武藤潤“一顕”&伊藤あさひ“整”、互いの正体を知ってもなお切れない不思議な絆「半井さん、重い。すんごい重たい」＜ふったらどしゃぶり＞

2025.01.29 05:00

伊藤あさひと武藤潤(原因は自分にある。)がＷ主演を務めるドラマ特区「ふったらどしゃぶり」(毎週木曜深夜0:59-1:29ほか、MBSほか)の第4話が、1月30日(木)に放送される。同作は、WEB小説マガジン「fleur(フルール)」(KADOKAWA)で連載され、2013年にフルール文庫版が発刊、2018年に新書館ディアプラス文庫として新装版が発売された、一穂ミチのBL代表作「ふったらどしゃぶり When it rains, it pours」が原作。“セックスレス”に悩む不器用な大人のラブストーリーを描く。

伊藤あさひ&武藤潤が初主演にして初共演

タワーマンションで同居する幼なじみへの恋心に思い悩む、家電メーカー「伊坂堂」総務部の半井整(なからい・せい)役には、伊藤が配役。彼女とのセックスレスに悩む、整と同じ会社の営業部に勤務する萩原一顕(はぎわら・かずあき)を、武藤が演じる。

その他、一顕の同棲中の彼女でネイリストの水谷かおり(みずたに・かおり)役の秋田汐梨、整の幼なじみであり同居相手の藤澤和章(ふじさわ・かずあき)役の松本大輝らがドラマを盛り上げる。

これまでの放送では――

「セックスしたい」と和章(松本)に迫った整(伊藤)は、拒絶されてしまい、ひとり取り残されたような気持ちでいた。そのことを一顕(武藤)にメールで吐露するも、一顕もまた、かおり(秋田)と出会った頃の楽しい時間を思い出しやるせない気持ちになる。

そんな中、休日出勤した一顕は会社で偶然整に会い、同期会の店まで一緒に傘を返しに行くことに。返却し終え店を出たところで、雨が降り出してしまい、美術館で雨宿りをする2人。そして、美術館で見たあるものをきっかけに、ついに“その時”が訪れる。

第4話では――

悩みを打ち明けていたメールの相手が当人同士だったことに気付いた一顕と整。気まずくなるかと思いきや、一顕は整を食事に誘い、より信頼のおける関係になっていく。相変わらず、互いのパートナーには悩みに気付いてもらえず、もやもやした感情が続く2人。

そんな中、足の指をぶつけ爪に亀裂が入ってしまった整は、一顕に勧められ、かおりのネイルサロンを訪れる。一方の一顕は、かおりに誘われ、かおりの先輩・彩子(染谷有香)の家に遊びに行くが、彩子から思いがけない“言葉”を浴びせられる。

――という物語が描かれる。

メール相手だったと知った2人の関係はより深まっていき…

公式HPなどで公開されている予告動画では、「今度の水曜日、飯食いません？」と整を誘う一顕の姿や、「半井さんから何か届いたよ」とかおりがストームグラスを手に取るシーン、一顕がそのストームグラスのブランド「ヴォストーク」を検索し、デザイナーである和章のプロフィールを見てあることに気付く様子などが描かれている。

また、「和章も分かってるだろ？俺が本当に欲しいのは…」と言いかける整を「仕事してくるよ」と制する和章の姿も。そんな整のことを一顕は「半井さん、重い。すんごい重たい」と容赦なく指摘。整は「そんなの俺だって分かってんだよ」と落ち込んでしまう。

さらに、「男の部分出されるとなんか引いちゃって」と言うかおりの本音や、「何て言ったらいいのか分かんないけど、とにかく返事が欲しい」とSOSを出す一顕の姿も映し出されている。

第4話放送を前に、SNS上では「お互いメールの相手と気付いた後のやり取りがすてき過ぎる」「一顕が和章にたどり着くのゾクゾクする」「単なる男同士の恋ではなく人間の本質や性の葛藤をあらわにしたドラマだ」「第4話は嵐の回になるな」「一顕と整の関係が今後どうなっていくのか楽しみ」といった声などが上がり、話題となっている。

ドラマ特区「ふったらどしゃぶり」第4話は、1月30日(木)深夜0:59よりMBSほかにて放送。