大ブレイクのお笑いコンビ・マユリカ「いままでで一番スピード感のあった1年だった」、初の単独冠番組について語りつくす
2024年、快進撃を続けてきたお笑いコンビ・マユリカ(中谷・阪本)の初の単独冠番組「マユリカの東京友錠生活」が12月28日(土)に放送決定(CS放送 映画・チャンネルNECO、23:00~0:30)。3歳からの幼なじみで30年以上の時間を共に過ごしてきた彼らが、お互いの手をリング(手錠)でつながれた状態で共同生活を行う姿を楽しめるバラエティー番組。今回は友錠生活が終わった翌日にマユリカの2人にインタビュー。しんどかったことや新たな発見、また今年の振り返りなどをしてもらいました。
手錠につながれ、24時間カメラ回しっぱなし
――友錠(ゆうじょう)生活、おつかれさまでした!
中谷:ありがとうございます。でもずっと一緒だったのにまた今日もこうして会うとは…。
阪本:それはこっちのセリフです。でも終わってよかったです。
――最初に企画を聞いたときはいかがでした?
阪本:特番をやらせてもらえるということで、ありがたいなぁぐらいの感覚やったんですけど、まさかこんなにしんどいなんて。
中谷:軽くとらえていましたね。手錠につながれると考えたら分かるんですけど、こんなにしんどいかって感じでした。
阪本:ほぼ24時間カメラ回しっぱなしなんで。あまりないですよね、24時間のロケって。
中谷:昔ならあるかもしれないですが、今どきのテレビの番組ではないですよ。それに挑戦したという、本当に過酷な番組でした。
―― 一番しんどかったことは何ですか?
中谷:常にマイクをつけているんですけど、どうしても何かしていると忘れてしまうんですよ。で、ぼそっと話したことが聞かれていて、「これ欲しがっていましたね」みたいに渡されたときに、ずっと見られて聞かれているってことに気づかされて…。それが窮屈でした。
阪本:精神的なもんも大きいですが、物理的な苦痛もありますよ。やっぱり、中谷が隣におるというのが一番キツいというか。ずっと肩が触れ合うくらいの近さなんで、なんか当たるんですよ。
中谷:フフフ(笑)。まぁコンビって新幹線とかでも離れて座るし、なかなか隣り合わせになることもなくて。それを強制的にやらされるのはなかなかでしたね。ピアノの練習では、かなり近づかないと弾けなくなるんでそれも窮屈で。彼女ともしない距離ですよ。
阪本:今、思い出すと全部イヤやったかも。トイレも最悪やったし。
中谷:僕はトイレの回数が多い方で…。でもいつもの家とは違うんで、腸も空気を読んだのかちょっと控えめでした。そこは助かりましたね。
阪本:あと風呂。気持ち悪かった~。素っ裸で密着されて。片方が洗っているときに片方が湯船に浸かるみたいな感じでやり過ごしたんですが、見たくないものが視界に入ってくるんで全くリラックスできなかったです。
中谷:あんな狭いところに2人で入るって親以外とはしたことがほぼないんで、なんでこんなことしてるんやろって思いましたね。なかなかない貴重な経験でした。
改めて気づいた相方の「良いところ」とは?
――この生活をして改めて気づいたお互いのいいところを教えてください。
中谷:器用なところは助かりました。僕は利き手が奪われていたんですけど、料理とかを阪本が片手でうまいことやってくれたんで。
阪本:いいところ…いいところ……。
中谷:ちょっとその間、よくないんちゃう? 僕はスッと出たよ。
阪本:中谷のいいところ…。まぁ、いいところではないんですけど…。
中谷:あかんやん!
阪本:なんか夜寝る前にエモい話をして相方を泣かせたらポイントが入るみたいなお題があったんですが、そのときはめちゃくちゃコイツと一緒にやっていてよかったと思いました。もう涙の大フィーバーみたいな時間で。
中谷:ちょっと止まらなかったですね。
阪本:最初の1、2回は助かるなって思ったんですけど、だんだん怖なってきて。そこがいいところというか、怖かったところですね。
――お二人は幼なじみということもあり仲がいいというイメージが強いですが、その辺りはどう感じていますか?
