クラスで人気者な男子の秘密を知ってしまった…猫顔女子とある意味不幸な男子の関係に「早く続き読みたい」「猫顔の矢凪さんかわいい」の声【作者インタビュー】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『僕の猫になって』をピックアップ。作者のせかねこさんが、2024年12月9日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ、7000件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事ではせかねこさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

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爽やかな大神くんの秘密

クラスメイトの大神くんが学校を休んで1週間。大神くんの家の近くに住んでいるため、プリントを届けてあげて欲しいと先生に頼まれたのは矢凪さんという女子だった。

矢凪さんは、大神くんとはあまり話したことがない。大神くんは爽やかでいつもクラスの中心にいるような、自分とは真反対な存在。1週間も休んでいる理由を考えながら、ポストにそっとプリントを入れて帰ろうとした…ところで、ちょうど家から大神くんの姉である京子と鉢合わせしてしまう。

怒涛の勢いで招かれた矢凪さんが断りきれず家に上がると、肝心の大神くんの姿は見えない。京子はケーキを買ってくると言って出掛けたため手持ち無沙汰の矢凪さんは、「みゃぁお〜」「みゃぁお〜」という猫の鳴き声を聞いた。気になった矢凪さんが猫の声がする部屋へ近づいてみると、後ろから大神くんの「見たね」という声が…。

この漫画を最後まで読んだ人たちからは、「好き…」「ねこちゃんへの愛を感じた」「かわいすぎる」「早く続き読みたい」「猫顔の矢凪さんかわいい」など反響の声が多数寄せられている。

創作のきっかけは「自分の好きなものを詰め込んで好き放題やれるお話を作りたい」という思い

――『僕の猫になって』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

自分の好きなものを詰め込んで好き放題やれるお話を作りたいと思い描き始めました。今はまだ『猫』に関する好きポイントの多い内容ですが、これからもっといろんな好き要素を足していこうと思っています。

――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあればお教えください。

現在更新中のお話を全部読んでくれた方は薄々お気付きかと思うのですが、矢凪さんには普通の人間ではない点と、実はもう一つ秘密があるので矢凪さんの言葉遣いや態度をヒントに読んでもらえるとより楽しめると思います。

――個人的に、矢凪さんが猫のように虫を捕らえるシーンがお気に入りです。特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

今回は大神さんと矢凪さんの大きな身長差を意識して描いてるので、2人が立って並ぶシーンは描いてて楽しいです。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか？

実体験を織り交ぜることが多いです。例えば大神くんには『猫顔』が好きという趣味がありますが、これは完全に私の趣味です。そうすると、自分の思想を反映させるだけでキャラクターが出来るのでキャラクターを動かしやすかったりします。

――せかねこさんの作品は、目の表情が細かく描かれているように感じます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか？

ありがとうございます！強いこだわりとかはないんですが、片目だけ細めるとか左右非対称になる目が好きです。

――今後の展望や目標をお教えください。

大きなことは何もなくていいので、自分のペースで好きな漫画を好きなように描いていきたいです。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！

私の読者さんには長いお付き合いになる方もだいぶ増えてきました。多分今回の『僕の猫になって』で「せかねこさん、また猫の話描いてる…」と思った方も多いと思いますが、それでもいつも変わらず暖かく見守ってくださって本当にありがとうございます。

もちろん、新しい作品から読み始めてくださる方のことも大好きです。

変わらず好きなことを好きなようにやり続けるので、期待しすぎず暇つぶし相手のような感覚でお付き合いくださると嬉しいです！