“大人漫画”オマージュしたMVが1000万再生を突破 Xでは絵柄めぐる議論も
シンガーソングライター「こっちのけんと」(登録者数14万人)の楽曲「はいよろこんで」が、6月26日までに1000万回再生を突破しました。
MV「はいよろこんで」が1000万回再生
アーティスト「こっちのけんと」とは、俳優の菅田将暉の弟として知られる人物です。代表曲「死ぬな!」は現在までに1500万再生を記録。レトロな雰囲気のMVを数多く制作しています。
今年5月27日に公開された楽曲「はいよろこんで」は、「この世界に生きるすべてのいきづらい人」に向け、現代に生きる社会人の躁うつに対してSOSを出すことをコンセプトに作られたもの。こっちのけんとは概要欄に
ハートギリギリをキープして有耶無耶に生きてやりましょう
と綴っています。
歌詞中にはモールス信号で「トントントン・ツーツーツー・トントントン」とSOSを発信する部分があり、その歯切れの良いリズムが広く受け入れられたよう。6月末にはこのリズムを利用したMADがX上で流行しました。
26日、リリースから約1カ月で1000万回再生を達成したこっちのけんとは自身のXで、
リリースから31日というスピード感に眩暈がしておりますが、街で声をかけていただいた方の明るい声や、友人や家族からの言葉で実感してまいりました。応援してくださって本当にありがとうございます
と喜びと感謝を述べました。
ちなみに本楽曲は、現在までに1308万回再生を記録しています。
昭和40年代の「大人漫画」をオマージュ
MV「はいよろこんで」の特徴的なアニメーションは、マルチクリエイターの「かねひさ和哉」(同11万人)が手掛けたもの。かねひさ和哉は、いわゆる「大人漫画」のような作風のイラストを描くことで知られます。大人漫画とは、1930~1960年代にかけて日本の漫画の本流であった、風刺とユーモアを主題とした大人向けの漫画のことを指します。大人漫画の多くはペンとインクを使ってケント紙に書かれ、セリフも手書きでした。今回のMVのキャラクターや絵のタッチからもそうした雰囲気が漂っています。
ところがこのMVは、大人漫画当時の独特な画風をありありと表現しているためか、一部ネットユーザーから特定作品のパクリではないかと批判されることに。これに対しかねひさ和哉は自身のXで、
特定の作家の絵柄を模倣しているというよりかは、昭和30~40年代の大人漫画や広告美術のスタイルを自分なりに再解釈したうえで包括的にオマージュしているつもり
特定の作家の盗作だという反応がよく来るので、どうすればよいのだろう…
と、戸惑いと共に自身の制作方針を説明し、
特によく来るのは『サザエさん』『コボちゃん』『フジ三太郎』のパクリだ、という反応。その感性は否定しないけど、そういう人は、一度1960年代の週刊漫画誌を読んでほしい。その基準だと全員がお互いをパクリあってることになってしまうことがわかるはず
と反論。Xでは
あれだけたくさんあった、あの時代の大人漫画が今やほぼ完全に絶滅してしまったせいだろうな。それを掘り起こしてオマージュなりパロディなりする戦略が受け手に理解できない
作品に対する理解の解像度が低い人や知識の無い人ほどなんでも「パクリ」と言うんだよな
といった議論が飛び交うこととなりました。
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