犬の紳士とお嬢さんのやり取りがかわいい…和やかにチェスで遊ぶ話に「心があったかくなる」「癒された」の声【作者インタビュー】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『ポメ紳士とボルゾイのお嬢さん』の1エピソード、『ポメ紳士とボルゾイのお嬢さん その8』を紹介する。『エメラルドに食べられたい』(徳間書店刊)などで知られる作者のaimiさんが、12月14日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.8万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、aimiさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

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お嬢さんにボードゲームを誘ってみるポメ紳士

チェスの話をするポメラニアンの紳士、ポメ紳士とボルゾイのお嬢さん。「チェス…難しいんでしょう？」とお嬢さんはポメ紳士が持ってきてくれたキングの駒を見ながらこぼす。そんなお嬢さんに、「駒の動きは複雑ですが…キングを取られたら負けです」とポメ紳士が教えてくれる。

彼は両手を広げて「試しにやってみましょう！大丈夫！きっと楽しいですよ！」とお嬢さんに声をかけ、彼女に楽しいひと時を過ごしてもらうために提案する。

しかし、直後にげっそりとした表情で「負けました」とポメ紳士。だが当のお嬢さんは「えっ勝ったんですか？わたし？」と何が起きたのか分からず困った様子だ。そんなお嬢さんにポメ紳士は「はい…お見事です」としょんぼりと肩を落として…。

この愛らしいやりとりを描いた漫画を読んだ人たちからは、「シワシワぽめかわいい」「駒持てなくて負けた？」「心があったかくなる」「あまりにもかわいくて癒された」など、多くのコメントが寄せられている。

暖かい気持ちにしてくれるポメ紳士とお嬢さんの和やかな時間

――『ポメ紳士とボルゾイのお嬢さん　その8』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

ボルゾイのお嬢さんは家からあまり出られないという設定があります。そこでポメ紳士が遊びにきてくれるのですが、家の中で遊べるものをと考えた時に、ボードゲームをやらせてみようと思いました。ボードゲームの候補は色々あったのですが、作品の雰囲気にあっていると考え、チェスを選択しました。

――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあればお教えください。

ポメ紳士を可愛らしく描くこと、ボルゾイのお嬢さんをエレガントに描くことを意識しています。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

ポメ紳士が一コマで負けてしまうところが気に入っています。笑ってもらえたら嬉しいです。全体の雰囲気として、読んでいて癒されるような作品を目指しています。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか？

自分が体験したことを作品に盛り込むことが多いです。『ポメ紳士とボルゾイのお嬢さん』はふたりに〇〇を与えたらどうなるかな？と考えるのが楽しいです。

――ポメ紳士のモフモフ感がとてもかわいらしかったです。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか？

ぱっと見てわかりやすい絵作りを心がけています。堅苦しくなりすぎないように、自分も楽しんで描くようにしています。

――今後の展望や目標をお教えください。

今後も楽しんで作品作りを続けていきたいです。楽しむことが一番だと思っています。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！

いつもaimiの作品を読んでいただいてありがとうございます。作品を楽しんでいただけたら、aimiも嬉しい＆楽しいです！