イチロー氏が明かす日米プロ野球チームの意外な“共通点” 「日本もアメリカも同じです」
アメリカ野球殿堂入りを決めたイチロー氏が22日にシアトルで会見に臨んだ。そこで回顧した「1995年シーズン」とは。
アメリカ野球殿堂入りを果たした元メジャーリーガーのイチロー氏が21日(日本時間22日)、アメリカ・シアトルで記者会見に出席。
過去所属したオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)の「結束力」について、秘話を明かした。
「阪神・淡路大震災」から丸30年
日本人記者から、1995年1月に発生した「阪神・淡路大震災」直後の状況を問われたイチロー氏。
当時同氏は被災地・神戸に本拠地があるブルーウェーブの中心選手で、「がんばろうKOBE」を合言葉に同年、悲願のリーグ優勝を成し遂げている。
95年シーズンについて「プロ野球チームは、チームで結束することがなかなか無い。当然ですよね、自分の成績を残さないとクビを切られてしまうから。春から秋の日本シリーズ終了まで、結束できたのはあの年だけだと思う。なかなかそんな経験はプロ野球選手はできないですよ」と回顧した。
「95年は特別な年」
日米のチームを渡り歩いてきたイチロー氏は、チームが一丸になって結束することは難しいものとも語る。
「シーズンが始まると当然結果が出てくるので、盛り上がるチームもあれば、勝てないチームは早い段階でモチベーションが下がっていく。なかなか結束できない。勝っているチームも結局、勝っているから結束している流れなんです。それは日本もアメリカも同じです」(イチロー氏)。
その上で、「95年は特別な年。春から秋まで結束し続け、結果を残した」と振り返った。
「できないことを形にする職業」
翌年にはリーグ連覇、そして初の日本一にも輝いたブルーウェーブ。
「神戸の変わり果てた街並みを見た時、自分たちが何ができるんだろうと、みんな考えました。現場に行って助けになることをやれたと思いますが、でも僕たちができるのはやっぱりプロ野球選手としての使命。優勝です」と語ったイチロー氏。
優勝は地元に大きな希望を生み、「思いが結束して、実際に結果として残った。終わった時には神戸のファンの方々みんなから感謝されました。当初は『野球なんてやっている場合ではない』という声もあり、僕らの中にもその思いがあったのですが、プロ野球選手は普通に生活していてはできないことを形にする職業なのだと実感した瞬間でもあった」と締めた。
(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)
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