村上宗隆はMLBで苦戦する? 宮本慎也氏が“打撃の修正点”を指摘「これを理解できれば…」
来季、ポスティングでMLBに移籍する可能性が高い村上宗隆。活躍の可能性を宮本慎也氏が分析する。
元東京ヤクルトスワローズの宮本慎也氏が、自身のYouTubeチャンネル『解体慎書』を更新。ヤクルト村上宗隆選手の「MLBで活躍する可能性」を語った。
【動画】宮本氏が村上選手のバッティングを語る
村上選手はMLBで活躍できる?
野球YouTuberトクサンと宮本氏が今年のプロ野球で発生した事件を振り返った今回の動画。
そのなかでスタッフが、来季オフポスティングシステムを利用し、MLBに移籍する可能性が高い村上選手の「活躍できる可能性」を質問する。
この質問にトクサンが、井口資仁氏、松井稼頭央氏、鈴木誠也選手など速球に強い選手は結果を出しているが、そうではない筒香嘉智選手は苦労していると指摘。「速球への強さ」が基準になるという見方を示した。
修正ポイントを指摘
宮本氏は村上選手は筒香選手に「そっくり」とつぶやくと、「村上はやっぱり打ち方だと思う。首からという意識が強いので、彼のアウトはゴロが多い。あれがフライばかりになると、スイングが変わってきたということ」と解説する。
その後、村上選手のバッティングに技術的な修正ポイントを指摘し、「これがもしわかったら、それは打ちますよ。これがわかって、実践して身についたら、神宮球場で60本ホームランを打てます」と持論を展開した。
MLBでも30本は打てる
宮本氏はさらに「(指摘した修正点を)理解することができれば、メジャーリーグでも30本は打てる」と力を込める。
村上選手に「教えてあげてください」と声をかけられると、「僕の言うことは聞かないでしょ。1年ちょっとで僕の19年のホームラン数を抜いてますから。言うことを聞くわけがない」と苦笑いを浮かべていた。
2024年は二冠を獲得
村上選手は2021年に初のホームラン王になると、2022年は王貞治氏のシーズン55本を超える56本を放ち、打率・打点とともに三冠王を獲得。今季も33ホームラン、86打点で二冠王になった。
日本球界での実績は十分で、松井秀喜氏や大谷翔平選手のような、長打を打てるメジャーリーガーとしての活躍が期待される。
その一方でここ2年打率が低くなっており、MLBでの活躍を不安視する声も。また、三塁の守備にも不安があり、プロで外野手の経験がないことから、「良い契約を勝ち取れないのでは」という見方も上がっている。
宮本氏が村上選手のバッティングを語る
https://www.youtube.com/watch?v=zt58K1T7GOg
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
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