内田雄馬、千葉翔也、内山昂輝、鈴木崚汰ら集結、特別番組「TVアニメ『WIND BREAKER』放送直前開幕式」開催

2024.04.09 13:00

特別番組「TVアニメ『WIND BREAKER』放送直前開幕式」が、4月4日の第1話の放送直前にABEMAアニメチャンネルにて独占放送され、桜遥役の内田雄馬、楡井秋彦役の千葉翔也、杉下京太郎役の内山昂輝、柊登馬役の鈴木崚汰らメインキャスト4名が集結。本作の魅力や役作りについてたっぷりと語ったのに加えて、「WIND BREAKER予習クイズ！てっぺんとるのは誰――!?」「防風鈴・ほめほめチームワークチェック」などのゲームも行った。

「WIND BREAKER」

人気ヤンキー漫画「WIND BREAKER」の初のテレビアニメ放送直前に放送された本番組では、ストーリーやキャラクターを紹介していく。キャスト陣がアフレコの裏話を交えながら、それぞれの役作りについて語った。ケンカは弱いが、素直で明るいムードメーカーの楡井秋彦役の千葉は、「楡井は、一見、弱虫っぽく見えるんですけど、“自分を変えたい”って気持ちがちゃんとあるので、切りこんでいく強さはあるんです。根っこに強くなりたいっていう気持ちがあるので、そこの一貫性は持たせたいなって思って演じています」と明かす。

また、屈指の武闘派でありながら、“ボウフウリン”の総代・梅宮一にいつもふり回され、胃薬を手放せない苦労人の柊役の鈴木は「僕のなかで明確に、柊の声がオーディションの時から浮かんでいたんです」と切り出し、「声をしゃがれさせるというか、低く強さもありつつ、でも胃が弱いところがあるのでハリのある感じではなくて……」と武闘派で苦労人な柊を演じるこだわりポイントを語る。

また、寡黙な性格で、梅宮に対する過剰なまでの忠誠心を持つ杉下役の内山は、杉下について「無口キャラはいろいろとやらせてもらってきたんですけど、ここまで無口かっていうくらいのキャラクター」と続けて、「本当に言いたいことしか話さないんだなって思うくらい口数が少ないので、これまでのキャラとは違うレベルでひと言に対する重みは重要にしていかないといけないなと、ひと言ひと言大事に演じています」と寡黙な杉下だからこそのセリフの重みについて語っていた。

そんななか、ケンカで“てっぺん”を目指すべく、超不良校へとやってきた主人公の桜遥を演じる内田が、桜の意外な注目ポイントを明かす。桜について、強さの裏にせん細な部分も持ちあわせていると語った内田だが、「注目してほしいところ」と聞かれた際には、「食べているところがかわいい！」とまさかの回答が飛び出し、3人から総ツッコミが入る。その後、「ケンカをしているところもそうですけど、心根の素直さが桜のいいところだったりするので、そういうホッとできる瞬間にも注目してもらえたらうれしい」と桜のギャップの魅力を語った内田に、3人は納得する。

加えて、「(現場では休憩中にも)本当にずっとしゃべってます」という和気あいあいとしたアフレコ現場での雰囲気や、鈴木が「期待していただいていいですよ」と話す作品の注目シーンなども語られた。

「WIND BREAKER予習クイズ！てっぺんとるのは誰――!?」

また番組内では、「WIND BREAKER」にまつわる穴埋めクイズで対決する「WIND BREAKER予習クイズ！てっぺんとるのは誰――!?」や、古今東西ゲームのリズムにあわせ、指定された人のことをひたすらほめていく「防風鈴・ほめほめチームワークチェック」などのコーナーも行われ、「防風鈴・ほめほめチームワークチェック」では、ほかのキャストからひたすらほめられるだけではなく、自分のこともほめなければならないという恥ずかしいゲームに、4人から「えぇぇぇ」「しんどい……」と不満の声があふれる。

そんななか、内山が指名されると、「芝居心がすてき」「ノリをあわせてくれる」「映画などの知識が豊富」などの“ほめほめ”攻撃に耐える姿や、自身で「やさしい」と恥ずかしそうにつぶやく内山に、3人は大いに喜ぶ。結果、2ターン目にして早々にアウトとなり、内山は「これ、自分では無理だって!!」と撃沈してしまう。

しかし、それでは終わらず、さらにその後、後輩3人から「自分の理解を高める素晴らしい企画じゃないですか」「逆に内山さんを抜いて、内山さんのほめほめずっとやる？」とイジられ、「もういいよ！　みんなの分やろうよ」とめずらしくタジタジの内山に、スタジオは笑いに包まれた。

最後に視聴者へメッセージを届けた鈴木は、「これだけキャスト同士、仲良く楽しく収録させていただいています。その空気感が『WIND BREAKER』という作品のなかにも落としこめたらすてきなことだなと思いますので、ぜひ楽しんで見ていただけたらうれしいです」。

内山は「『WIND BREAKER』の映像を見ていただくだけで、目がとっても楽しい作品になっております。今後、キャラクターもたくさん登場しますので、お気に入りのキャラクターを見つけていただければと思います。よろしくお願いします」。

千葉は「お芝居でかけあうことで、それぞれのキャラクターの良さがさらにさらに倍増しているんじゃないかなと現場で感じていました。みなさん、ぜひ、それも感じていただければと思います」。

内田は「漫画で読んでいても、各キャラクターが生き生きと描かれていましたが、テレビアニメでもより、このアニメーションのなかをキャラクターたちが縦横無尽に駆け回っていて……そこで巻き起こるドラマにほん弄されながら“ボウフウリン”のみんなで歩んでいく姿に胸を打たれ、とにかく熱くなれる作品だなと思います。ぜひみなさん、『WIND BREAKER』をいっぱい楽しんでください！」と熱いメッセージを送っていた。