中谷:「そう見えてんねんや」という感じです。やめてくれとも思わないし、実はあまり気にしたことはないです。
阪本:裏では話したりしないとか一緒にご飯に行かへんみたいなコンビが多い中、僕らは3歳から一緒なんで、普通に話をしたりご飯に一緒に行けるってだけで。特別仲がいいかって言われたら、他の仕事をされている人の方が同僚と仲がいいはずですよ。
中谷:そうやな。一緒に仕事をしていて休みの日に旅行に行ったりするわけやから。さすがに僕らはそんなことはせぇへんし。
阪本:なんで“仲がいい”って言われることは別に気にしていない感じです。
大ブレイクのマユリカ、「いままでで一番スピード感のあった1年だった」
――お二人が感じる、自分たちのここがウケているというところはどこですか?
阪本:ラジオ(「マユリカのうなげろりん!!」ラジオ関西Podcast)ですね。
中谷:よくも悪くも他とは被っていないと思うんですよ。よく街で声をかけてくれる人も、ラジオ聞いている人が多いんで。
阪本:でもそんなラジオも別に何も考えずにやっているんですよ。ありのままというか。展望もないし、なりゆき任せで。
中谷:それを面白いと思ってくれている人が増えているのがうれしいです。僕らのそのままを楽しんでもらえているんで。
――2023年のM-1グランプリ以降、2024年は「マユリカとおねだりフルーツジッパー」(テレビ朝日系)や「お笑い4コマパーティー ロロロロ」(中京テレビ)などテレビでの活躍も多かったですが、改めて振り返ってみていかがでしたか?
中谷:スピード感が一番あった1年でした。僕ら14年目なんですけど、ここまで早かったのは初めてかも。その代わりどっか旅行に行くとかはできなかった1年でした。
阪本:今までで一番、「もうM-1始まるの?」って思いました。この前、終わったばっかりという感覚だったんで、あっという間だった気がします。いろいろやらせていただいているうちに1年が終わったというか。
中谷:ありがたいことに僕らを番組で…と思ってくださる人が増えたというのが一番の変化かなと思います。
阪本:それはやっぱり、今年ではないですが東京に出てきたからで。大阪ではいただけない仕事をやらせてもらうことが増えたというか。水たまりから海になったという感じです。
中谷:大阪を水たまりにするなや! ヤバいな。
阪本:出会う人の数も違うし、仕事の幅も増えたし。大阪がそう思われるのはしゃーないかなと。
中谷:ただ日常ではあまり大きな違いはないです。声をかけられる機会は多少増えた気もしますが、そこまでですし。
阪本:フルーツジッパーとイベントをやらせてもらったりすると、9割5分はフルーツジッパーのお客さんなんですよ。そういう人たちにも顔を覚えてもらえたのはありがたいです。
中谷:ちなみにこの1年、振り返ったときにしんどかった仕事のかなり上位にこの番組入っているかも。
阪本:それはあるかもな。体力的にはもっとしんどいロケとかもありましたけど、これはジワジワきたんで。
中谷:陰湿な感じでイヤやった番組です。
中谷・阪本の理想は…2人の自然体を出せるラジオ感覚の番組
――2025年はどういう1年にしたいですか?
中谷:現状維持以上がいいなと思います。うまいこと仕事の忙しさはこのままかこれ以上をキープして、あとはプライベートの時間の使い方を上手にできれば。
阪本:こういう番組をもっといただけるようにしたいです。2人だけの番組がすごくありがたかったりするので。僕、人見知りなんですが、実はコイツもいっぱいの芸人がおるところでは気を遣っちゃうみたいでマンキンの自分を出すのが得意ではないみたいなんですよ。なんで、手錠はもうご勘弁という感じですが、こういう2人の空気を出す番組がもっと増えたらと思います。できれば、「うなげろりん!!」の映像版みたいなのが理想というか。2人で面白いことを見つけて、2人で楽しむことができる場ができたらと思います。
中谷:そこに時折、すごく関係性のある同期とかが来てくれて…。みたいな番組が理想ですね。
――最後に初の単独冠番組「マユリカの東京友錠生活」の見どころを教えてください。
中谷:あまり見たことがない映像が見られると思います。つながれているからこそ起こるシチュエーションがたくさんあると思うので。楽しんで見てください。
阪本:朝起きてから寝るところまでってあまり人に見せることはないので、それが見られるお得感があるかなと思います。あとはやっぱり寝る前の中谷は見てほしいです。そしてその壊れっぷりに闇を感じてください。めっちゃ怖いんで。
中谷:ヒヒヒ(笑)。
阪本:で、ちょっと心配になってもらって。
中谷:今まで出せなかったものがたっぷり出ていると思うんで。ぜひ年末、楽しんでください。
<ヘアメイク=進藤澪燿子>
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