Rain Treeとしてデビュー決定 その裏にあるメンバーと運営スタッフの心の交流が泣ける<Documentary of another IDOL3.0>
オーディション不合格者たちの“その後”を追った新感覚ドキュメンタリー番組「Documentary of another IDOL3.0 ~不合格者17名の再挑戦の物語~」の第3回が、11月15日にLeminoで配信された。同番組は、秋元康総合プロデュースの「IDOL3.0 PROJECT」で合格し、WHITE SCORPIONとしてデビューした11人ではなく、最終審査まで残りながらも、惜しくも合格できなかった17人の少女たちを追い掛けたもの。17人がFINALIST改めRain Treeとして2025年1月のデビューが決定する前、デビューを目指して奮闘してきた姿が映し出される。(以下、ネタバレを含みます)
運営スタッフに悔しい胸の内を吐露
「IDOL3.0 PROJECT」は、メタバースやNFTなどの技術を駆使して活動の場を広げるアイドル第三世代のアイドルを生み出すために秋元康が総合プロデュースを務める新アイドル創出プロジェクト。約半年にわたって第7次まで審査を行い、新ガールズグループのメンバーを決定した。
第3回では、9月8日の「WHITE SCORPION 1st ONEMAN LIVE ~初撃。~」出演後に運営スタッフから「常に悔しさを持って頑張ってほしい」と苦言を呈されたことで、自分たちの気持ちが伝わっていないことにショックを受けたメンバーたちが、スタッフに直談判するところからスタート。全員でスタッフの元を訪れ、涙ながらに常に悔しい気持ちを抱いていること、その気持ちを出さないように抑えていることなどを打ち明ける。
彼女たちの思いを受け止めたスタッフは「一切、悔しさが伝わっていないってことじゃなくて、毎回毎回『パフォーマンスで顔つきが変わってきたな』とか、『悔しい思いが伝わってくるな』とか、パフォーマンスでも見せることが大事だし、自分たちの意見ももっと言ってほしいと思う」と伝え切れていなかった言葉の真意を説明した上で、「とにかくその気持ちを持っているみんなだったら、これからもっともっと上を目指せると思うから、絶対にその気持ちを忘れずに頑張ってください」とエールを。
さらに、メンバーが“本当にデビューできるのか”という不安が拭えないことを吐露すると、スタッフは「ありがとう、言ってくれて。これだけは信じてほしいのは、ここにいるスタッフとファンの人たちは絶対にあなたたちを裏切らないし、私たちはみんな、あなたたちを信じてるから。トップに行けるアイドルになれると思っているから。信じてほしいです」と温かい言葉をかける。
デビューできるのか分からない宙ぶらりんの中で、どこに向かって頑張ればいいのか分からず、誰にも相談できずにもやもやしていた気持ちを抱えていたメンバーたちは、運営スタッフの思いに触れたことで、決意を新たにする。この出来事をきっかけにメンバーたちはどこか吹っ切れ、意識が変わる。メンバー同士でも本音をさらけ出せるようになり、チームワークがより強固に。ダンスレッスンでも、互いに助言し合いながら研さんを積んでいく。
宣材写真を撮影…サプライズでデビュー発表へ
9月18日には宣材写真を撮影し、新たにFINALISTを担当する運営体制が作られること、ドキュメンタリー番組がLeminoで配信されることが知らされ、メンバーたちはデビューに向けて着実に進んでいく。運営スタッフは「デビューに向けて頑張っていければと思っていますけど、まだそこは皆さんにはお伝えできていないので、皆さんと一緒に(デビューに向けて)頑張っていけるようにサポートしていきたいなと思っております」と語り、「ちょっとずつみんなが前に進めるように、僕らも一生懸命頑張っていくので、一緒に信頼関係を築きながら前に進んで行けたらと思っております」と伝える。
そして10月8日、ドキュメンタリー番組の制作発表会において、メンバーたちはサプライズで、2025年1月デビューの決定とRain Treeという正式なグループ名が知らされる。綾瀬ことりは「こんなサプライズをしていただけるとは思っていなかったので、素直にうれしいです。頑張ります」と涙ながらに決意をにじませ、佐藤莉華は「いつになったら目指していたアイドルになれるのかなって、目標が見えない中で頑張らなきゃいけないっていう環境で、みんなで頑張ってきて、モチベーションもなかなか保てなかったりとか、いろいろ悩みもあったんですけど、『2025年1月』って出た時に震えました」と述懐する。だが、喜びもつかの間、メンバーたちは、デビュー後の厳しい条件を突きつけられる。
アイドルの裏側を追ったドキュメンタリーでは、どうしてもメンバーたちの心情ばかりを追いがちだが、本作はデビューまでの道のりを追っているため、メンバー内のチームワークが出来ていく様子や、メンバーと運営スタッフの関係性までもが描かれ、出役だけではなく裏方も合わせたチームとしての成り立ちにも触れることができるところが他と一線を画しているといえる。
アイドルグループとはメンバーだけでなく、彼女たちを支えている普段は見えない多くのスタッフも含めた運命共同体であり、関わっている人それぞれにチームへの熱い思いがある。そんな、普段は気付かない“思い”にまで思いをはせるのも同作の魅力の一つといえるだろう。
「Documentary of another IDOL3.0 ~不合格者17名の再挑戦の物語~」の第4回は、11月29日(金)にLeminoで配信予定。
◆文=原田健
※11月11日にメンバー全員の活動名の変更が発表されたため、本文中の名前は新活動名にて表記しています。以下名前表記。
綾瀬ことり(旧:コトリ)
遠藤莉乃(旧:イチゴ)
加藤柊(旧:キナコ)
佐藤莉華(旧:サナ)
鈴野みお(旧:リンリン)
新野楓果(旧:ニイ)
橋本真希(旧:マキ)
市原紬希(旧:イチ)
吉川海未(旧:カワチャン)
永瀬真梨(旧:タマ)
朝宮日向(旧:チャイ)
水野乃愛(旧:ペロ)
片瀬真花(旧:マカロン)
仲俣美希(旧:マリオ)
黒澤禾恋(旧:ミラン)
葉山莉瑚(旧:リー)
百瀬紗菜(旧:ロゼ)
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