過去のレイラさんと現在のレイラさん。左)本人提供 右)撮影/松山勇樹

垢抜けビフォーアフターが大バズリ、元看護師の原点は幼少期のいじめ「ブスの私が喋ると迷惑」

2024.09.14 06:03
提供:ENTAME next

SNSに投稿された圧倒的「彼女風」の動画が大バズり。SNS総フォロワー45万人以上を誇るレイラさん。モデルやコスプレ活動を行いながら、つい最近までは現役の看護師として働いていたそう。彼女は一体何者なのか探っていくと辛い過去が見えてきた。詳しく話を訊いた。(前後編の前編)

――出身はどちらですか?

レイラさん 神奈川県生まれで、生後半年で宮城県に移り住んでからは、8年くらいそこで過ごしました。そこから千葉県に引っ越してきて、千葉の中でもいろんなところを転々としています。

――趣味、特技を教えてください。

レイラさん 漫画とアニメが好きなので、コスプレですかね。あとは、最近忙しくて週に1回できてるかできてないかなんですが、ゲームをするのも好きです。

――つい最近まで看護師として働いていたんですよね。なぜ看護師になったんですか?

レイラさん 母が看護師なのが大きな影響かもしれません。3年制の看護学校を卒業後、リハビリ病棟の看護師になりました。

――リハビリ病棟を選んだキッカケを教えてください。

レイラさん 実習の経験ですね。リハビリ病棟って入院期間が長い方は数ヶ月間いらっしゃるので、看護師とも過ごす時間が多いんです。その方が自分に合っているんじゃないかなと思いました。

――看護師をやっていて一番大変だった経験って何ですか?

レイラさん コロナのクラスターが発生したときですかね。インフルエンザなら看護師であればみんな対応したことがあるんですけど、コロナの対応は例外なく全員が初めてでした。対応の仕方が定まってないので大変だったんです。たとえば緊急で患者さんのもとに行かなくちゃいけないのに、防護服を着てから病室に行くんです。時間も足りないし、人も足りないから夜勤の人数を増やさないといけないので個人の休みが少なくなったのもあり、体力の面で疲れました。

――そんな生活をしていたんですね。体調は崩しませんでしたか?

レイラさん 崩しました。ただ滅入るとしたら同じ看護師との人間関係の方が多いですよ(笑)。

――人間関係ですか。

レイラさん 看護師ってそもそも看護学生のときにメンタルを鍛えられるんです。学校もそうだけど実習先の先生が厳しかったり、いじめもあったりするので。基本メンタルが強くないと学校自体を辞めてると思います。

――レイラさんもいじめを受けたことがあると。

レイラさん ありますよ。1ヶ月丸々無視されてました(笑)。他の先輩方が心配してくれていたので、3年と4ヶ月働けましたね。

――やるせないですね。SNS活動を積極的に始めたのはいつごろですか?

レイラさん 看護師1年目は忙しすぎて、余裕もなくそんなことやってられなかったので、SNSに力を入れ始めたのは2年目からだと思います。――具体的にどんな活動からスタートしたんでしょう。

レイラさん まずは、TikTokを始めました。フォロワーが伸びてきて、ありがたいことに撮影依頼をいただくことが増えたので、積極的に受けています。

――一番バズったなと思う投稿を教えて下さい。

レイラさん ドッと増えたのは今年の1月くらいですね。好きなインフルエンサーさんを参考にした彼女風の動画がキッカケで増えました。

――フォロワーが増えて、心境の変化はありましたか?

レイラさん 自意識過剰かもしれませんが自分に可能性を感じましたし、自信が持てるようになりました。元々はイラストレーターになる夢があったんですが、現実を見て看護師を選んだ部分も大きいんです。そんな自分がまさか、モデルをやらせてもらうことがあるなんてという気持ちですね。

――子供時代からのビフォーアフターの動画もバズっていましたね。変化がスゴいと。

レイラさん TikTokの二つ目の動画で投稿したんですが、自分から出さなかったら後々見つかって炎上しそうだなと思ったんです。

――当時どんな性格だったか覚えていますか?

レイラさん 内気で恥ずかしがり屋でした。お話しすることも好きでしたが、それを隠して生きてました。

――なぜ隠したかったんでしょう。

レイラさん 自分が可愛くないって自覚してたから喋らない方がいいと思ってました。私が話すと迷惑かかるなと。

――それはいつから感じていたんですか?

レイラさん 中学2年生からですね。引越してきたばかりで、最初はバイ菌扱いされたり、「あいつブスだよな」と陰口を言われていました。それで自分を隠すようになったんですけど、さすがに中学3年生になった頃には、クラスに溶け込めるようにはなったんです。

――自身ではコンプレックスを感じていましたか?

レイラさん 当時はコンプレックスどころか、全部駄目だと思っていました。日常的に「ブス」と言われていたので、どうやっても受け入れられなかったですね。当時の写真を見た人で「綺麗じゃん」と言ってくださる人もいるんですが、正直、気を遣ってると感じてしまいます。でも、高校に入ってから、自分を出して我慢しない生き方をした方が絶対楽しいなと思ったんですよね。性格の面もそうですけど、外見も意識して整えるようになっていきました。

――変わろうと思ったキッカケがあったんでしょうか。

レイラさん クラスに憧れの女の子がいたんです。その子と同じグループになりたい、釣り合うためには綺麗で可愛くならないといけないと思いました――どのタイミングで「自分変われたな」と思えましたか?

レイラさん 高校2年生でメイクを覚えて、眉毛を整えるようになったし、髪の毛にも気遣うようになりました。

――それだけで見た目も雰囲気も変わりそうですね。

レイラさん 全然違いますね。あとダイエットもしましたね。

――努力した結果、今があるんですね。ちなみに中学生のときの友人と、今も付き合いはあるんですか?

レイラさん 狭く深く人付き合いするタイプなので多くはないですが、ありますよ。地元の子たちの間では、「可愛くなった」と噂になってると聞いて、嬉しく思っています(笑)。

――SNSで「AIみたい」と言われることも多いと思いますが。

レイラさん 「AIみたいでかわいい」って言ってくださる方がいればいいですけど、「AIだろ!騙すな」と批判されるのが大半。「実際の顔が見てみたい」とも、すごく言われるんですよ。正直、そういうコメントは傷つきます。

――真実はなかなか伝わらないですね。では、垢抜けたいと思っている人にアドバイスするとしたら、なんと声をかけますか?

レイラさん 垢抜けたら人生変わるよって言いたいです。私もこうなれたので!今の努力が大事だと思います。

――具体的に何から始めればいいのでしょう?

レイラさん メイクとダイエットの2つだけでだいぶ変わりますね。細かいこと言えば眉毛で印象がすごく変わると思います。

――ありがとうございます。最後に垢抜け成功したレイラさんの今後の目標は?

レイラさん 抽象的になるんですけど、友達や、お世話になった先輩が、自慢できるような人物で、かつ中学生のときに私をいじめてた人が、「あのときもっと優しくしておけばよかったな」と後悔するような、そんな人物になりたいです。

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