朝倉未来 VS 平本蓮戦、手越祐也の国歌独唱が取りやめに両選手が反発平本はDMで手越に辞退要求

2024.07.22 22:10

提供：ユーチュラ

7月22日、RIZINが公式Xを更新し、28日開催の「朝倉未来」（登録者数337万人）VS「平本蓮」（同9万人）戦で予定されていた「手越祐也」（同133万人）の国歌独唱を中止すると発表しました。

国歌独唱に朝倉と平本が反発

手越は、20日に放送された『超RIZIN.3 全力・感動・勇気・挑戦生放送スペシャル』（テレビ埼玉）にゲスト出演。その中で、RIZINの運営サイドからのサプライズオファーにより、国歌独唱が決定していました。

ところが国歌独唱をめぐっては、選手本人から反発を招くことに。朝倉はXに

俺はRIZINフェザー級のベルトを取りに行くから、あのベルトはいらない
盛り上げるために気を利かせてくれた運営には感謝します
試合前の国家斉唱とかはなしにしてください
リングに上がったらすぐ戦いたい

と投稿しました。

対戦相手の平本も、

国歌斉唱、手越だけはやめてください
国歌斉唱もいらないし
ケラモフ戦の深田えいみばりに絶対にいらないっす
それなら朝倉未来の君がいればを聴きたいです
対応よろしくお願いします

と、運営側のアカウントをメンションしていました。

さらに平本は、インスタグラムのDMを通じて手越本人に連絡したことも公表。その中では、

ファンなので本当に国歌斉唱をやめてください
この試合に余計な飾りはいりません。
今からでも辞退してください。
物語があなたのせいでたるんでしまう。
ファンなのに憎しみを持ちたくないです。
絶対に国歌斉唱は辞退してください
よろしくお願いします。

と綴られていました。

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国歌独唱を取りやめ

これを受け、SNSでは手越起用への批判が続出したようで、22日、RIZIN運営はXを更新し、国歌独唱の取りやめを発表しました。

RIZINは、「この一戦が少しでも世間の耳目を集め、より多くの方々に見ていただく方策として、このようなオファーをし、手越さんにはご快諾をいただいておりました」と説明。

しかし運営サイドからの説明不足もあり、選手から「大きな反発」を招いた上、「選手からの一方的な発信に乗じた人たちから手越さんへ直接、誹謗中傷やヘイトメッセージが送りつけられる事態」となったとし、「本当に申し訳なく思っております」と謝罪しました。

騒動となったことを受け、手越側と話し合いをした結果、手越から辞退の申し出があったとのこと。

RIZINは、本来であれば「試合周辺のプロモーションや盛り上げは選手ではなく弊社の判断で決めることという認識」だと前置きした上で、「ここまでのネガティブな様相になってしまったにもかかわらず、手越さんや手越さんのファンに悲しい思いをさせてしまったことを押し通して、これを完遂するという判断には至りませんでした」とコメント。「弊社の選手管理や本件の進め方に落ち度があったことで、手越さんにこのような思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げる次第です」と、改めて謝罪しました。

手越からは「『二人には最高の試合をしてほしいと思っています』と寛大なお言葉をいただきました」として、手越への誹謗中傷やヘイトをやめるよう呼びかけ、「責められるべきは弊社である考えています」と綴っています。

今回の出演辞退を受け、PPVを購入していた手越のファンに対しては返金を受け付けるとのことです。

発表を受け、朝倉はXを更新し、

関係者の方々、対応ありがとうございます
俺は俺の仕事を全うする
盛り上がり最高潮のまますごい試合見せる

と綴っています。