小田井涼平、極上のビーフシチューに「ほぼステーキです!」

小田井涼平、極上のビーフシチューに「ほぼステーキです!」西洋文化感じる港町・函館で見せた“隙”のコミュニケーション

2024.06.06 12:00
小田井涼平、極上のビーフシチューに「ほぼステーキです!」

小田井涼平がMCを務める「小田井涼平のあい旅」(毎週木曜夜8:00-9:00、BSJapanext<263ch>)。5月30日の放送回では、前回から引き続き北海道・函館を訪問。津軽海峡を一望できる絶景温泉に癒され、函館を代表する老舗洋食店の極上ビーフシチューに舌鼓を打った。

インフィニティ風呂で小田井は感嘆「本当に海に入ってるみたい!」

登別温泉、定山渓温泉とならんで北海道の三大温泉郷のひとつに数えられる「湯の川温泉」。古くから親しまれ、年間約130万人が訪れる名湯だ。函館空港から車で5分ほどの好立地にある道内屈指の温泉街に、小田井がやってきた。

温泉街に足を踏み入れた小田井は、旅館やホテルが多く立ち並ぶ風景に「すごいね!お宿博覧会みたいになってる」とワクワクしたようす。「海に近いからか、海にちなんだ名前のホテルが多いね」とあたりを見渡しながら、今回のお目当て「湯の浜ホテル」へ入っていく。

「湯の浜ホテル」は津軽海峡の目の前にあるホテル。客室からは雄大な津軽海峡の景色をひとりじめすることができる。なかでも、同ホテルの自慢はその絶景を十二分に活かした露天風呂だ。

津軽海峡の海岸を間近に望む露天風呂“大洋”は、大海原まで繋がったような感覚になれる「湯の浜ホテル」自慢の“インフィニティ風呂”。一面が海岸に向かって開いており、部屋の端まで広がる湯船のふちが海岸線に溶け込んでいるように見える…という演出だ。そんな絶景風呂を間近に、小田井は「うわ〜ものすごい潮のかおり!波打ち際すぐそこやで!波が引く音と寄せる音がよく聞こえる」と入る前から興奮が抑えられない。

温泉に浸かると「あ~これはいいわ~」と感嘆のため息を漏らす小田井。お湯を肩から腕にかけて馴染ませると、その湯ざわりを「なめらかにまとわりついてくる、とろみを感じるお湯」と表現した。

湯の川温泉は、別名「鉄の湯」とも呼ばれている。ナトリウム塩化物泉、カルシウム塩化物泉を豊富に含むため、保温効果が高く湯冷めしにくいという特徴を持つ。オーシャンビューを眺めながら、体の芯までじっくりと温める時間はこの上ない贅沢だろう。

波の音と心地よい風を感じながら、小田井は「本当に海に入ってるみたいやわ。これは贅沢」と海岸線を眺める。大海原に溶け込んでいく感覚を楽しみながら、癒しのひとときを過ごした。

極上のビーフシチューに絶賛

続いて小田井が向かったのは、創業1879年で145年もの歴史を持ち、函館を代表する老舗洋食レストラン「五島軒」。同店は東京「上野精養軒」、新潟「イタリア軒」に並び、“日本三大洋食軒”と称されている。

5代目社長に迎えられながら、入館する小田井。「どうもこんにちは。今日はよろしくお願いいたします!」と飾り物の鎧へ深々とお辞儀をかます小ボケに、社長が「そっちじゃないです…」と控え目にツッコむ。「あぁ、こちらでしたか!」と挨拶しなおしてから「しょうもないボケをしましてすみません…」と自虐する小田井のお茶目さによって、場の雰囲気が一気にゆるんだようだった。

はじめに案内してもらったのは、五島軒の歴史を学ぶことができるメモリアルホール。江戸時代からという由来を持つ展示品の数々に、小田井は「ここは博物館?」と驚きを示す。平成元年には現在の上皇ご夫婦が来館され、「リッチ鴨カレー」を召し上がられたこともあるのだとか。そのときに上皇ご夫婦がご使用された食器やカトラリーも、「他では使うことができない」と大切に展示されている。

メモリアルホールをあとにした小田井は2階へ。観音開きの扉を開けて、上皇ご夫婦が当時実際に食事をした「王朝の間」へ入っていく。モザイク調の白黒タイルや水晶のシャンデリアなどのきらびやかな空間に、小田井は「うわ!社交界…」と独特の表現を漏らしつつも厳かな雰囲気に圧倒されていた。

歴史ある部屋で小田井がいただいたのは、五島軒自慢のメニューである「カニクリームコロッケ」。ナイフを入れると、なかにカニの身がびっしりと詰まっていることが確認できる。ひとくち食べた途端に小田井の口元はゆるみ、しばらく無言のままじっくり味を堪能。よほどの感動だったのか、天を仰いで「うまい!これうまい!」と何度もシンプルな感想を口にする。

五島軒カニクリームコロッケは、ベシャメルソースが鍵。北海道産の牛乳とバターに加え、カニとの親和性が抜群な「魚のブイヨン」がなめらかな口当たりと濃厚さをあわせ持つソースを作り出す。こだわり抜かれたカニクリームコロッケの上品な味わいについて、小田井は「カニの風味がもはや口に入れた瞬間、噛む前から広がっているんですよ」「で、噛んだ瞬間に味がぶわっといくので、ぎっちり詰まっている感じがありますね」と分析しつつ褒めちぎるのだった。

続いての料理は「五島軒ビーフシチュー」。料理がサーブされた瞬間、小田井はまず「これは思ってたのと違いますね!これすっごい贅沢よ。ほぼステーキです!」と肉の大きさに驚く。言葉のとおりステーキで出せるレベルの厚みを持つ肉がゴロゴロとよそられており、広がる香りも抜群。さっそくお肉を食べた小田井は、「お肉のホントに旨味がぎゅっと詰まった感じ」「お野菜の“良い部分”がものすごく出てて、なんかそれがね、全体をまろやかな感じにしてくれてる」と恍惚とした表情を浮かべる。

こだわりが詰まったデミグラスソースは具材が溶けきるまで煮込み、極上の旨味だけを抽出したという手間暇をかけて作られた贅沢な逸品。3日間も煮込んで作り上げるというから脱帽だ。極上のデミグラスソースをパンにつけて食べた小田井は、思わずフッと笑みを漏らして「これよ!パンとの相性最高!」と絶賛するのだった。

「小ボケ」を活用しながら、距離を縮める小田井

今回の旅でもさまざまなシーンで場を和ませ、盛り上げていた小田井の小ボケ。小田井本人は「しょうもないボケをして…」と謙遜していたが、ウケてもスベっても相手との距離を縮めることには成功する小田井の必殺技だ。

たとえば金森赤レンガ倉庫の函館オルゴール堂では、アンティークオルゴールの楽曲に「純烈の曲は入ってないですか?」ととぼけてみせた場面。森商店woodsでホッケフライカレーの異色な組み合わせに「ホッケにした発起(ホッケ)人ですか?」とサラッと聞く場面。そして五島軒に入館するやいなや、社長の代わりに飾り物の鎧に「どうもこんにちは!」と挨拶する場面…。

ボケることで相手を笑わせ、「ちょっとちょっと…!」とツッコませる余地を残したコミュニケーション。その本質は初対面の相手と距離感をグッと縮めるためのツールだが、本人の茶目っ気もあっていやらしく見えないのがまたニクい。今後の旅でも、どこかで飛び出すであろう“人と触れあうための”小ボケ。単純な言葉だけではなく、随所から優しさがあふれる小田井のコミュニケーションに期待したい。

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