和田明日香「ベスト卵かけご飯インマイライフかもしれない」加藤諒が作る渾身の一品に感動＜和田明日香とゆる宅飲み＞

2025.01.28 12:00

料理家・食育インストラクターの和田明日香がゲストを招き、リラックスして“宅飲み”するようすを映すBSテレ東の人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00～)。1月21日の放送では、俳優として活躍する加藤諒が登場した。

これまでにないほどのハイテンションなゆる宅飲み

1月21日(火)放送のゲストは俳優の加藤諒。10歳のころにバラエティ番組「あっぱれさんま大先生」にて芸能界デビューし、2019年には実写映画化された「パタリロ!」で主演を務めている人気俳優だ。

今回のお土産はヤマサキ農場(高知)の「ゆずたま」で、卵が大好きな加藤イチオシのゆずのさわやかな香りがする一品。さらに日本酒にハマっているということで長野の「真澄漆黒KURO(純米吟醸)」と新潟の「雪洞貯蔵酒緑(純米吟醸)」を取り出した。締めは卵かけご飯にしようと語りながら、まずはビールで乾杯をしてゆる宅飲みスタート。

ハイテンションな加藤に若干押されつつも、和田はだし巻き卵を作り始める。「ゆずたま」を割ってボールに入れたところ、加藤から「もうゆずの香りがする」と言われた和田。しかし匂いをかいでみても、和田にはわからない。実は加藤、普段から“誰の持ち物か匂いでわかる”というほど鼻が良いのだとか。加藤の意外な特技には、和田も驚くほかなかった。

「ゆずたま」で完成しただし巻き卵を食べていると、「酔っぱらってもハッピーハッピーでしょ？」と和田から質問が。いつもニコニコと笑顔の加藤をイメージしての言葉だったが、加藤からは意外にも「酔っぱらうとしゃべらなくなる」という答えが返ってくる。だが日本酒を飲んだ時はそうならず、「ハッピーハッピーになりすぎちゃって」と加藤。観覧で参加していた友人の日本酒イベントで自分がしゃべりすぎてしまい、もはやMCのような勢いにもなっていたこともあったという。

和田の人生でベストな卵かけご飯は「ゆずたま」とともに

その後じっくり話をしていくなかで、「面倒くさいことは大事」という話題が盛り上がる。「楽な方向には行きたくないな」という加藤の言葉は、武田真治とダブルキャストでミュージカルを担当した時のことを振り返ってのもの。武田が15年ほど演じているキャストを演じた加藤は、その時に「自分が演じるならば自分のものを見つけなくては」と考えたそう。

人が作ったものをなぞるのではなく、オリジナルで…。そうした思いを胸に演技を続けていたところ、東京の千秋楽で加藤の演技を見た武田から「楽じゃない選択をしたね」と言葉をかけられたのだ。まさに自分の思いが伝わった瞬間だった…というエピソードを語った。

ただトークの合間にも、お酒は進む。はじめての熱燗を「真澄漆黒KURO」で味わった加藤は、その味の変化に「こんな変わる!?ってくらい…」と驚いていた。また宣言通り締めには「卵かけご飯」を出すことになり、“加藤諒スタイル”の卵かけご飯が明らかに。まずは白米を茶碗によそい、黄身と卵白を分ける。黄身は別にして、まずご飯と卵白を混ぜ込んでいくのだ。

興味津々の和田も「はじめて見た！」と加藤スタイルで調理。ふわふわになった白米の上に黄身を乗せ、だし巻き卵に使ったおかかと青のりを盛り付けていく。しょうゆをたらし、大根などが入った「薬味おろし」を乗せたら「加藤諒スタイルの卵かけご飯」が歓声。いざ実食したところ、和田は「ベスト卵かけご飯インマイライフかもしれない」とその味わいに大興奮を見せていた。

白身が混ざってとろとろの食感になった白米と「ゆずたま」など調味料の風味が共演する卵かけご飯。感動した和田は「日本って素晴らしいね…」としみじみ語る。また加藤を見送ったあと、「これだけ人気者なのに一切手を抜かずに、楽をする方じゃなくって、できる限りの努力をするみたいな感じは格好いいなって思いました」とコメントする和田。ただ明るく楽しくだけではない加藤の凄みを、体験として感じたようだ。