日向坂46大きな変化の年…副キャプテン就任の高橋未来虹「未来に不安はない」、金村美玖は「後輩に格好良い姿を見せていく」
日向坂46が13thシングル「卒業写真だけが知ってる」を1月29日(水)に発売。今作では、小坂菜緒が2年半ぶり、6作ぶり6度目の表題曲センターを務める。2024年は選抜制度が導入された他、四期生の躍進、メンバー卒業が続くなど、日向坂46にとって大きく変化する1年となった。また、2025年になってからは、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈も同曲の活動をもって卒業することを発表し、一期生全員の卒業が決まった。WEBザテレビジョンでは、選抜メンバーの金村美玖と、2024年11月7日に副キャプテンに就任した高橋未来虹にインタビューを実施。グループが大きく変わる中で2025年を迎え、二人は何を思うのか。新曲の魅力とともに、今後の活動への思いなども語ってもらった。(取材は2024年12月に実施)
小坂菜緒の6作ぶりセンターに金村美玖「また見たいと思っていた」
――まずは「卒業写真だけが知ってる」の印象から教えてください。
金村:小坂菜緒がかなり久しぶりのセンターで、最初に楽曲を聞いた時は、かなり王道な曲が来たなと感じました。同期として菜緒のセンターを“また見たいな”とずっと思っていたので、この曲で2025年初めてのシングルを勝負できるのがすごくうれしかったです。
「卒業写真だけが知ってる」というタイトルで、ちょうど春とか学生の卒業シーズンにぴったりな曲になっているので、卒業写真をみんなで撮った時に、一緒にこの曲をつけてSNSなどに投稿してくれたらうれしいですね。春先にすごくぴったりな曲だと思うので、学生などに聞いていただけたらいいなって思っています。
高橋:私も小坂菜緒さんのセンターを“また見たい”と思っていました。「僕なんか」で(小坂が)センターをやって2年ぐらいたったんですかね。後輩から言うのもおこがましいんですけど、ミュージックビデオを見たら、すごくパワーアップした菜緒さんを見られる楽曲だなって思って。
日向坂46の表題曲では、ここまで季節に寄り添った楽曲が意外となかったなと思うんですけど、歌詞の冒頭から桜とか出てきたり、切なくもありつつ春に抱く期待感みたいなものを感じていただける楽曲なのかなと思います。
高橋未来虹「最後のせりふは菜緒さんの声で言うから意味がある」
――同期の金村さんから見ても、久しぶりのセンターとなる小坂さんは以前と違いましたか?
金村:全然違いました。前に菜緒ちゃんがセンターだった「僕なんか」の時は、両隣にダブル佐々木さん(佐々木久美、佐々木美玲)、先輩方が支える形でパフォーマンスしていたんですけど、今回は四期生の正源司(陽子)と藤嶌(果歩)っていう、若々しい後輩たちを引っ張っていく形でパフォーマンスしているのが印象的で。堂々としているのをより感じられて、見ていてすごくワクワクしました。
二期生もグループの中で上の層になったので、そういう菜緒ちゃんがこのグループを責任持って引っ張っていくみたいな姿が見られる作品になったかなと思います。
――そんな新曲の歌詞の中で、注目してほしいところはありますか?
高橋:私は最後のせりふですかね。菜緒さんの声で言うから意味があるなと思います。せりふで最後を締める曲って今までなかなかなかったので、新しい形だなと思うし、やっぱりここが特徴的で。そこで見てくれている人が一気にぐっと引き込まれる場面かなと思います。
金村:私は「好きだ」を連呼しているのが最初から耳に残っていて、すごく執着がある人なのかなって(笑)。その女の子、ずっと思っているんだろうなって思いました。レコーディングの時も、最後に“しょげかほ”(正源司&藤嶌)のパートがあるんですけど、強い気持ちの「好きだ」がやっぱり印象的だったので、そこが聞きどころかなと思います。
金村美玖、MVは「2025年のスタートにぴったり」
――「卒業写真だけが知ってる」のMV撮影はいかがでしたか?
