桜井玲香が稽古場でリラックスできていることを告白すると柿澤勇人が賛同「確かにいつもよりニコニコしてる」

2025.01.31 17:39

桜井玲香が、1月31日に都内で開催されたミュージカル「ボニー＆クライド」の製作発表記者会見に、柿澤勇人、矢崎広、海乃美月、演出を務める瀬戸山美咲と共に登壇した。

アンチヒーローとして人気を博した実在するカップルの物語

ミュージカル「ボニー＆クライド」は、1930年代、世界恐慌下のアメリカ中西部で銀行強盗や殺人を繰り返した実在の人物、クライド・バロウとボニー・パーカーという伝説のギャング・カップルを題材に、作曲家、フランク・ワイルドホーンが新たに創造したミュージカルを、新たにブラッシュアップしたもの。クライド役を柿澤と矢崎、ボニー役を桜井と海乃がそれぞれWキャストで演じる。

登壇した桜井は「『ボニー＆クライド』は世界中でかなり熱狂的なファンがたくさんいるカップルということで、見に来てくださった皆さんに、このカップルを好きになってもらえるような、大ファンになってもらえるような、そういう2人を演じられたらいいなと思っております」とあいさつ。

また、演じるボニーについて「『ボニー＆クライド』っていろんな作品として世に出ているんですけれども、作品を見るたびにボニーの印象が違っていて、すごく真面目な素直な女の子という描写があったりとか、方やすごくセクシーな女性だったり、ちょっと危ない片鱗が見えたりとか、いろんな面が描かれているので、今は自分たちが『どういう面を取って演じていこうか』っていうのを、(海乃と)よく2人で話したりしています。そんな中で、ボニーは小さい頃から何か人を引き付けるような魅力を持っていた女の子みたいだったので、“目が離せない、つい気になってしまう女性”という印象です」と明かした。

桜井玲香「いろんな方とお話できているので、とてもやりやすいです」

ほか、稽古の様子を聞かれると、「毎回、絶対新しいシーンに入る前に、(瀬戸山が)ディスカッションする時間を設けてくださるんです。みんながちゃんと円になって。私は委縮しがちで、稽古場とかで自分の意見が言えなかったりとか、皆さんと打ち解けるのも“本番になってからお話する”みたいなことも結構あったりするので、今回みんなの話している姿を見られて意見も聞けるというのが、1つ壁が壊れて珍しくいろんな方とお話できているのでとてもやりやすいです」と笑顔で語った。

すると、柿澤が「(桜井とは)共演の回数が結構多いんですけど、確かにいつもよりニコニコしてるなって感じ」と暴露して、笑いを誘った。

◆取材・文＝原田健