独占無料放送された特別番組「6／28 超RIZIN.3 超キケンな運命の決戦1ヶ月前SP」

朝倉未来選手＜超RIZIN.3＞1ヶ月前特番で平本蓮選手戦について「打撃でKOねらってます。準備運動がてらにはおいしいな」

2024.07.02 12:00

日本最高峰の格闘技イベントRIZINが、7月28日（日）にさいたまスーパーアリーナにて開催し、ABEMA PPV ONLINE LIVEにて全試合生中継される「超RIZIN.3」を、より楽しむことができる特別番組「6／28 超RIZIN.3 超キケンな運命の決戦1ヶ月前SP」が、ABEMA SPECIAL3チャンネルにて6月28日に独占無料放送された。

「超RIZIN.3」開催まで残り1か月となる6月28日に独占無料放送された「6／28 超RIZIN.3 超キケンな運命の決戦1ヶ月前SP」には、RIZIN CEOの榊原信行、“格闘好き”のチュートリアルの福田充徳、日本格闘技界の盛りあげ隊長である元格闘家で解説者の大沢ケンジ、本大会の注目ファイターのひとりであるYA-MAN選手が登場。さらに、本大会のメインカードとして平本蓮選手と対決する朝倉未来選手、鈴木千裕選手の代わりにボクシング界のレジェンドであるマニー・パッキャオ選手と対戦することが急きょ決定した安保瑠輝也選手も緊急出演した。

朝倉未来選手は

まず、最初に登場した朝倉選手は、現在のコンディションについて「(試合は)明日でもできますよ」と余裕の表情を見せ、体重についても「さっき計ったら72キロくらいだったんで、余裕です」と答えた。

また、平本選手との対戦を受けた理由について、朝倉選手は「僕も中途半端な状態で試合に臨んで良くない戦績を残していたので、世間の評価も下がっている状態だと思う。そんななかで平本は、楽な相手だけど盛りあがるから、準備運動がてらにはおいしいなって」と語り、「ぜんぜん打撃でKOねらってます、打撃で負けると思ってない。キックボクシングだと変わると思うけど、タックルありきだったら選択肢、増えるでしょ？　ぼくはあいつのタックルなんて気をつけていない、ぜんぜん倒せると思ってる」と試合に向けての意気込みも明かした。

そして、現在のモチーベーションについて、朝倉選手は「上がってますよ、もちろん。ぜったい負けられないし、死んでも負けたくない」と、さらに気になる“引退発言”についても「今は毎日、自分が強くなってる実感があるから、ベルトも欲しいと思ってるけど、平本に負けたら最後じゃないですか？　あいつは引退しないと思うけど、重みが違います。俺は本当に引退します」と改めて宣言した。

「本当にワクワクしてます」

続いて、番組内では安保選手がZOOM出演し、急きょ決定したパッキャオ戦への想いを明かした。まず、緊急オファーを受けた時の気持ちはと聞かれた安保選手は、「本当にワクワクしてます。鈴木選手の代打として試合に出させてもらいますが、鈴木選手の試合への気持ちも強いと思うけど、世界のスーパースター・パッキャオ選手に全力でぶつかって、俺は倒しにいきます」と語る。

また、現在のコンディションについて、安保選手は「6月のスダリオ選手との試合でケガもあったけど、治ってきたタイミング。この前、UFCのショーン選手とボクシングのスパ―リングもして、必要以上に休んでないので、コンディションはすごくいいです」と答えた。

また、パッキャオ選手の印象について、安保選手は「フィリピンの英雄であり、世界のスター。本当に強い、いろんな要素の強さがある。ボクサーってメイウェザーがそうですけど、ディフェンス重視にして、もらわずに自分が当てて勝つタイプが多いけど、パッキャオ選手は自分から仕かけてくる」とパッキャオ選手の強さを認めつつも、「とにかくこれをものにしたい、ぜったい勝つつもりでいます。パッキャオ選手、僕は(パワーが)落ちてると思ってない。だから勝てるとかではなくて、僕はメイウェザー相手でも倒されない自信がある。師匠とつちかってきたボクシングを証明したいと思います」とあくまでも勝利にこだわる姿勢を明らかにした。

その安保選手に対し、榊原CEOは「6月のスダリオ戦は体重差のある試合で、(安保選手も)だいぶダメージがあった。でも、次の日に足を引きずりながらの状態で、『今回はありがとうございました』って会いにきてくれた。そういう気持ちもうれしいけど、その時に『僕とパッキャオどうですかね？』って。このメンタルは、ある意味、僕らからすると頼もしい」と明かしていた。