金村:今回は久しぶりに制服をみんなで着るシーンがあって、すごく青春感がありました。(デビューシングルの)「キュン」のころは、そういうテーマが多かったと思うんですけど、最近は作り衣装だったり、バラバラの私服衣装だったりっていうのが多かったので、みんなで学校で制服を着て、桜吹雪の中で踊るとか、そういうのがちょっと初期を思い出す気持ちになって、高校生に戻った気持ちで楽しかったです。
バスケのシーンがあるんですが、本当に菜緒ちゃんが高校生活を振り返るっていう感じのMVになっているので、そういう昔のバスケをしていた記憶とか、(河田)陽菜ちゃんがピアノを弾いて、講堂でみんなで歌ったり踊ったりしているシーンとかをどんどん見せていくっていうのが、すごくエモーショナルな感じでした。
――テーマが「春を告げるパレード」だそうですね。
金村:最後はもうずっと進みながらのダンスシーンだったので、前後差のつけ方とかが難しかったです。日向坂46は昔から歩きながらのMV撮影が結構多くて。「ときめき草」だったり「ソンナコトナイヨ」とかもずっと道路を進んでいく感じなんですけど、今回もそういうパレードで進んでいくシーンが、2025年のスタートにぴったりだと思いますし、前向きな曲によりつながっているなっていう感じがしました。
高橋未来虹が金村美玖の卒業に要望「絶対にはかまを着てください!」
――卒業が舞台となっている曲なので、お二人の学生時代の卒業の思い出を教えていただけますか。
高橋:私は一般の公立高校に通わせていただいたんですけど、その時はまだコロナ禍で、卒業写真でもマスク姿が多かったんです。卒業証書を持っているけどみんなマスクをしていて。もちろん楽しかったんですけど、やっぱり心残りだったりもするので、今回こういう楽曲を頂いて、美玖さんがおっしゃっていたように、学生の皆さんが思い思いの写真を撮って、いっぱいこの曲に乗せて、その思い出を広げていってくださったら、それを見られたら私も、たぶん同じ世代ぐらいの子たちもすごくうれしいのかなと思います。
金村:私は中学3年生でグループに入ったので、中学も高校も卒業式みたいなものにしっかり出られてないんです。今は大学に通っているんですけど、しっかりと参加できるのはその卒業式が小学校ぶりかもしれないです。
高橋:絶対にはかまを着てください!
金村:はかま着ます(笑)。
高橋:超楽しみ、私も。
金村:私も超楽しみで、たぶん人生最後の卒業式になるので、今はその卒業式に向けて準備をしてるっていう感じです。
――ご自身の卒業でも頭の中で今回の新曲が流れるわけですね。
金村:そうですね。友達との別れでもあるので、いっぱい写真を撮ろうと思います。
ひなた坂46楽曲の「SUZUKA」にびっくり
――そして、収録されているひなた坂46の楽曲には、富田鈴花さんがセンターを務める「SUZUKA」があります。最初は「何かの企画かな?」とも思いましたが、皆さんも突然のことで驚いたそうですね。
高橋:そうなんです。センターが鈴花さんと分かって、歌詞と仮歌を頂いた時にパッと見たら、もう「SUZUKA」って書いてあって、詞を見たらもう富田鈴花さんへの歌だって。今まで一人に光が当たる、タイトルが名前になるなんてソングがなかったのでびっくりしましたし、鈴花さん本人もびっくりしていました。
とにかくメンバーみんながびっくりしていましたね。ひなた坂46としてまだ3枚目で、歴史がそんなに長いわけじゃない中での名前ソングだったので。でも、他のアイドルグループの方で名前になっている歌とかは聞いたり見たりしていたので、そういうのが日向坂46にも1個できたんだなって。
今はSNSとかでバズることも大事なので、はやったらうれしいなと思います。そういう意味では、サビで「SUZUKA」とか「スージー」とか、フレーズが連続しているので覚えてもらいやすいかなとは思います。
――いつかは「MIKUNI」という曲も?
高橋:いや、いやぁ、そんな、それはちょっと…私はこんな、こう歌詞に、もう歌詞に起こせるほどの功績とか人間力はないので…。
金村:ふふふ(笑)。
高橋:でも、鈴花さんは私の推しメンなので、この曲を一緒に歌えることが純粋にうれしいですし、鈴花さんには歌とかダンスで引っ張ってくれるという信頼があるので付いていきたいです。
金村美玖、「SUZUKA」は「日向坂46の歴史に残るような曲」
――金村さんはこの曲を聞いた時、どう思いましたか?
金村:私も最初に詞を見た時にすっごく驚いて、翌日すずちゃんに『当て書きすぎるよね』って伝えたら、本人も驚いていたみたいで。
でも、ファンの皆さんの反応がすごく楽しみですよね。すずちゃんのファンの方は、今回ひなた坂46で初めてセンターを務めることになって、「どんな曲なんだろう?」ってすごくワクワクされていると思うので。まさか自分の推しメンが語られた曲を全世界の人に聞いてもらえるなんて。
しかも、ライブでこの「SUZUKA」が披露されたら、絶対にすずちゃんのことをみんな思い起こすじゃないですか。もっともっと先の話を言っちゃうと、すずちゃんがいつか卒業したとしても、「SUZUKA」という曲は残され続けていくわけで。だから、もうこの曲をもらえたことがすごくうらやましいですし、日向坂46の歴史に残るような曲なんだなと思います。
――11thシングル「君はハニーデュー」から始まった、ひなた坂46というグループでの活動はいかがですか?
