

【漫画】敵対した相手は全員自分と同じ顔…戦隊ヒーローのレッドが、異世界で冒険する様子を描いた漫画に「めっちゃ面白い」「アニメに期待しかない…」の声

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、『月刊少年ガンガン』にて連載中、および2025年1月よりアニメ化が決定している『戦隊レッド 異世界で冒険者になる』より『最近流行りのマルチバースに乗っかったら地獄になった』をピックアップ。
作者である中吉 虎吉さんが2024年8月17日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、1万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、中吉 虎吉さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
異世界に転生してしまった戦隊ヒーロー
主人公は戦隊ヒーロー・キズナファイブのキズナレッド・浅垣灯悟(あさがきとうご)。悪の組織・秘密結社ゼツエンダーとの最終決戦で絶縁王と相打ちとなり、死んだかと思われた彼は異世界へと転生していた。異世界にも困っている人がいることを知った灯悟は、ヒーローとして人々を助け、異世界で冒険者となる。そして強い冒険者を探していた魔導士イドラと出会い、仲間と共に旅をしていた。
千年前に勇者の仲間であった狂化学者に会うため、亜人の国に来ていた灯悟達。その狂化学者は、元の世界で敵対していたウラギリスであった。ウラギリスは、自身が作った改造亜人らに灯悟達を襲わせるが、簡単にやられてしまう。灯悟たちとの戦いで負傷した改造亜人からは、ツギハギ博士(ウラギリス)が地獄のようだった亜人の国を、その頭脳によって楽園にしたと聞く。
ウラギリスが“亜人の救世主”だと言う亜人達に驚く灯悟だったが、ウラギリスは亜人の国を手に入れた理由は、魔王を倒すのに必要不可欠な素材である幻の亜人“ドッペルゲンガー”を手に入れるためだ、と言う。
そしてウラギリスは、研究の集大成として改造ドッペルゲンガー“ドッペルアナザー”を召喚する。その姿はどれも灯悟に似ており、それぞれが戦隊ヒーローへと変身するのだった。あまりの急展開に驚きを隠せない灯悟。ウラギリスは、この4人は全員並行世界の灯悟の姿だと説明する。
ウラギリスは“ドッペルアナザー”達に、灯悟達を追い出すように命じる。個性豊かな4人と戦う灯悟達たちだったが、遅れてその場に到着したイドラを見ると4人は一斉にイドラに駆け寄り、戦いは終結してしまうのであった。彼らの案内でウラギリスの元に到着した一行。ジェノサイド・メカギリスという兵器で戦おうとしたウラギリスだったが、そこへドッペルアナザー試作1号が登場し、メカギリスを一瞬で倒してしまう。その1号の別名は“バッドエンド”。彼のいる世界にはイドラもティルティナももういないということがわかるのであった。
作品を読んだ読者からは、「めっちゃ笑ってしまった」「そこ拾ってくる!?ってネタで特オタ湧かせつつ、ギャグから一転ドシリアス匂わせて締めるエピソード、めっちゃ面白い」など、反響の声が多く寄せられている。
作者・中吉 虎吉さん「この作品でしか出来ない事を…」
――『戦隊レッド 異世界で冒険者になる』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。
最初は全く別のヒーロー物のプロットを編集さんに送ったところ「コレを異世界物にしてみませんか?」と言われたのがきっかけでした。
最初は流行り物に乗っかる事に抵抗があったのですが、「異世界物は一過性の流行り物ではなく確立された一つのジャンル」という友人の助言や、ハマってしまうほど面白い異世界物に出会えたお陰で異世界物への考え方が変わり、自分なら異世界物をどう描くか?と想像するのが楽しくなった事で生まれたのが今作です。
――今作を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。
特撮作品を好きな読者さんだけでなく、特撮を知らない読者さんにも楽しんで頂けるよう、異世界物・漫画媒体だから出来る事や特撮ネタ以外の好きな要素も混ぜ合わせ、この作品でしか出来ない事を模索しながら作品作りをするように心掛けています。
ですがその反面、作品の性質的に万人受けは難しいとも思っているので、迷ったり煮詰まったりした時は"私はこう言うのが好きです、付いて来れる人だけ付いて来て下さい”の精神で好きな方向に全力で吹っ切れる事も大切だと思っています。
――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
第5話冒頭のレッドが絆を求める理由についてシルバーが言及する回想シーンです。
主人公をただの熱血絆馬鹿のレッドではなく、“寂しがり屋だからこそ誰よりも絆に執着している”という本質を持った“浅垣灯悟”というキャラクターにしたかったので、この回想シーンでようやくその片鱗を描けたかと思っています。
それから単行本6巻のキズナレッドバースやバッドエンド戦の話は“浅垣灯悟”のターニングポイントであり、連載が続いたら絶対にやりたいと思っていた内容だったので、それらが収録されている6巻は全体的にお気に入りです。
――Xの投稿には「めちゃくちゃ熱いな」「久しぶりに笑いが止まらなかった」「もうアニメに期待しかない…」など、多くの反響がありました。このような反響をどう感じておられますか?
嬉しさ4割:プレッシャー6割といった感じでした。
好意的な意見や感想は本当に嬉しいのですが、作画も話作りもまだまだ未熟な作品だと思っているので、一歩間違えばその評価は容易に反転してしまうだろうというプレッシャーを感じました。
――中吉虎吉さんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
この作品でやりたいネタや描きたいエピソードがまだまだ沢山ありますので、それら全ては難しいかも知れませんが、出来る限り描き切ってみせたいと思います。
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
ここまで続けて来れたのも支えて下さる皆様との絆のお陰です。
作者自身もレッドやイドラ達と共に成長して行きたいと思いますので、コレからも応援して頂けたら幸いです。
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