「菊池風磨構文」話題のtimeleszオーディション、メンバーが求める条件 “厳正審査”の理由は…

「歌詞忘れてるようじゃ無理か。歌詞はね、入れとかないと」──。timelesz（タイムレス、旧:Sexy Zone）の新メンバー募集オーディションの一部が公式YouTubeで公開。菊池風磨の独特な言い回しが話題を呼んでいる。

オーディションを審査するtimeleszメンバーは強い思いで臨んでいるようで...。

【関連記事】timeleszオーディション、突きつけられる「厳しい条件」　募集要項に書かれていないことも...

Netflixでも配信予定のオーディション

旧セクゾは、2011年に菊池、佐藤勝利、松島聡、中島健人、マリウス葉の5人でデビュー。だが、2022年にマリウスが旧ジャニーズ事務所（現:STARTO ENTERTAINMENT）を退所し、今年3月31日には中島がグループを卒業（※事務所には残って個人で活動）した。

4月1日にグループ名をtimeleszに改名し、新メンバー募集オーディションの実施を発表。6月から選考が開始し、9月13日から2025年初めまで、Netflixで「timelesz project-AUDITION-」を配信予定だ。

「菊池風磨構文」が話題に

7月16日から、timelesz公式YouTubeで選考の一部が公開。ある候補者が歌唱中に歌詞を忘れてしまった際、菊池が冒頭の言葉を投げかけた。「◯◯ないようじゃ無理か。◯◯はね、◯◯しておかないと」という菊池の独特な言い回しはネット上で拡散され、ファンの間で「菊池風磨構文」として話題を呼んでいる。

9日には、「なんでtimeleszに応募しようと思ったか？」という質問に「自分の力試し」と回答した候補者に対し、「力試しだとしんどいかもしれない」と、バッサリ切り捨てる菊池の姿が映し出された。佐藤、松島も厳しい表情を浮かべており、メンバーの本気度が窺える。

3人はオーディションに特別な思いで臨んでいて...。

厳しい姿勢を見せる理由

多くの候補者が門を叩くが、今回のオーディションはtimeleszメンバーにも特別なようだ。

「菊池さんら3人は10代で華々しくデビューましたが、苦しい時期も経験しています。中途半端な気持ちではアイドルとして活動できないことを誰よりもよく知っています。今後、自分たちと同じステージに立つ候補者にも、その覚悟があるか確かめているのでしょう」（テレビ局関係者）。

こうした熱い思いがあるからこそ、選考でも厳しい姿勢で臨んでいるのだろう。

メンバーが求める条件は...

公式サイトによれば、主な応募条件は「日本で活動可能な18歳から30歳までの男性」「芸能プロダクション等の芸能活動を行う団体に所属していない方（STARTO ENTERTAINMENT所属のタレント及びジュニアは応募可）」「未経験者も歓迎」と記載されている。候補者に求められる条件は厳しいものになりそうだ。

「一定レベルのダンスと歌唱力に加えて、timeleszの活動に対する“共感性”も求められるでしょう。Sexy Zone時代の活動を踏まえた上で、3人と一緒にどんなグループにしていきたいか、そのために自分はどう貢献していくかを伝えなければ、合格は難しいと思います」（前出・テレビ局関係者）。

新たなメンバーと共に、timeleszはどんな道を歩んでいくのか──。

執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『夫の家庭を壊すまで』（テレビ東京系）、『しょせん他人事ですから～とある弁護士の本音の仕事～』（同系）、『ブラックペアン シーズン2』（TBS系）。