高橋:今回ひなた坂46メンバーが、ついに1桁になりまして最少人数の9人しかいないんです。でも、以前から思っていたんですけど、人数が2チームに分かれることによって、(一緒に歌うメンバーが)少ないからこそ、みんながミュージックビデオで映る機会や、一人の歌割りの機会が増えたらうれしいなという気持ちがありました。
それに制作する面でも、今の立場だからこそスタッフの方に伝えられることもあるだろうし、みんなで作る意識を伝えていきたいなとは思います。
高橋未来虹、副キャプテン就任も「メンバーに信頼。不安はない」
――そして、今回は高橋さんが副キャプテンになって初めてのシングルですね。
高橋:すごく温かい言葉とか「背負いすぎないでね」とか声をかけていただいていて、良いのか悪いのか分からないんですけど、実はそんな感覚は今の自分にはないんです。もちろん、しっかりしなきゃいけない場面とかはありますけど、メンバー全員の参加意識が高いというか。
例えば、MCだったら自分がしゃべるところで終わりとかじゃなくて、みんながワイワイしゃべってくれたりとか。そういった部分でメンバーに信頼を置いているので、気持ち的には一人でどうにかしようみたいな不安とかはないです。ツアーもそうでしたけど、いい意味で背負いすぎずに、そのままの自分で楽しめたっていう感覚ではあります。
――意識しなくても助け合うグループになっているんですね。では、副キャプテンとして大事にしていることは何でしょうか?
高橋:(キャプテンの佐々木)久美さんとの連係です。2カ月しかたってないですけど、グループの未来の話をすることが増えました。内面的に久美さんとは似てない性格なので、そこの意見交換が面白かったりします。グループのための話し合いっていう、そういう真面目な時間とか結構好きなので、キャプテンと協力してできるようになったのがうれしくもあり、責任も感じます。
――金村さんは高橋さんの副キャプテン就任はどう思いましたか?
金村:たぶん、みんなが“未来虹ちゃんだろうな”って思っていたふしがあったというか。
高橋:いやいや、変です(笑)。
金村:やっぱり日向坂46の未来を担っていくのは三、四期生だと思っているし、その中で最初のひなた坂46のセンターをやっていた時とか、その座長として一人でしゃべっていた時とか、本当に格好良くて。私は“任せられるな”ぐらいのテンションで見ていたから、あまり心配することとか全然なくて。
ただ、さっきは「そんなことない」って言っていたけど、すごく考えてしまって、背負い込んでしまったり、そういう場面も今後あるかなとは思うので、そういう時は先輩たちを頼ってくれたらうれしいなとは思います。
未来に向かって明るく突き進んでいく日向坂46で
――2024年はメンバーの卒業が続いたり、四期生が躍進を見せたり…日向坂46が大きく変わる1年でした。
高橋:確かにメンバーの卒業も多かった年ではあるんですけど、一番大きいことで言うと宮崎県での「ひなたフェス2024」だったり、新しい挑戦もまた増えた1年でした。それこそ一番後輩である四期生も映画や武道館ライブ、いろんな活動をして着実に力をつけてきているので、グループの未来に不安はなくて。2025年は五期生も入ってきて新しい風を吹かせてくれると思うので、(メンバー卒業の)寂しさもありますけど、未来に向かって明るく突き進んでいく日向坂46で、いつまでもやりたいなと思っています。
金村:私は4人(加藤史帆、東村芽依、丹生明里、濱岸ひより)の卒業発表があった時に結構落ち込んでしまって、“この先どうなっていくんだろう”みたいなことで、スタッフさんに相談したりとかもしていたんです。
でも、卒業セレモニーで自分が卒業生に思いを伝えた時に、“自分がこういうネガティブな気持ちじゃダメだな”ってすごく感じて。卒業を後ろ向きなものじゃなくて、卒業生が安心して日向坂46を見られるような、未来に向けて骨組みをちゃんと自分で作っていけるような先輩になっていかなきゃいけないなって思いました。
なよなよしちゃうところがあるので、そういうのを後輩に見せず、これから入ってきてくれる五期生とかにも格好良い姿を見せて、さらにどんどん坂を上っていけたらいいなと思っています。
※高橋未来虹の高は正しくは「はしご高」
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