「乃木坂、逃避行。SEASON2」第3回に登場する林瑠奈、松尾美佑(写真左から)

乃木坂46林瑠奈＆松尾美佑が雨の松本を散策「今回は2人の旅って言ってたのに…」＜乃木坂、逃避行。SEASON2＞

2025.01.24 12:00

乃木坂46メンバーによる2人旅に密着するドキュメントバラエティー「乃木坂、逃避行。SEASON2」の第3回が、1月24日にLeminoで配信された。第3回は共に4期生の林瑠奈と松尾美佑が長野・松本へ。仲良しの同期ということで、どちらがリードするでもなく自然に笑顔があふれていく。(以下、ネタバレを含みます)

あいにくの雨もテンションは好調

今回の旅の舞台は、松尾がプライベートで何度も訪れているという長野。黒のレザージャケットにダメージジーンズを合わせた林と、ダークブラウンのコートを着た松尾の装いはかなり大人っぽい。天気はあいにくの雨だが、起点の松本駅から2人ともテンションは好調。林は関西弁も交えたあいさつで気分を上げていく。

林といえば大のぬいぐるみ好きで、仕事でもプライベートでもたくさんのぬいぐるみを連れている。この旅に連れてきたのは犬のぬいぐるみの「トミー」で、ランチタイムにカメラの前でしっかりと紹介してくれる林。横で見ている松尾が「今回は2人の旅って言ってたのに…」とツッコミを入れるところまで、ほほ笑ましい時間が流れる。

この企画は「意外な人同士で行っているイメージ強くない？」という松尾。日ごろから仲良しの林との旅なので、始まりからずっとプライベートモードでの旅が続いていく。カエルのオブジェが出迎えるレトロな「なわて通り商店街」でたい焼きを頬張り、雑貨店で好みの品をチョイス。ここで素朴なデザインの食器にひかれた松尾は「ダメ～？」と甘い声で林にささやく。「まゆたん(田村真佑)から習った」という、同期メンバー直伝の、欲しいものをねだる時のあざといテクニックだった。

夕食を手作りすることに

2人でオシャレな食器を選んでいたのは、夕食も一から手作りするため。材料の買い物に向かう車の中で、広々とした松本の街並みに林は「平屋に住みたい」と想像を膨らませ、松尾も「何か楽しい…ここに住もうかな」と気分を弾ませる。マクドナルドやマツモトキヨシも東京では想像できない広さで、普段、過密の都会で過ごしているとなかなか目にできない車窓だ。

地元の農産物を取りそろえている生産者直売所「アルプス市場」で食材をそろえていくが、干し芋を見つけた松尾は食器選びの時に続いて「ダメ？」と林にアピールするが結局買わないことに。ここではあざといアピールはうまくいかなかったようだ。すると、“公式お兄ちゃん”バナナマンの冠バラエティー番組で紹介されていた「心打たれ」という味噌タレを発見、「絶対おいしいじゃーん！」と即・購入となった。

そして、築400年の本物の土蔵をリノベーションした「蔵の宿　こでまり」に到着。和モダンな内装に2人とも「ヤバい！」を連呼していく。林はトミーをしっかりベッドに寝かせて、ぬいぐるみの“お昼寝タイム”。その間に松尾と2人でビーフシチュー作りを始めていき、画面からも食材の匂いが漂ってきそうな時間が流れていく。寒さの中でも息が白くなるのを楽しんだり、あいにくの天気でも松本の食と景色をたっぷり楽しんでの旅となっている。

◆文=大宮高史