#25が放送された「MLB's ON FLEEK」

松井秀喜&大谷翔平選手、野茂英雄&ダルビッシュ有投手の新旧データ分析に西岡剛「この数字の差は解説がむずかしい」<MLB's ON FLEEK>

2024.08.27 11:00
#25が放送された「MLB's ON FLEEK」

2024年シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた情報番組「MLB's ON FLEEK」#25がABEMAにて8月23日に放送され、レジェンド日本人MLB選手と現役選手のデータを分析した。

#25では

#25では、日本人選手で初めて30本塁打に到達した松井秀喜と、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の打撃成績を解析した。通算打率では、松井が4442打席で打率.282、大谷選手が2853打席で打率.280とわずかに松井が上回る結果になり、ゲストで元MLB選手の西岡剛は「大谷選手のニュースばかり見ているから、上回っていると思っていた」と驚きの声をあげた。

また、打席に占める三振の割合をくらべると、松井が13.6%に対し、大谷選手は25.7%と倍近くの差があると出たデータに、番組MCのさや香の石井は「大谷選手は4回に1回は三振ってことか……」と反応すると、西岡は「この数字の差は解説がむずかしい。松井さんの時代とくらべて、投手の球が速くなっている」と選手を取り巻く環境が変化し続けていることを伝えた。

さらに、ホームランの打球方向割合では、松井は80%近くをライト方向に放ち、レフト方向には2%に満たない数字に対し、大谷選手はセンター方向がライトよりもわずかに高く、レフトにも15%の割合で放つなど、同じ左打者でもデータがまったく異なっていることを紹介した。西岡は「松井さんは一般的なホームランバッターの数値。大谷選手は、球場でいちばん深いセンター方向でも放りこめるという自信があるんだと思う。これによって、引っ張らないホームランも多いと感じる」と分析した上で、「もし日本だったら、松井さんも大谷選手みたいな数値が出ると思う。MLBはスゴい投手が多いので、ホームランを打とうと思ったら、松井さんのようにライト方向に引っ張らないといけなくなる」と推測した。

また、MLBジャーナリストのAKI猪瀬は「松井さんと大谷選手の共通点はあるようでない」と続けて、「松井さんはメディアとの距離がものスゴく近かった。オフには記者をメンバーに加えた草野球大会を毎年、開催したり、自分のユニフォームや洋服をあげたりしていた」とふり返っていた。

「獲るのがいちばんむずかしいタイトルは」

さらに、日本人MLB選手のパイオニアである野茂英雄と、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手の投球成績を分析した。ふたりの共通点は驚異の奪三振率にあり、シーズン最高防御率でもともに2点台という異次元の成績を記録している。

与四死球率では、野茂が4.17に対し、ダルビッシュ投手が3.23という数字を紹介すると、西岡は「このふたりの場合は、制球が定まらなくて四球になったのではなく、勝負した結果の四球。レベルの高い数字で、『四球』という言い方がふさわしくない印象を受ける」と称賛した。

奪三振率では、野茂の8.73に対し、ダルビッシュ投手が10.61とずばぬけている。球種別投球割合を深掘りすると、ダルビッシュ投手は10種類もの球種を投げ分けていることが明らかとなる。さや香の新山が「打者が球種をしぼれずに三振するということ?」と質問すると、対戦経験のある西岡は「判断できなくてふり遅れたり、打者が『やられた!』という三振が多い」と証言した。

加えて、MLBにまつわる衝撃的な数字を紹介する「MLB算」のコーナーでは、歴代の日本人MLB選手が獲得した「投手と打撃のタイトル」は、どちらも4つずつであることを伝えた。

さや香の新山は「獲るのがいちばんむずかしいタイトルは、何?」と疑問を浮かべると、西岡は「100%本塁打王です」と断言する。2023年シーズンに大谷選手が日本人選手として初めて本塁打王を獲得したことに触れ、「僕は日本人どころかアジア人が獲る日が来るとは思わなかった」と語っていた。

関連リンク

関連記事

  1. 新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    WEBザテレビジョン
  2. 東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    WEBザテレビジョン
  3. <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    WEBザテレビジョン
  4. 松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    WEBザテレビジョン
  5. ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    WEBザテレビジョン
  6. 瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    WEBザテレビジョン

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 森香澄、週刊誌に張り込みされていた「解せない」掲載内容とは
    森香澄、週刊誌に張り込みされていた「解せない」掲載内容とは
    モデルプレス
  2. 日テレ後藤晴菜アナ、愛娘の写真大量公開「ユニフォーム姿可愛すぎ」「成長を感じる」の声 夫はサッカー三竿健斗選手
    日テレ後藤晴菜アナ、愛娘の写真大量公開「ユニフォーム姿可愛すぎ」「成長を感じる」の声 夫はサッカー三竿健斗選手
    モデルプレス
  3. Hey! Say! JUMP知念侑李「いたジャン」新企画始動「ビリスク」現場潜入で“同級生”山田涼介&志田未来と仁義なき戦い
    Hey! Say! JUMP知念侑李「いたジャン」新企画始動「ビリスク」現場潜入で“同級生”山田涼介&志田未来と仁義なき戦い
    モデルプレス
  4. 郷ひろみ、91歳母を顔出し公開 バースデー祝福・手繋ぎショットに反響「笑顔がそっくり」「オシャレ」
    郷ひろみ、91歳母を顔出し公開 バースデー祝福・手繋ぎショットに反響「笑顔がそっくり」「オシャレ」
    モデルプレス
  5. 森香澄、不安だった「ANN0」出演で救われた有名芸人からの言葉「自分が恥ずかしい」
    森香澄、不安だった「ANN0」出演で救われた有名芸人からの言葉「自分が恥ずかしい」
    モデルプレス
  6. timelesz松島聡、マリウス葉さんと2人でUSJへ「撮影してくれるマリ最高」「空気感素敵」と反響
    timelesz松島聡、マリウス葉さんと2人でUSJへ「撮影してくれるマリ最高」「空気感素敵」と反響
    モデルプレス
  7. Hey! Say! JUMP中島裕翔、実弟と藤井 風ライブへ 2ショットに「弟もイケメン」の声
    Hey! Say! JUMP中島裕翔、実弟と藤井 風ライブへ 2ショットに「弟もイケメン」の声
    モデルプレス
  8. 山田裕貴『ANN』、59歳母の登場に反響 「声かわいい」「アナウンサーみたい」
    山田裕貴『ANN』、59歳母の登場に反響 「声かわいい」「アナウンサーみたい」
    Sirabee
  9. 元ギャルママモデルの日菜あこ、スーパーを3軒回るも1つも購入できなかった物「早く元に戻ってほしい」
    元ギャルママモデルの日菜あこ、スーパーを3軒回るも1つも購入できなかった物「早く元に戻ってほしい」
    ABEMA TIMES

あなたにおすすめの記事