福岡のレンタカー店が物議 「5時30分妻が旅立ちました」と不幸を匂わせすも実際は…

「5時30分妻が旅立ちました」「早すぎるよ」などと投稿　誤解を招くと批判の声

福岡のレンタカー店「さくらレンタカー」（登録者数11万人）の近藤拓範社長は8月8日、会社の公式Xに

5時30分妻が旅立ちました
46歳です
妻が20歳の時から付き合い始めてもう26年来の付き合いです
苦労ばかりかけてましたのであっちで楽しんでください
早すぎるよ(´；ω；｀)

と投稿。投稿には空港の管制塔の写真が添付されており、投稿してまもなく「言葉がありません　お悔やみ申し上げます」とコメントしたユーザーに「妻は私を置いて子供たちとタイに旅立ちました 朝早くに送っていきましたって話です」と真意を説明しています。しかし「こういうのはやめて欲しい」「オモロいと思って書いてんのか？「釣りにしても悪趣味すぎますよ」「冗談とかブラックジョークやとか思ってんかも知らんがあまりにもセンス無さすぎて草」と、「旅立ちました」＝「死別した」と捉えかねない文章に批判の声が殺到。現在までに2400万回以上表示されるなど物議を醸しています。

「『旅立ちました』って言ったら旅行なんですよ」

その後、9日に近藤社長はYouTube生配信を実施。背景に「謝罪」という文字を映しながら生配信をおこないました。

配信開始後まもなく、「いつもライブ聞いている人とかは、こいつはこういうやつだからなっていうのが分かると思うんですけど、わからない人がたくさんいらっしゃるので」「『傷つきました』とか『不謹慎だ』とか言ってる人たちがいるので、私なりの解釈でお話しできればと思います」と述べる近藤社長。「旅立ちました」という表現が誤解を招くといった指摘に対して、「（「旅立つ」を）辞書で調べると、基本的に旅立ちましたって、旅行に行くとかそういうことなんですよ」「隠語の方で、死ぬっていう意味も含まれるっていうぐらいの補足なんですけど」「一番最初『旅立ちました』って言ったら旅行なんですよ」とコメント。

写真は飛行場の管制塔の写真にしてましたし、妻の年齢も上げてたし、（中略）「46歳でした」っていう過去形にしてたら本当に死んだことなんですけど、そこは「僕46歳です、妻が20歳の時から付き合ってます、あっちに行ったら今まで苦労しかかけてないから楽しんでくださいね」（という意味）

と釈明します。そして「すごいなと思って、叩き方が」「文句言いたい人直接電話してこいよ」と不満を口にします。また、「僕があげたばっかりの時に本当に勘違いした人には申し訳ないと思うけど、その時にネタですっていうこと入れてるので、普通に分かることかなと僕は思うんすけどね」と口にします。

亡くなったと考えてか「泣いた」とコメントしたユーザーに対しては、「自分の好きな芸能人とかだとちょっとくるものがあるのかもしれないけど」「他人のために泣ける人たちってすげえなと本当に思いますね」と語る近藤社長。その後、Xのポスト内にあった「早すぎるよ」の意味を問われ「（空港へ）送る時間が」と笑いながら回答。12時に仕事から帰ってきたにもかかわらず、4時半に起きて空港へ行ったためだと説明しています。

その後も、Xの投稿は単なる「言葉遊び」であったことを繰り返し強調つつ持論を展開する近藤社長。「謝罪」の字幕は「謝罪しないといけない人がいたら謝罪しますっていう意味です」と説明し、自身の非が明確である場合は相手にきちんと謝罪するものの、それ以外は現時点で謝罪するつもりはないことを断言しています。時にはタバコを吸いながら持論を述べるとともに、執拗に批判コメントをしてくるユーザーを批判しています。そして自身は逃げも隠れもしないため、何か言いたいことがある場合は電話をかけてくるよう呼びかけています。

コメント欄には「人間性出てるね、、、哀れ」「いい歳して事の善し悪しが解らないとか完全に終わってますね」「タバコ吸って謝罪」と批判の声が寄せられるとともに、X上でも「YouTubeに誘導？」「謝罪という文字をバックに全く謝罪のないクズ動画」といった声が上がっています。