【漫画】「面白いまんが描かなくていい」漫画家が編集から受けた衝撃のアドバイス…タメになる作者体験談に「この話は深い」「勉強になりました」と反響
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、尾花せいごさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「ヘンシューのオコトバ」だ。10月29日時点で2万以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今作「ヘンシューのオコトバ」や一緒に掲載されている「さかゆめ」は同人誌が発行され、BOOTHにて販売されている作品だ。今回は作者の尾花せいごさんに制作の背景を伺った。
漫画を持ち込んだ先の編集から受けたアドバイスに注目
このお話は、作者の尾花せいごさんが実際に編集の方からアドバイスを受けたエピソードを漫画にされたもの。
2023年10月、とある同人誌即売会で尾花さんはある出張編集部へ持ち込みをした。そこで、その編集さんから「べつに面白いまんが描かなくていい」という衝撃なアドバイスを受ける。
「面白くなくても売れてるまんがいっぱいあるじゃん」と話す編集さん。そこから為になるアドバイスが続く……。
アドバイス以外にも担当さんの経験談を聞いた尾花さん。自分の失敗がちゃんとタメになってると気づかせてもらえたのは尾花さんにとっても大きい出来事だった。
その後もその編集さんと尾花さんの関わりは続き、編集さんからの熱い言葉を受ける……。
実際に漫画を読んだ人達からは「これは他の業界でも活かせる話だな」「なんか元気でた」「すげぇ勉強になりました」「この話は深い」「朝からいい話」「頑張りたくなった」と、いった声があがっている。
今回は、作者・尾花せいごさんに『ヘンシューのオコトバ』の制作について話を伺った。
作者・尾花せいごさんの創作背景とこだわり
――「ヘンシューのオコトバ」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
わたしはなかなか忘れっぽくて、そんな自分の備忘録としてレポまんがを描きはじめました。
出張編集部などへ足を運ぶと、編集の方からタメになるアドバイスをたくさんいただけます。
自分の作品へのフィードバックではあるのですが、創作活動一般にもつながるアツいオコトバは、自分以外の人にもタメになるのでは?と思いながらまんがを描いています。
その中でも「ヘンシューのオコトバ」は、興味深い編集さんのキャラにも惹かれ、まんがの形にすることにしました。
――「ヘンシューのオコトバ」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか?
頂いたアドバイスは録音をしました。
録音を書き起こし、できるだけ発言の意図から逸れないように表現しようとしました。
編集さんの強い言葉遣い、面白い言い回しが印象的ではあるのですが、「どういう意味か」と解説してくれている後半を見て頂けるとうれしいです。
特にまんがを描く方は、表面の言葉だけをそのまま真に受けることなく、自分はどうかなあ、こうだなあ、と受け取るくらいがいいのかなあと思います。
――普段、漫画を描く際にキャラクター設定やストーリー設定はどのような所から着想を得ることが多いでしょうか?
描きたいシチュエーション、シーンを先に思い浮かべ、そして設定を作りはじめます。
読んだ本や触れた作品をいったん心の中にしまっておいて、ふとした時に思い出したところから、創作がスタートします。
好きなものがなぜ好きなのか、好きでないものがなぜそう感じるのか、そういった「自分の心の中のなんでかな」を頭の中で転がして、設定づくりのきっかけにすることがあります。
――漫画を描く際に大切にしていることや意識していることはありますか?
読後感を大切にしたいです。
がんばろう、よかったな、優しい気持ち、前向きな気持ち、そういったものを最後に残したいと思っていることが多いです。
あとは、空気感でしょうか。
懐かしいとか、落ち着くとか、居心地がいいとか…ノスタルジックな空気を自分が好んでいるので、雰囲気作りにこだわるところがあります。
――尾花せいごさんの今後の展望や目標をお教えください。
まだまだまんがのことがわかりません。
たくさん勉強しなくてはいけないと思います。
まんがの勉強というと、絵やシナリオ、流行…外側のことへ目が行きがちですが、自分の核、思考、そういった内側のことももっと考えて、掘り下げていかねば、と思っています。
自分のことを、自分の描きたいことをわかりたいです。
そして読者の方を楽しませる方法を学びたいです。
わたしも、読者の方も、楽しくなれたらいいなと思います。
――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
待ってくださっている方へ、はやく作品をお届けしたい気持ちでいっぱいです。
作品を見つけてくれて、触れてくれて、ありがとうございます!
まだまだ邁進してまいります!
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