『5000マイル先から会いにきて』が話題

【BL漫画】5000マイルを隔てて育んだ友情が恋に変わるとき…ツンデレアメリカ人とウブな日本人の関係に読者から「最高すぎ」など反響続々【作者インタビュー】

2025.01.27 09:00
『5000マイル先から会いにきて』が話題

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。2024年12月6日に作者のゐわさびさんがX(旧Twitter)に投稿された『ホームステイ先で文通相手に会ったのに』をピックアップ。

本作はライトBLレーベル・レモロンをとおして、マンガアプリ・comicoやマンガWEBサービス・DLsite comipoで連載中の漫画『5000マイル先から会いにきて』の第一話にあたるエピソード。X(旧Twitter)に本作が投稿されたところ、8千件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、作者のゐわさびさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

心の拠り所だった文通相手にようやく逢えたのに…

年に数回、父の友人から送られてくるアメリカからの荷物。荷物に入ったお菓子や映画、手紙は、不登校の基樹にとって唯一自分と世界をつなげるものだった。息子を心配する父親は、高校に進学するタイミングで荷物の送り主に会いに行かないかと提案。不登校のままいるよりも環境を変えてみてはどうか…と。

アメリカでは父親の友人ファミリーが温かく迎え入れてくれる。そして基樹の来訪を何より楽しみにしていたのは、基樹と同級生で手紙をやり取りしていたオースティンだった。キラキラした瞳、屈託のない笑顔。優しくて親切かと思いきや、そっけなく突き放されて…。オースティンに翻弄される基樹のLA生活は一体どうなるのか…。2人のこれからに読者から「最高すぎ」「ドキドキする」など多くの反響が寄せられている。

作者・ゐわさびさん「離れていても一途にお互いが大事」

――『ホームステイ先で文通相手に会ったのに』としてご投稿されたのは『5000マイル先から会いにきて』の第一話ですが、本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。

私自身が海外が好きで、「いつか海外をテーマに何か描きたい」と思っていたのと、「離れていても一途にお互いが大事だ」と思い合う2人が描きたいというところから生まれた作品です。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

お互いが大事で好きだからこそ、不器用で上手くいかない2人がゆっくりと近づいていく…そんな様子を楽しんでいただけたら幸いです!

――本作で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

1話のなかで、扉越しにモトキがオースティンに謝るシーンが気に入っています。

モトキが「自分の言葉でオースティンを傷つけてしまったかもしれない」と気づき、「怖くても自分の思いを相手に伝えなきゃと」勇気を出すシーンです。モトキの誠実であろうとする気持ちが見えて好きです。

――今後の展望や目標をお教えください。

沢山の人に読んでいただける作品になったら嬉しいです。まずは最後まで走り抜けられるよう、引き続き原稿を頑張りたいと思います!

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

『5000マイル先から会いにきて』を既に読んでくださっている方も、これから読む方も、海外の空気感や2人が今後どうなっていくのか色んな視点から楽しんでいただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします!

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