して。
これも灰江を演じたおかげかな、と思いました。とはいえ、もう財布はなくしたくないなと思ったので、それ以来GPSタグを付けました(笑)。
――灰江を演じる中で、赤楚さん自身に訪れた変化はありますか?
赤楚:日常生活でも灰江のように猫背になったり、しゃべるときに「ふむ、ふむ」と声に出して言うようになってしまいました。確実に役の影響が出ていますね(笑)。周りの人たちはそこまで気づいていないかもしれませんが、自分で無意識に「ふむ」と言ってしまった瞬間に「あっ、俺『ふむ』って言ってる……!」と、ひとり恥ずかしさを感じています(笑)。
赤楚「作品づくりに生きがいを感じています」
――「相続探偵」から始まる赤楚さんの2025年、どんな年にしていきたいですか?
赤楚:ワクワクしながら作品づくりの現場に携わらせていただいていることに、あらためて生きがいを感じていますので、2025年も現場で作品を作っていく楽しさを味わいつつ、生きていけたらなと思います。
――最後にTVer視聴者へのメッセージをお願いします。
赤楚:「遺言書って愛する人に出す最後の手紙だから」という言葉がドラマの中に出てくるのですが、本当に素敵な言葉で、まさにその通りだなと思います。
今作のテーマである遺産相続について、視聴者の皆さんには経験されたことがあるという方もいれば、まだないという方、「ちょっと先のこと過ぎて分からない」という方もいると思いますが、人が誰しも一度は通る道ではあると思うので、いざそのタイミングで勉強を始めるよりも、このドラマを通じてあらかじめ勉強しておくといいのではないかなと思います。
灰江相続調査事務所の3人のチームワークや、ミステリーを解決していく様子についても、見ていて飽きないようにみんなでお芝居を頑張っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。
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