世界最多登録のYouTubeチャンネルが5年ぶり交代ついにMrBeastが世界一に「ピューディパイの復讐を果たした」

2024.06.02 20:50

提供：ユーチュラ

日本時間6月2日、アメリカのYouTuber「MrBeast（ミスタービースト）」の登録者数が2億6700万人を突破し、世界最多の登録者を持つYouTubeチャンネルとなりました。

Tシリーズとの登録者数争い

製作費を4億円以上かけた『リアルイカゲーム』など、大規模で型破りな企画で知られるアメリカのYouTuberミスタービースト。2022年7月に登録者1億人を達成すると、同年11月に「PewDiePie（ピューディパイ）」（同1億1100万人）を抜いて、個人として世界最多の登録者を持つYouTuberとなりました。

しかし、これはあくまでも「個人として」最多であり、純粋に世界最多の登録者を持つのは、インドの音楽レーベル「T-Series（Tシリーズ）」（同2億6600万人）でした。

Tシリーズは2018～2019年にかけ、当時世界一の登録者を持っていたピューディパイと激しい登録者争いを繰り広げた末、世界一となり、以降5年間にわたって世界で最も登録者の多いチャンネルの座を維持していました。

そんなTシリーズとミスタービーストの登録者の差は、昨年春の時点では1億人もありました。しかしMrBeastが猛追。両者の差が1200万人まで迫った今年4月、Tシリーズは「Unite & Create History（団結して歴史を作ろう）」と題する動画をYouTubeに投稿し、インドの視聴者に向け、チャンネル登録を呼びかけました。

するとこれに対しミスタービーストは、XでTシリーズの投稿を引用すると「Naw, subscribe to me instead（いや、代わりに私に登録して）」と返信しました。ミスタービーストは5月17日には、Xで「I challenge the CEO of T-Series to a boxing match（TシリーズのCEOにボクシングマッチで挑む）」と投稿。自身とTシリーズの登録者を並べて比較した画像を添付しました。

ピューディパイとTシリーズの登録者争いは社会問題まで引き起こし、「Great Subscriber War（大登録者戦争）」と呼ばれましたが、今回それから6年ぶりにトップ争いが勃発。「第2次大登録者戦争」の様相を呈することになりました。

関連記事
・YouTubeで「第2次大登録者戦争」が勃発
・ついにトップ交代！世界一の登録者数を誇るピューディパイが敗北宣言
・総額1億7000万円世界一のYouTuber・MrBeast、26歳の誕生日にテスラ26台のプレゼント企画を発表