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萩原利久“蒼佑”の危ういフラグにドキドキの視聴者、ラストで「あぁぁぁ」と悲鳴<降り積もれ孤独な死よ>
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成田凌主演のドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信) の第5話が8月4日に放送された。灰川邸事件の真犯人を追う冴木(成田)。そんな中、1人で行動する冴木の弟・蒼佑(萩原利久)に漂う不穏な空気に、視聴者の緊張がピークに達した。(以下、ネタバレを含みます)
予測不能な結末へ誘うヒューマンサスペンス
同ドラマは、原作・井龍一、漫画・伊藤翔太による同名コミック(講談社)をベースに、オリジナル要素を付け加えて映像化。
13人の子どもたちの白骨死体が見つかった、通称・灰川邸事件から7年。一人の少女の失踪事件をきっかけに、灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び浮かび上がる。過去と現在、2つの事件の謎が降り積もる中で真相が紐解かれていく、スリリングなヒューマンサスペンスだ。
凄惨な事件を捜査する主人公の刑事・冴木仁を成田、冴木の前に現れる謎の女性・蓮水花音を吉川愛、事件が起きた屋敷の持ち主で容疑者でもある灰川十三を小日向文世が演じる。ほか、冴木の先輩刑事・五味明日香を黒木メイサ、冴木の後輩刑事・鈴木潤を佐藤大樹(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、花音と同じく灰川邸に住んでいて生き残った子どもであり、冴木の腹違いの弟である瀧本蒼佑を萩原利久、2024年の現代パートでの週刊誌記者・森燈子を山下美月。
冴木が真犯人の手掛かりを追う中、蒼佑はある人に会いに行く
第5話も2017年の灰川邸事件が物語の主軸となった。屋敷に飾られていた絵画が、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」からゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」に替わっていたことに気付いた冴木と花音。訪れた屋敷で花音は“顔に傷がある男”の銃弾がお腹に当たり、出血性ショックで意識不明だったが、意識を取り戻し、冴木は五味の協力も得て絵画を手掛かりに真犯人を追うことに。
画商から「真珠の耳飾りの少女」は、グイド・レーニの「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」を元ネタにしたという説があると教えられた冴木たち。「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」に描かれているのは、虐待していた父親を殺した少女だという。
また“虐待”というキーワードにつながった。そんな中、蒼佑は自分と冴木を虐待していた父親のことを聞きに親類に会いに行った。そこで教えてもらったのは、父親の父、蒼佑からみれば祖父も気性が荒く、気に食わないことがあるとすぐに手が出る人だったということ。悲しくもやはり虐待は連鎖していたのだ。
その帰り道、冴木に電話するも留守電になっていたため、「結局、親父も俺たちと同じだった。それで何か、兄貴と話したくなって」とメッセージを残した。
暴力を断ち切ろうとしている蒼佑。ただその思いだけで、特に怪しい描写があるというわけではないのだが、なぜか不穏な空気がまとわりつく。それを感じた視聴者からSNSで「ずっと怖いんだけど」「なんか嫌な予感する」「さっさと帰りなさい!!」「家で電話しよう」「単独行動やめてー」と心配する声が続々と上がった。
蒼佑に視聴者から心配の声が続々
そのころ、冴木の元には灰川の葬式を終えた花音が屋敷で見つけた灰川の日記が届けられていた。読み進めると灰川に実の息子がいたことが書かれており、その名前は“ジュン”だった。また、五味の聞き込みで絵画「我が子を食らうサトゥルヌス」を蚤の市で買った人物が判明。それはなんと後輩刑事の鈴木“潤”だった。
灰川の実の息子が鈴木であるとはまだ明確ではないし、凶行の意図もまったく見えないが、前話までの流れで、視聴者の考察で怪しむ声が高まっていた人物でもある。
すると、物語に大きな動きが。夜道を歩いていた蒼佑が拉致され、拉致した人物は、鈴木だった。
SNSには「フラグすごかったから覚悟してたはずだけどヤダーーー」「鈴木…蒼佑…え~いやだ!来週が怖くて見れないんですけど」「あぁぁぁ蒼佑」「お願い、この子だけは助けて」「生きててくれ」と悲鳴に近い投稿が相次ぐ反響となり、タイトルがトレンド入りした。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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